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中国リポート

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☆☆☆ 2014中国卓球クラブ超級リーグ 女子第9節 6.25 ☆☆☆
※3番ダブルスと5番シングルスは3ゲームズマッチ。1・2・4番の第5ゲームおよび3・5番の第3ゲームはすべて7点先取で行うため、「7−4」「9−7(ジュースの場合)」と表示

〈北京首鋼 3−1 八一冀中能源〉
 李佳原 −8、10、−8、−8 木子○
○丁寧 6、9、8 劉曦
○李佳原/孫晨 7、−7、9−7 郭躍/劉曦
○丁寧 6、−9、7、8 木子
(北京首鋼バスケットボールセンター)

〈大土河・華東理工 3−0 金華銀行〉
○馮亜蘭 7、5、7 楊揚
○劉詩ウェン 5、5、9 劉ジン
○馮亜蘭/江越 13、−8、7−1 周シントン/劉ジン
(大土河体育館)

〈大同金地砿業 3−1 鄂尓多斯東方路橋〉
 李暁丹 −7、−6、−7 朱雨玲○
○武楊 9、5、−6、10 張薔
○李暁丹/劉高陽 8、3 趙岩/朱朝暉
○武楊 10、−8、6、8 朱雨玲
(大同大学体育館)

〈山東魯能 3−1 大連海昌〉
○陳夢 9、6、10 常晨晨
○李暁霞 4、5、6 文佳
 陳夢/顧玉ティン 8、−5、6−8 文佳/陳幸同○
○李暁霞 6、5、7 常晨晨
(済南オリンピックセンター東荷体育館)

〈秋林格瓦斯・吉中州 3−0 広東二沙〉
○王曼昱 7、9、4 楊采穎
○劉斐 −9、5、4、3 張遅
○袁雪ジャオ/姚俊羽 −6、5、7−4 楊采穎/童海苗
(東北師範大学体育館)

 超級リーグ女子第9節の結果は上記のとおり。北京首鋼が昨年のチャンピオンチーム、八一冀中能源を下して開幕から9連勝。3番手の盛丹丹が体調不良で出場できず、苦しいオーダーだったが、若手の李佳原と孫晨のダブルスが値千金の一勝を挙げた。「八一はカットに強い選手が揃っているので、オーダーを決めるのには長い時間がかかった。丹丹が出られないし、今日は本当にハードな試合になると感じていたけど、私はシングルスに2回出るので何とかラストまで持ち込みたいと思った」(丁寧:出典『華奥星空』)。実際には、ラストのリ・ミョンスン対郭躍に回さず、4番で勝負を決めた丁寧。今季はシングルス12勝2敗と、エースとして申し分ない働きを見せている。

 7勝1敗の好成績で2位につけていた鄂尓多斯(オルドス)東方路橋は、大同金地砿業に苦杯。トップで李暁丹に快勝した朱雨玲が、4番ではカットの武楊に敗れた。対裏ソフトでは抜群の強さを見せる朱雨玲だが、第7節ではシェーク・バック表の趙雪に完敗するなど、異質攻撃型やカット型の選手にはまだ不安を残す。10年前なら十分に中国女子のトップに立てたスタイルだが、「男性化」が進んだ現在では少々物足りない。地元開催となる来年の世界選手権個人戦に向け、もうひと回りスケールアップしたい。
  • ワイルド(?)な北京首鋼の孫晨、今季初出場で勝利(写真は13年全中国運動会)

  • 朱雨玲はカットの武楊に苦杯(写真は13年全中国運動会)