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中国リポート

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 2008中国超級リーグ、女子第2ステージ準決勝のドローは左図のとおりだ(クリックで拡大)。

 女子第1ステージで1位となった山西大土河華東理工は、4位の魯能・路安集団と対戦。第1ステージでの対戦では魯能・路安集団が勝利している。

[魯能・路安集団 3-1 山西大土河華東理工]
 彭陸洋 5、3、-4、-8、-10 郭炎○
○李暁霞 10、5、11 帖雅娜
○彭陸洋/李楠 9、-9、7、6 饒静文/劉娟
○李暁霞 6、5、-8、9 郭炎

 現世界ランキング1位である魯能・路安集団のエース李暁霞は、山西チームのエース郭炎といえども止められないだろう。山西チームとしては、とにかくダブルスは必勝、残り3点を総力戦でもぎ取るしかない。ユニバーシアード4冠王の饒静文が単複で活躍すれば、活路を見出せるはずだ。

 女子第2ステージ準決勝のもうひと試合は、遼寧鞍鋼vs.八一工商銀行。第1ステージでの対戦はラストまで回る接戦となった。

[遼寧鞍鋼 3-2 八一工商銀行]
○唐イェ序 5、-6、8、8 曹臻
○郭躍 9、-18、7、8 文佳
 唐イェ序/常晨晨 8、-8、-10、-5 木子/文佳○
 郭躍 10、-11、-8、-8 曹臻○
○常晨晨 6、9、-9、7 木子

 ともにエースが1敗を喫する予想外の連続だったが、ラストを遼寧鞍鋼の常晨晨が締めて遼寧鞍鋼が勝利している。
 遼寧鞍鋼の助っ人・唐イェ序は同じ異質速攻型には非常に強く、再び曹臻との対戦になれば、十分に勝ち星が計算できる。郭躍が2失点することは考えづらく、唐イェ序が単複いずれかで1点を取れれば、遼寧鞍鋼がグッと有利になってくる。ダブルスが強い八一工商銀行は若い選手が多いだけに、当たりがつけばどこに勝ってもおかしくない爆発力はある。遼寧鞍鋼の有利は動かないが、なかなか興味深い対戦になりそうだ。