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中国リポート

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 2008中国超級リーグ、第1ステージで4位以内に入ったチームによる第2ステージ準決勝。11月11日、ドロー抽選により、その組み合わせが決定した。試合はすべて3試合制(2試合先取)で行われ、第1ステージで順位が上のチームが3試合中2試合をホームで行うことができる。ホーム&アウェーの分配は違うが、プロ野球のクライマックスシリーズ・第1ステージ(2位と3位の対戦)と同じような形式だ。
 男子準決勝のドローは左図のようになった(クリックで拡大)。

 第1ステージ1位の上海冠生園は、同3位の寧波北侖海天と対戦。第1ステージの対戦は以下のとおり。

[寧波北侖海天 3-1 上海冠生園]※第3節
 呉尚垠 -7、-8、-9 王励勤○
○馬龍 -8、3、5、6 高礼澤
○呉尚垠/呉ハオ 5、-9、8、10 高礼澤/許シン
○馬龍 8、-6、7、10 王励勤

 第1ステージでは寧波北侖海天が勝利しているが、上海冠生園はこの敗戦から6連勝。エース王励勤もグッと調子を上げ、固定した許シン/張洋のダブルスが5勝1敗と大活躍。現時点では、上り調子の上海冠生園がわずかに有利か。
 勝負の鍵はやはりダブルス。また、ラストは許シン(上海)対呉ハオ(寧波)になる可能性が高く、この対戦ならば左ペンドライブ型の許シンがかなり有利。上海冠生園としては、馬龍に2点取られることは覚悟の上で、残りの3点を確実に取りに行く作戦になるだろう。

 準決勝のもうひと試合は、第1ステージ2位の魯能中超電纜と、同4位の浙商銀行の対戦。こちらの第1ステージでの対戦は…

[浙商銀行 3-2 魯能中超電纜]※開幕戦
○馬琳 7、11、5 唐鵬
 水谷 -9、-9、-10 張継科○
○水谷/張超 1、12、-4、5 柳洋/周シン
 馬琳 -5、-9、-7 張継科○
○張超 8、3、-9、10 周シン

 エース馬琳が張継科に完敗したものの、浙商銀行が勝利を収めている。
 浙商銀行としては、第1ステージで完敗した上海冠生園に比べ、魯能中超電纜ははるかに戦いやすい相手だろう。ダブルスの水谷/張超が確実に勝利できれば、馬琳vs相手の二番手とラスト張超で残りの2点を取り、たとえ接戦になっても勝利の方程式は成り立つ。7:3で浙商銀行が有利と見た。第1ステージでシングルス1勝5敗だった水谷隼は、シングルスでも実力をアピールしたいところだ。

また、5位以下の対戦カードは以下のとおり。
★第2ステージB組
四川全興 vs. 江蘇江南電纜
★第2ステージ下位リーグ
1. 八一工商銀行 2. 錦州銀行 3. 海寧皮革城鵬翔