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中国リポート

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☆☆☆ 2007中国超級リーグ 女子第17節 ☆☆☆

◎北京首創は完勝で優勝に王手。注目の一戦その1!
[北京首創 3-0 北大方正]
○張怡寧 7、7、5 孫晋
○丁寧 9、-10、6、5 姚彦
○丁寧/郭炎 4、9、7 馮亜蘭/孫晋

・北京首創は第7節で3-2と苦戦した北大方正を圧倒。トップ張怡寧は積極的なプレーで孫晋を圧倒した。2番に出場した丁寧も、第2ゲームこそ6-10から逆転で失ったものの、第3・4ゲームは強力なフォア攻撃を見せた。優勝とも降格とも関係のない北大方正とは、やはり気合いの差があるようだ。
 「(トップの試合は)張怡寧が積極的に攻めた会心の試合だった。丁寧のプレーもすばらしかった。次の試合は山東魯能との勝負だ。首位の座を守りきって優勝したい(周樹森ヘッドコーチ)」。

◎遼寧鞍鋼、最終戦に望みを託す。注目の一戦その2!
[遼寧鞍鋼 3-1 重慶康徳遠景]
○郭躍 10、7、7 王珊
 常晨晨 -10、6、-6、-6 李楠○
○王楠/常晨晨 2、-7、-8、6、2 李楠/劉純
○郭躍 9、-9、-6、8、7 劉純

・前回の対戦で敗れているダブルスで辛くも勝利を収めた遼寧鞍鋼が、重慶康徳遠景を振り切った。しかし、北京首創も勝利したため、遼寧鞍鋼は北京首創の最終節(北京首創vs.山東魯能)にわずかな望みを託すことになった。
 「運を天に任せるしかない!」と語った谷振江ヘッドコーチだが、早くに優勝戦線から脱落してしまった山東魯能と、2連覇達成に燃える北京首創では気迫の差は明らか。遼寧鞍鋼としては、最終節の深セン長園新材戦にしっかり勝ち切って、あとは奇跡を祈るしかなさそうだ。

[深セン長園新材 3-1 八一工商銀行]
[山東魯能 3-1 江蘇麗華快餐]
[上海電信理工 3-2 河北金能]

・その他の3試合では、深セン長園新材が八一工商銀行を下し、12勝5敗で今シーズン3位が確定。エース劉詩ブンがブレイクし、昨シーズンの8位から一気にジャンプアップだ。江蘇麗華快餐はすでに最下位、そして降格が決定。9位の重慶康徳遠景が甲Aリーグとの入れ替え戦に回ることになった。

Photo上:北京首創2連覇のキープレイヤーとなるのは丁寧か
Photo下:シングルスで2得点の郭躍。今シーズン21勝目をマーク