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中国リポート

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★★★ 2011中国卓球クラブ超級リーグ 男子第9節 7.10 ★★★

[浙商銀行 3-0 寧波海天塑機]
○馬琳 13、9、-9、-6、6 馬龍
○ボル -8、8、4、-7、6 王建軍
○馬琳/ハオ帥 8、-10、7、8 呉ハオ/王建軍
(上海工程技術大学体育館)

[八一熔盛重工 3-1 江蘇金山環保・中超電纜]
○王皓 14、6、11 韓陽
 閻安 -10、-2、-6 陳杞○
○閻安/周雨 6、9、9 林晨/雷振華
○王皓 8、7、8 陳杞
(浙江省寧波余姚体育館)

[山東魯能・中電装備 3-0 錦州銀行・上海]
○張継科 5、-9、-7、7、6 尚坤
○朱世赫 8、-7、-4、9、4 王励勤
○張超/方博 9、9、-9、5 尚坤/ジャイ一鳴
(青島中国石油大学体育館)

[覇州海潤冠軍園 3-2 四川長虹]
 崔慶磊 -8、-8、-6 邱貽可○
○許シン 3、7、5 許鋭鋒
 李平/崔慶磊 11、-5、-10、-8 張ユク/許鋭鋒○
○許シン 9、7、2 邱貽可
○李平 7、8、6 張ユク
(河北省覇州市卓球館)

☆☆☆ 2011中国卓球クラブ超級リーグ 女子第9節 7.10 ☆☆☆

[広州時代地産 3-2 山東魯能・中電装備]
○劉詩ウェン 9、-9、-7、7、9 金キョン娥
 潘晨欣 -6、7、-4、-8 李暁霞○
○周芳芳/徐潔 14、6、6 彭陸洋/李茜
 劉詩ウェン -11、-8、-10 李暁霞○
○張瀟玉 6、7、-11、7 彭陸洋
(済南皇亭体育館)

[大連新衡業・上方 3-2 山西大土河・華東理工]
○文佳 7、-5、11、6 郭炎
○郭躍 -8、-11、6、6、10 饒静文
 文佳/常晨晨 6、-8、-6、-9 帖雅娜/饒静文○
 郭躍 -6、-5、8、7、-11 郭炎○
○常晨晨 -10、7、9、5 范瑛
(遼寧省大連海事大学体育館)

[八一冀中能源 3-0 北京控股集団]
○曹臻 -7、7、8、6 丁寧
○木子 -4、8、4、6 盛丹丹
○曹臻/李佳 10、9、4 彭雪/朱雨玲
(江蘇省泗洪中学体育館)

[大同雲崗・金地鉱業 3-0 内蒙古銀行]
○李暁丹 8、9、-10、-3、4 姚彦
○武楊 -10、7、-7、8、11 馮亜蘭
○劉娟/王シュアン 8、-8、8、-12、6 姚彦/陳夢
(大同大学体育館)

 ジャパンオープン荻村杯の決勝が行われた7月10日に開催された超級リーグ男女第9節。
 男子では浙商銀行のボルが第8節に続いて出場。トップ馬琳が馬龍を破った流れを壊すことなく、「元柳承敏のコピー選手」王建軍にゲームオールで勝利。浙商銀行はダブルスに馬琳を起用して一気に勝負をかけ、寧波海天塑機を一蹴した。これでシングルスは3戦3勝のボル、ETTU(ヨーロッパ卓球連合)のホームページに次のようなコメントを寄せている。「ドイツでは普通のプレーができれば、あまり負けることはない。だからドイツでのプレーは、ぼくには不十分ということだ。この超級リーグでは、パーフェクトなプレーができなければ勝てない。練習も試合もドイツよりハングリーだし、本当にキツいよ。一日が終わるともうバッタリという感じの時もある」。

 女子では、郭躍・文佳・常晨晨というサウスポートリオを揃えた大連新衡業・上方が、第2節から破竹の8連勝。開幕戦で八一冀中能源に0-3で完敗した時は、苦しいシーズンになることが予想されたが、文佳と常晨晨のダブルスが6勝1敗と好調。エース郭躍は8勝6敗と及第点に届かない成績だが、2試合出場するうち、とにかく1試合は勝つ。あとはダブルスと、シングルスで誰かが1点を取り、総力戦で勝利を重ねている。
 丁寧の北京控股集団はこの第10節もストレート負け。故障中のエースに勝ちきれない若手、2000年代の超級女子を代表するチームだった北京市チームが、転げ落ちるように降格への道を進んでいる。

Photo上:中国式ペンに戻した王建軍は、ボルに惜敗
Photo中:超級男子では勝利数トップの14勝をあげている許シン
Photo下:北京控股集団の盛丹丹はシングルス5連敗と苦戦
(Photo上・下は09年全中国運動会、中は11年世界選手権)