★★★ 2016中国卓球クラブスーパーリーグ 男子第8節 11.8 ★★★
※男女とも3番ダブルス・5番シングルスは3ゲームズマッチ／すべての試合の最終ゲームは7点先取
〈覇州海潤 3ｰ0 天津豪安〉
○范勝鵬 5、6、5 劉丁碩
○梁靖昆 8、ｰ8、4、ｰ3、7ｰ2 余心航
○ジャイ超／程靖チィ 7、12 魏世皓／余心航
（天津財経大学体育館）
〈江蘇中超電纜・利永 3ｰ1 四川長虹佑康〉
○荘智淵 4、7、8 朱霖峰
鄭培峰 2、ｰ8、6、ｰ9、4ｰ7 頼佳新○
○孔令軒／蔡偉 12、ｰ6、7ｰ5 厳昇／許鋭鋒
○鄭培峰 7、ｰ9、4、9 朱霖峰
（宜興市体育センター体育館）
〈上海中星 3ｰ1 深圳宝安明金海〉
○許シン 5、7、14 任浩
○尚坤 8、7、3 劉吉康
趙子豪／尚坤 4、ｰ5、4ｰ7 崔慶磊／任浩○
○許シン 7、6、9 劉吉康
（深圳宝安宝体センター総合館）
〈八一大商 3ｰ1 安徽朗坤〉
○周雨 8、6、7 于子洋
○樊振東 3、1、5 劉イ
○周雨／徐晨皓 ｰ8、7、8ｰ6 周啓豪／黄鎮廷
（大連海事大学体育館）
〈山東魏橋・向尚運動 3ｰ0 山東魯能〉
○馬龍 5、10、ｰ11、ｰ7、7ｰ4 方博
○林高遠 ｰ12、ｰ4、8、7、8ｰ6 ハオ帥
○薛飛／林高遠 7、ｰ3、7ｰ4 方博／張超
（寿光城投徳潤緑城体育館）
☆☆☆ 2016中国卓球クラブスーパーリーグ 女子第8節 11.9 ☆☆☆
〈山東斉魯交通 3ｰ1 吉林長白山農商銀行〉
○武楊 7、9、ｰ10、5 陳可
陳幸同 ｰ8、6、ｰ8、ｰ5 劉斐○
○文佳／陳幸同 8、9 陳可／袁雪ジャオ
○武楊 9、ｰ10、2、5 劉斐
（東営市広饒県体育センター）
〈鄂尔多斯1980 3ｰ0 四川穹窿先鋒〉
○平野美宇 8、8、8 郭艶
○李佳イ 9、8、5 周一涵
○朱朝暉／張薔 3、8 周一涵／郭琳
（簡陽市体育センター）
〈八一京博控股 3ｰ2 深圳大学〉
劉㬢 ｰ3、ｰ7、ｰ7 陳夢○
○木子 ｰ1、ｰ4、8、10、7ｰ5 王芸迪
○孫銘陽／劉ジン 1、ｰ5、7ｰ4 銭天一／孫穎莎
木子 4、ｰ9、ｰ6、ｰ3 陳夢○
○胡麗梅 7、ｰ10、9ｰ7 孫穎莎
（深圳大学元平体育館）
〈山東魯能 3ｰ1 武漢安心百分百〉
○朱雨玲 6、ｰ6、8、7 馮亜蘭
顧若辰 6、ｰ9、8、ｰ9、6ｰ8 劉詩ウェン○
○李暁丹／顧玉ティン ｰ4、9、7ｰ5 馮亜蘭／劉高陽
○朱雨玲 6、7、9 劉詩ウェン
（黄陂体育館）
〈北京首鋼 3ｰ1 山西大土河・華東理工〉
○盛丹丹 8、6、19 江越
○李佳原 17、ｰ9、8、ｰ8、7ｰ5 車暁㬢
丁寧／李佳原 8、ｰ7、2ｰ7 穆静毓／王妹○
○盛丹丹 7、10、8 車暁㬢
（大土河体育館）
スーパーリーグ男子第8節、山東魏橋は山東魯能との「山東ダービー」を3ｰ0で快勝し、開幕から8連勝。すでにお伝えしたとおり、馬龍・閻安・林高遠という主力メンバーは昨年の優勝クラブで、昨シーズン限りでスーパーリーグを脱退した寧波海天塑機からの移籍組だが、相変わらずの強さを誇っている。第6節を終えて3勝3敗と、もうひとつ波に乗れなかった閻安／林高遠ペアを薛飛／林高遠ペアに組み替え、さらに勢いがついてきた感あり。王皓にソックリなプレーをする15年世界ジュニア2位の薛飛は、そろそろシングルスでも成績を出していきたい。
スーパーリーグの話題からは少し外れるが、13日の日曜日に終了したオーストリアオープンで、2010年世界ジュニア3位の呉家驥（ウ・ジアジィ）がドミニカ共和国代表としてデビュー。ラカトス（ハンガリー）に敗れて男子シングルス予選グループで姿を消している。かつては「王皓2世」と呼ばれ、ワールドツアーにも中国代表として起用されていたが、裏面もフォアハンドも世界レベルからみれば「ほどほど」の域を出なかった。今シーズンのスーパーリーグ男子では鄭培峰や范勝鵬というペンドライブ型が健闘しているが、後輩たちの苦闘を見るにつけ、つくづく王皓という選手は「怪物」だった。
女子では平野美宇の所属する鄂尔多斯（オルドス）1980が、ここまで7戦全敗の四川に完勝。平野がトップでストレート勝ちした郭艶は、昨年11月に国家2軍チーム入りを果たした19歳の右シェークドライブ型。四川の邱貽可監督が有望株として期待を寄せるが、前途は険しい。鄂尔多斯1980はこれが今シーズン2勝目、平野の通算成績はシングルス3勝5敗。一方、山東魯能と武漢の一戦は、四川女子チームのエースである朱雨玲が劉詩ウェンに快勝してチームの勝利を決めた。
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