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中国リポート

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★★★ 2014中国卓球クラブ超級リーグ 男子第9節 6.24 ★★★
※3番ダブルスと5番シングルスは3ゲームズマッチ。1・2・4番の第5ゲームおよび3・5番の第3ゲームはすべて7点先取で行うため、「7−4」「9−7(ジュースの場合)」と表示

〈寧波海天 3−1 江蘇中超電纜・紫砂〉
○閻安 12、4、7 オフチャロフ
○馬龍 −11、5、6、6 崔慶磊
 閻安/林高遠 −2、−9 張超/林晨○
○馬龍 11、10、5 オフチャロフ
(常州市武進体育館)

〈八一大商 3−1 天津豪安〉
 徐晨皓 −8、4、−12、9、5−7 荘智淵○
○樊振東 10、9、8 孔令軒
○周雨/徐晨皓 −8、8、7−5 孔令軒/李平
○樊振東 13、−13、9、8 荘智淵
(大連海事大学体育館)

〈山東魯能 3−0 覇州海潤〉
○張継科 9、5、7 范勝鵬
○方博 2、−9、9、6 梁靖崑
○方博/ハオ帥 5、6 ジャイ超/程靖チィ
(済南奥体センター東荷体育館)

〈上海均瑶 3−2 広東陳静〉
 尚坤 −5、10、−5、−8 劉吉康○
○許シン 6、−9、−9、5、7−3 尹航
 趙子豪/尚坤 −8、4、3−7 劉亜楠/尹航○
○許シン 7、7、5 劉吉康
○趙子豪 11、8 劉亜楠
(上海青浦体育館)

〈山東魏橋創業集団 3−1 四川長虹〉
○馬琳 6、2、9 許鋭鋒
 任浩 −6、−2、7、−5 鄭培鋒○
○馬琳/江天一 9、−7、7−5 朱霖峰/陳㬢
○任浩 6、7、7 許鋭鋒
(山東省濱州市体育センター)

 超級リーグ男子も折り返しの第9節。8連勝中の寧波海天が江蘇中超電纜・紫砂を破り、全勝をキープ。閻安と馬龍に連敗したオフチャロフは、これで通算成績5勝4敗。世界ランキング4位のオフチャロフでもようやく五分の星というところだが、本人は超級リーグでのプレーに手応えを感じているようだ。「馬龍と閻安に0−3で敗れたけど、自分のパフォーマンスには失望していない。良いプレーができていたと思うし、ゲームポイントも何回も奪った。世界のベストプレーヤーたちとのこういう試合こそ、まさにぼくがここに来た理由なんだから」(自身のフェイスブックより)。このモチベーションの高さには、他国の選手たちも見習うべき点がありそうだ。

 長くチームの主力だった王励勤が現役を引退し、今シーズンから監督に就任した上海均瑶は、広東陳静に1−2とリードされながら辛くも逆転勝ち。苦戦の理由はダブルスにある。昨シーズンまでは相手チームに応じて、王励勤/許シンと王励勤/尚坤のダブルスを使い分け、確実に得点を挙げていたのが、今シーズンはここまでダブルスで通算1勝8敗。若手の趙子豪(右中国式ペンドライブ型)は、まだ王励勤の代役としては実力不足だ。そうかといって、許シンと尚坤の両サウスポーでダブルスを組ませるわけにもいかず、王励勤監督も頭が痛いところ。格下の広東に苦戦しているようでは、プレーオフ進出を逃しかねない。エース許シンはここが踏ん張り所だ。
  • 超級リーグで挑戦を続けるオフチャロフ(写真は14年世界卓球)

  • ベンチの写真ですが…、08年東アジアホープス2位の趙子豪(写真は13年全中国運動会)