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中国リポート

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 なんと1年9カ月ぶりの登場となる中国卓球トリビア。長く中国リポート担当のパソコンに眠っていた小さな小さな豆知識を、放出いたします…。

1. 現世界チャンピオンの郭躍の両親は…
-勉強がおろそかになるのを心配して、娘を体育学校に入れようとしなかった

☆郭躍は小学校時代、非常に成績優秀で、学校でもトップクラスだった


2. インドネシア卓球チーム総監督の劉国棟と、実弟の劉国梁の名前を足すと…
-国の「棟梁」になる。

☆「棟梁」は中国語で国家を担う人物のこと。母親が願いを込めて命名した。ではこの兄弟についてのトリビアをもうひとつ…


3. 劉国棟の結婚式の時、花婿である劉国棟の介添え人は…
-劉国正が務めた

☆劉国棟・劉国梁と劉国正の間には血縁関係はないが、中国でも兄弟と間違える人がいるらしい。ちなみに劉国棟の結婚式で司会を務めたスポーツアナウンサーの梁言は、最初に「本日は劉国『正』と馬萍の結婚式にお越し頂き…」と挨拶して、会場の笑いを誘った


4. サウスポーの陳杞は生まれつき左利きだが…
-字だけは右手で書く

☆小さい頃、左手で「鏡文字(左右が反転した文字)」を書いていたため、両親が右手で書かせるようになった


5. 五輪2連覇の女王・張怡寧は幼稚園時代まで…
-「張寧」という名前だった

☆張怡寧が通い始めた幼稚園に同じ「張寧」ちゃんが2人もいたため、母親が改名した。ちなみにバドミントン界にも、04・08年五輪女子シングルスで2連覇を達成した「張寧」選手がいる。もし張怡寧が改名していなかったら、卓球とバドミントンの女王が同姓同名になっていた。見た目は似ていないが、かなり紛らわしい

↓中国卓球トリビアのバックナンバーは以下のとおりです…

2007/12/08『これで最後? 中国卓球トリビアその3』
2007/11/10『思わず唸る中国卓球トリビア、その2!』
2007/10/15『思わず唸る中国卓球トリビアが集合!』

Photo上:卓球の世界に進んだおかげで、世界チャンピオンまで昇り詰めた郭躍
Photo中:字を書く時以外はすべて左手を使う陳杞
Photo下:背中のゼッケンに注目。張怡寧の寧は簡体字(中国で使用される簡略化された漢字)です。張怡寧のお兄さんの名前は張宇、宇の「于」の下の横棒を取って、「張寧」と名付けられたのだとか…