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中国リポート

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 5月11日に最終発表される、国家男女卓球チームのロンドン五輪へのエントリー。 中国の卓球ファンの最大の関心事は、女子の3人のエントリー。現世界チャンピオンの丁寧と、世界団体選手権決勝でベンチを温めた郭炎。このふたりのエントリー変更があるかどうかという点だった。

 そして、中国卓球協会による13日の発表を前に、すでに答えは出てしまったのか。ITTF(国際卓球連盟)ホームページのロンドン五輪のページにある「Qualified Players, Women(女子予選通過者)」のページでは、すでに「GUO Yan(郭炎)」から「DING Ning(丁寧)」に名前が変更されている。エントリーは5月4日に変更され、5月9日には中国オリンピック委員会によって承認されている。

 中国国内ではまだエントリー変更に関する報道はないが、このまま丁寧がロンドン五輪代表となり、五輪のシングルスと団体に出場する可能性が高い。そうなってみると、ドルトムント大会の男女団体決勝に出場した6名、男子の張継科・馬龍・王皓、女子の丁寧・李暁霞・郭躍は、そのまま五輪代表のお披露目だったということになる。

 11日の正式発表を待って、男女チーム監督の談話などをお伝えします。

photo:北京女子チームの先輩・後輩でもある郭炎と丁寧