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中国リポート

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 ただいま中国は春節(旧正月)のお休みで、卓球界も休止状態。それほど大きなニュースもないということで、久々の「韓国リポート」。1月6~11日、韓国・京畿道の龍仁市室内体育館で開催された、第62回全国総合卓球選手権の結果を団体戦と個人戦に分けてお伝えします。

〈男子団体〉●準決勝
三星生命 3-0 大宇証券、農心三多水 3-2 KT&G
●決勝
[三星生命 3-1 農心三多水]
 柳承敏 8、-5、10、-8、-3 李廷佑○
○李鎮権 14、-9、8、5 韓知敏
○柳承敏/尹在栄 9、7、5 李廷佑/韓知敏
○朱世赫 3、2、5 ジョ・ジフン
 尹在栄 -- 金ガンウ

 男子団体戦では、北京五輪代表の柳承敏・尹在栄、そして朱世赫を擁する三星生命が、層の厚さで他チームを圧倒。第59回大会以来の4連覇という偉業を成し遂げた。決勝ではトップで柳承敏が敗れるという厳しいスタートになったが、2番以降は危なげない戦いを見せた。(農心三多水のオーダーで、李廷佑と韓知敏が1・2番のシングルス、3番のダブルスに続けて出場しているが、大韓卓球協会の記録をそのまま掲載する)。
 準優勝は世界ランキング30位の李廷佑がチームを引っ張る農心三多水。金擇洙が総監督を務め、実力上昇中の大宇証券と、呉尚垠がエースのKT&Gが3位に入った。ちなみに農心三多水の三多水は、大手食品会社の農心が発売しているミネラルウォーター、KT&Gは韓国唯一のタバコ製造会社だ。

〈女子団体〉●準決勝
大韓航空 3-2 三星生命、ソウル市役所 3-2 丹陽郡庁
●決勝
[大韓航空 3-0 ソウル市役所]
○唐イェ序 9、6、6 尹セウォン
○朴スンヒ 7、7、-8、-6、5 兪允美
○唐イェ序/高小美 -10、7、-7、4、8 ジョン・ヘギョン/尹セウォン
 石賀ジュン -- ジョン・ヘギョン
 金キョン娥 -- 林ソラ

 女子団体戦優勝は、世界ランキング10位の金キョン娥に加え、唐イェ序と石賀ジュンという中国からの帰化選手2枚が脇を固める大韓航空が優勝。決勝ではエースの金キョン娥をラストに置く余裕のオーダーでストレート勝ちを収めた。総合力で勝ち上がったソウル市役所が準優勝。3位は文玄晶と朴美英がいる三星生命、そして右ペン表速攻型の李恩姫が単複で活躍した丹陽郡庁。
 漢字表記が分からない選手が多いため、カタカナと漢字が混在して読みづらくなってしまいますが、ご容赦下さい…。続けて個人戦の結果もお伝えします。

Photo:三星生命の4連覇に大きく貢献した朱世赫