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中国リポート

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 7月22日、河北省の正定国家卓球訓練基地で集合訓練を行っていた国家女子卓球チームは、当初の予定を切り上げて北京に帰還した。集合訓練は当初、26日に終了する予定だったが、21日夜になって急きょ重要な式典への出席要請が入ったとのこと。

 なお、21日には最後の部内対抗戦を開催。郭躍は試合に出場しなかったが、張怡寧・王楠・李暁霞(補欠)の3名からなる五輪代表チームが、14日の部内対抗戦と同じように男子選手3名が加わった男女混成チームと対戦。すべてのゲームが9-9からスタートする超・変則マッチながら、五輪代表チームが勝利を収めた。ゲーム終盤での競り合いの中で、対応力を高めるための訓練だろう。

 「集合訓練の当初の目的はすでに達成できた。オリンピックに出場する選手たちは次第に調子を上げており、確かな手応えを感じている」とは施之皓監督の弁。部内対抗戦での成績も順調なだけに余裕の発言か。あとは怖いのは故障だけ、8月1~4日に、五輪会場の北京大学体育館で最後の調整訓練が行われる。

Photo:中国女子初の五輪3大会連続出場となる王楠。現役生活の最後に背負った勝利の十字架は、とてつもなく重い