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中国リポート

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 トップクラスの美女たちと、次から次へ噂が絶えない上海出身のプレイボーイ…。まるでどこかの青年実業家のようだが、これは中国のマスコミを賑わせている、現世界チャンピオンのお話。

 2007/07/04の中国リポート「馬琳のフィアンセは女演員?」でもお伝えしたが、今年2月、世界選手権ザグレブ大会の選考リーグを間近に控えた王励勤に熱愛報道が持ち上がった。お相手の趙薇(チャオ・ウェイ/ヴィッキー・チャオ)はあの『少林サッカー』にも出演し、日本でも9月22日に公開された映画『夜の上海』では、主演女優として本木雅弘と共演している正真正銘のトップ女優。その趙薇と王励勤がたびたび二人で会っているところが週刊誌やネットに掲載されたのだ。
 この時は二人とも交際は否定。「王励勤の両親が交際に反対した」「王励勤には長年つき合っている彼女がいる」「趙薇にはもう新しい恋人ができた」と様々な情報が乱れ飛ぶ中で、次第に報道はおさまっていった。

 しかし8月末、趙薇がインタビューの中で、王励勤との交際を暗に認めるような発言をしたことから、交際報道が再燃。さらにその直後には、またも新たな“本命”の存在が報道された。今度のお相手はビリヤード(ナインボール)の女子世界チャンピオン・潘暁ティン(女+亭)。こちらも中国では大人気の美人選手。
 ビリヤードは中国で卓球(一般的には台球)とも言うので、ある意味ではお似合いのカップルかもしれないが、王励勤曰く「面識すらまったくない」。潘暁ティンもインタビューに対して「会ったことも話したこともない。卓球選手で知っているのは孔令輝と劉国梁だけ」と、ともに全否定。どうやら完全に事実無根だった模様。

 「火のないところに煙は立たぬ」と言うが、「火のないところに火をつける」マスコミも結構いるようだ。今は北京五輪での金メダル獲得が最重要任務の王励勤。ストイックな彼にとっては、「恋愛は二の次」というのが正直なところかもしれない。

Photo:なかなか隅に置けない世界チャンピオン。豆知識ですが、趙薇が主演する『夜の上海』には、映画『ピンポン』で孔文革役を演じたサム・リーも出演してマス