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★★★ 2014中国卓球クラブ超級リーグ 男子第14節 7.19 ★★★
※3番ダブルスと5番シングルスは3ゲームズマッチ。1・2・4番の第5ゲームおよび3・5番の第3ゲームはすべて7点先取で行うため、「7−4」「9−7(ジュースの場合)」と表示

〈寧波海天 3ー0 天津豪安〉
○閻安 7、12、6 馬特
○馬龍 3、4、4 孔令軒
○閻安/林高遠 8、9 孔令軒/荘智淵
(天津財経大学体育館)

〈江蘇中超電纜・紫砂 3ー0 覇州海潤〉
○崔慶磊 ー6、9、ー7、6、7ー4 梁靖崑
○オフチャロフ 4、9、9 程靖チィ
○張超/林晨 8、6 ジャイ超/程靖チィ
(常州市武進体育館)

〈八一大商 3ー0 広東陳静〉
○徐晨皓 ー5、ー7、5、8、7ー5 劉吉康
○周雨 ー10、ー7、9、9、7ー4 劉亜楠
○王皓/徐晨皓 8、6 尹航/劉亜楠
(大連理工大学体育館)

〈山東魯能 3ー0 四川長虹〉
○ハオ帥 ー7、10、ー5、4、7ー2 陳㬢
○張継科 6、5、6 許鋭鋒
○ハオ帥/方博 7、9 朱霖峰/許鋭鋒
(済南奥体センター東荷体育館)

〈上海均瑶 3ー0 山東魏橋創業集団〉
○許シン 7、ー7、ー8、6、7ー2 于子洋
○尚坤 6、12、9 任浩
○尚坤/趙子豪 ー7、10、7ー4 馬琳/江天一
(上海青浦体育館)

☆☆☆ 2014中国卓球クラブ超級リーグ 女子第14節 7.20 ☆☆☆

〈八一冀中能源 3ー1 金華銀行〉
○郭躍 7、10、10 楊揚
○木子 6、3、3 胡麗梅
 郭躍/劉曦 ー9、ー9 周シントン/劉ジン○
○木子 6、ー10、4、ー6、7ー4 楊揚
(金華市体育センター)

〈鄂尓多斯東方路橋 3ー2 北京首鋼〉
 朱雨玲 ー9、ー4、9、ー10 丁寧○
○張薔 9、7、7 リ・ミョンスン
 朱朝暉/趙岩 4、ー5、0ー7 丁寧/盛丹丹○
○朱雨玲 7、7、7 リ・ミョンスン
○趙岩 9、9 盛丹丹
(北京首鋼バスケットボールセンター)

〈大連海昌 3ー2 大土河・華東理工〉
 文佳 ー10、8、ー11、ー3 鄭詩暢○
○陳幸同 6、6、ー6、ー9、7ー5 馮亜蘭
○常晨晨/李佳イ 7、7 車暁曦/江越
 文佳 12、ー5、ー2、ー8 馮亜蘭○
○常晨晨 7、5 車暁曦
(大土河体育館)

〈大同金地砿業 3ー0 広東二沙〉
○武楊 2、2、5 童海苗
○郭奕宸 5、ー10、4、6 張遅
○李暁丹/劉高陽 8、9 楊采穎/童海苗
(大同大学体育館)

〈山東魯能 3ー1 秋林格瓦斯・吉中州〉
○陳夢 6、4、ー10、9 陳可
○李暁霞 7、ー10、3、4 劉斐
 陳夢/顧玉ティン ー6、6、6ー8 袁雪ジャオ/姚俊羽○
○李暁霞 ー5、8、7、ー9、7ー5 陳可
(済南奥体センター東荷体育館)

 今シーズンの超級リーグも第14節(全18節)を迎え、いよいよ終盤戦。
 男子は寧波が天津を一蹴し、無傷の14連勝。エース馬龍の不在を乗り切り、死角のない強さを見せている。3番手の林高遠がシングルスでの得点も計算できるようになり、馬龍(単16勝)・閻安(単18勝)・林高遠(単12勝)の3人でシングルス通算46勝を叩き出している。プレーオフも含めて、寧波を止められるチームがあるとしたら八一と山東だが、八一は樊振東を単2点で使うとダブルスが不安定になり、樊振東と周雨のダブルスを使うとシングルスが手薄で、周雨の爆発力に頼らざるを得なくなる。山東は張継科とハオ帥がともにスロースターターで、特にハオ帥の出足の悪さは大きな不安材料だ。ただし、今シーズンの超級リーグ・プレーオフは準決勝・決勝とも1試合のみの一発勝負。ダブルスと5番が3ゲームズマッチということもあり、寧波も安閑(あんかん)とはしていられない。

 女子は北京首鋼が3敗目を喫し、北京、鄂尓多斯(オルドス)、山東の3チームが11勝3敗で並ぶ展開。北京はここまで大活躍を見せてきたカットのリ・ミョンスン(北朝鮮)が、4連敗と調子を落としているのが気がかり。北京の閻永国監督は「対戦相手がリ・ミョンスンのコース取りに慣れてきている。カットから攻撃への展開をより強化し、オーダーにも調整を加える必要がある」とコメントしている(出典:『法制晩報』)。「外援(助っ人外国人選手)」としては出色の活躍を見せていたリ・ミョンスンだが、すんなり勝ち続けられるほど超級女子はあまくない。
  • 寧波の頼れる2番手、閻安(写真は13年全中国運動会)

  • 世界戦のシングルスに無縁なのが不思議な木子(写真は13年全中国運動会)