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中国リポート

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☆2007超級リーグ女子 ~第9節までの順位
1. 北京首創(8勝1敗)    6. 上海電信理工(5勝4敗)
2. 遼寧鞍鋼(7勝2敗)    7. 河北金能(4勝5敗)
3. 深セン長園新材(7勝2敗) 8. 重慶康徳遠景(2勝7敗)
4. 山東魯能(6勝3敗)    9. 八一工商銀行(1勝8敗)
5. 北大方正(5勝4敗)     10. 江蘇麗華快餐(0勝9敗)

 北京首創、遼寧鞍鋼、山東魯能の3強に対し、深セン長園新材が7連勝で一気に突っ走った前半戦。しかし、選手層の厚さから言っても、後半戦になるほど3強の優位が際立ってくるだろう。深センが優勝戦線に残るためには、下位のチームに取りこぼしをしないことが絶対条件だ。
 一方、最下位は全敗で前半戦を終えた江蘇麗華快餐。2-3の試合を5試合落としている。シェークドライブ型の林菱はすでにピークを過ぎ、カットの范瑛とペン粒高攻守の陳晴は変化に慣れられて勝ち星が伸びない。スポンサーの“麗華快餐”は有名な宅配弁当チェーン。「ネットや電話で注文すれば、30分以内にお届け」してくれるのだが、チームのほうも現在の所は「当たると美味しい」チームになってしまっているようだ。

超級女子メンバー表はコチラ

☆個人成績 (勝率)
◎女子シングルス
1. 劉詩ブン(深セン長園新材/14勝3敗)
2. 張怡寧(北京首創/11勝2敗)
3. 李暁霞(山東魯能/8勝1敗)
4. 王楠(遼寧鞍鋼/7勝1敗)
5. 曹幸ニィ(深セン長園新材/6勝1敗)
6. 賈君(河北金能/9勝3敗)
7. 郭躍(遼寧鞍鋼/10勝6敗)
8. 孫晋(北大方正/6勝3敗)
9. 馮亜蘭(北大方正/2勝0敗)
10. 周芳芳(深セン長園新材/2勝0敗)
※帖雅娜(上海電信理工)5勝6敗、郭炎(北京首創)4勝5敗

◎女子ダブルス
1. 孫晋/高曦(北大方正/6勝1敗)
2. 李暁霞/彭陸洋(山東魯能/4勝0敗)
3. 陳晴/張暁武(江蘇麗華快餐/4勝1敗)
 ※郭炎/丁寧(北京首創)5勝2敗、王楠/常晨晨(遼寧鞍鋼)4勝5敗

 シングルスでは深セン長園新材の快進撃を支えた劉詩ブンが勝率トップ。実力のある選手が順当に上位に来ているが、世界ランク4位の郭炎はやや不調か。世界チャンピオン郭躍もまだ本調子とはいかない様子だ。
 この中で国際的には無名なのが6位の賈君(ジァ・ジュン)。1986年6月17日生まれの21歳。今シーズンは郭躍、帖雅娜、姜華君、彭陸洋に勝っている。2003年に国家1軍チーム入りしているが、もっと国際試合に起用されてもおかしくない選手だ。しかもモデル並みの美人選手で、中国女子チームでは間違いなくナンバーワン(!)。ブログにはプライベート・フォトが満載なので、興味のある方は頑張ってたどり着いてみてください(もちろん中国語です)。

Photo=上から劉詩ブン、張怡寧、李暁霞。シングルス勝率のトップ3