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中国リポート

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 金曜日にスタートした超級リーグのプレーオフ。金曜日の女子準決勝の2試合は、会場の入りは3〜4割ほど。1階のボックスシート、2階席、3階席に分かれているのだが、2階席が半分ほど入ったくらいで、3階席はほぼ無人だった。

 近くにある卓球ショップで会ったオジサマ、陳岱さんに「空席ばかりで寂しかったです」と言ったら、「重慶はトップレベルは弱いけど、草の根の卓球ファンはたくさんいるよ。昨日は平日だったから少なかったんだろう、今日(土曜日)はたくさんくるはず」とのこと。確かに、昨日13時半からの男子準決勝第1戦は、7〜8割は観客が入り、かなり盛り上がっていた。しかし、19時半スタートの第2戦はまた5割くらいか。試合終了が22時くらいになるのだから、小さい子どもは来にくい。

 それでも会場や、選手の宿舎である重慶ヒルトンの周囲には、サイン帳やサインラケットを手にした若い卓球ファンがたくさんいる。会場のスタッフ入り口の外には、いわゆる「出待ち」のファンもいる。ホテルのスタッフも、張継科や丁寧には興奮していたので、やはりスター選手なのだろう。

 選手の応援団では、丁寧の親衛隊「叮ダン(ディンダン)」が有名だが、今大会では初めて張継科の親衛隊にも遭遇。50人くらい来ていたので存在感があった。張継科までは残念ながら回らなかったものの、張継科と馬龍のトークショーでは「今、心の中にいる“女神”は誰ですか?」というファンからの質問(インターネットで公募)が。好きな女性とか芸能人とかを聞いたんでしょうが、張継科は観客席に手をさしのべて「今夜はね、ぼくの女神は彼女たちです!」なんてことを言っちゃうんですね。とんでもない悲鳴が上がっていました。まったくワルい男です。
  • 揃いのスカーフを手にした張継科親衛隊

  • ホテルのロビーで、北京首鋼のファンクラブから花束を受け取る丁寧

  • スター選手を出待ちの人々。丁寧ファンもいますね

  • ファンの勢いに押され、追い詰められてしまった李暁丹

  • こちらはおまけ、試合前の入場で「自撮り」をやらかした王博。手前で仲間が苦笑

  • 山東魏橋のチームメイトたちの視線が面白いです