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中国リポート

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★★★ 2011中国卓球クラブ超級リーグ 男子第14節 7.30~31 ★★★

[八一熔盛重工 3-2 山東魯能・中電装備]
○侯英超 17、2、-4、-8、8 方博
 閻安 -12、-6、-8 張継科○
○閻安/周雨 8、7、12 張超/方博
 侯英超 5、-6、-6、-9 張継科○
○周雨 13、6、-5、6 朱世赫
(済南奥体センター体育館)

[浙商銀行 3-0 四川長虹]
○馬琳 11、-6、-7、13、4 許鋭鋒
○ハオ帥 9、9、7 邱貽可
○ハオ帥/徐輝 8、3、6 許鋭鋒/張ユク
(新彊ウルムチ紅山体育館)

[錦州銀行・上海 3-1 寧波海天塑機]
○王励勤 6、-9、9、9 王建軍
 尚坤 -11、-6、5、-6 吉田海偉○
○尚坤/ジャイ一鳴 -7、6、8、-8、10 王建軍/呉ハオ
○王励勤 -6、4、3、5 吉田海偉
(遼寧省錦州万通卓球館)

[覇州海潤冠軍園 3-2 江蘇金山環保・中超電纜]
○許シン 9、1、3 雷振華
 崔慶磊 -11、-4、5、9、-6 陳杞○
 許シン/李平 -8、-11、10、6、-3 林晨/金義雄○
○崔慶磊 7、6、-9、-7、17 雷振華
○程靖チィ -8、8、-8、7、11 林晨
(江蘇イェン城濱海県体育館)

★男子第1ステージ・最終順位
1 八一熔盛重工(11勝3敗)
1 浙商銀行(11勝3敗)
1 山東魯能・中電装備(11勝3敗)
4 覇州海潤冠軍園(10勝4敗)
5 寧波海天塑機(5勝9敗)
6 錦州銀行・上海(4勝10敗)
7 四川長虹(3勝11敗)
8 江蘇金山環保・中超電纜(1勝13敗)
※上位4チームはプレーオフ、下位4チームは順位決定戦へ

 超級リーグ男子は第1ステージを終了し、プレーオフに進む4チームと順位決定戦に進む4チームが確定。今回は男女別にお伝えします。
 勝てば第1ステージの首位が確定する山東魯能・中電装備は、王皓を欠く八一熔盛重工に予想外の敗戦。八一は元世界ランキング10位のチョッパー侯英超が今シーズン初出場し、トップで方博に勝利。ラストでサウスポーの周雨が持ち前の豪打で朱世赫をノックアウトした。「前節では最強チームの浙商銀行を相手に奮闘し、正確に戦況を分析することで勝利できた。しかし、今回は八一のエース王皓が欠場。相手を甘く見たということはなかっただろうが、若い選手たちは苦戦に陥った時の準備が不足していた」と山東の谷青成監督。結果的に八一、浙商、山東の3チームが11勝3敗で並び、3チーム間の対戦成績によって、八一が第1ステージ首位でプレーオフに進出した。

 すでにプレーオフ進出の可能性が断たれた寧波海天塑機は、錦州銀行・上海戦の2番で吉田海偉が勝利。今シーズンの超級リーグ男子で日本人選手が挙げた初白星であり、吉田にとっては記念すべき超級初勝利だ。しかし、エース馬龍を欠いたチームは惜敗。第1ステージ5勝9敗は不本意な成績と言うほかない。馬龍はシングルス19勝4敗だったが、新加入の王建軍が1勝11敗と全く振るわず。水谷隼(明治大)と吉田海偉もふたりあわせて1勝6敗という成績だった。

 覇州海潤冠軍園は、超級リーグ参入3年目でうれしいプレーオフ進出。シーズンによって好不調の波が激しい李平が、ラストで4勝を挙げて貴重なストッパー役となった。5日から始まるプレーオフでは、八一と覇州、浙商と山東が激突。各チームとも実力伯仲で、熱戦が期待できそうだ。

Photo上:吉田海偉、超級リーグでうれしい初勝利
Photo中:吉田に敗れた尚坤。今シーズンは王皓や陳杞を破っている
Photo下:シーズン終盤に調子を上げてきた崔慶磊。コーラが好きな22歳
(Photo上は10年度全日本選手権、中・下は09年全中国運動会)