スマホ版に
戻る

中国リポート

トップニュース中国リポート
★★★ 男子第7節 ★★★
[魯能中超電纜 3-0 天山万杰隆]
[浙商銀行 3-2 寧波北侖海天]
[八一工商銀行 3-1 海寧皮革城鵬翔]
[江蘇江南電纜 3-2 遼寧錦州万通]
[四川全興 3-1 江蘇華都琥珀]

◎若手中心で大健闘の魯能中超電纜。注目の一戦!
[魯能中超電纜 3-0 天山万杰隆]
○楊暁夫 -11、12、6、-11、9 唐鵬
○張継科 6、-7、7、-6、8 許シン(日+斤)
○楊暁夫/江天一 8、10、-8、8 唐鵬/高礼澤

「超級リーグを2倍楽しく観る方法」はいかがでしたか?
今後も「番外編~超級リーガーのフトコロ事情」など、超級リーグに関する情報を随時アップしていく予定!
 さて、超級リーグに詳しくなってきたところで、リーグも中盤戦に入った第7節の結果です。

 2敗のチームが横一線で並び、混戦模様の超級リーグ男子の中で健闘が光るのが魯能・中超電纜。このチームは昨シーズン3位の山東魯能と、6位の江蘇中超電纜の合同チームのような形になっている(ホームは江蘇省)。
 超級リーグは昨年まで「魯能杯」という冠がつけられ、山東魯能は男女とも超級リーグを代表するチームだった。05年のシーズンは孔令輝・劉国正・蒋澎龍、昨シーズンは王皓・李廷佑(韓国)などの強豪選手が在籍している。しかし、今年のメンバーは上の対戦表からも分かるようにかなり地味。「断トツの最下位候補か?」と思われたが、これまでの健闘ははっきり言って予想外だった。6勝1敗と好調なダブルスが、この躍進のひとつのポイントだろう。
 チームのエースは、ザグレブ大会代表にも選ばれた右シェークドライブ型の張継科(チャン・ジィカ)。陳杞、王建軍らを下してシングルス9勝3敗は見事な成績だ。4番手に29歳のベテラン・郭刻歴がいるが、この張継科が19歳、2番手の楊暁夫が21歳、中国香港に移籍した江天一が19歳と、レギュラー3人の平均年齢は20歳を切っている。勝利を重ねて選手たちが自信をつけていけば、優勝戦線を賑わす存在になるかもしれない。

 その他の試合では、八一工商銀行が海寧皮革城鵬翔を3-1で撃破。エースの王皓を2点起用した八一工商銀行に対し、海寧皮革城鵬翔はエースの王励勤を初めてダブルスに起用。王皓に2点取られるのを覚悟でラスト勝負のオーダーを組んだが、ダブルスで王励勤/沙陳武が完敗し、チームもショックの残る敗戦となった。寧波北侖海天もエース馬琳がトップで敗れ、早くも今季3敗目。

Photo上:張継科、次代のホープのひとりになるのか
Photo下:ゲームオールの接戦で張継科に敗れた許シン(日+斤)。06アジアジュニア3位の左ペンドライブ型