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中国リポート

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 昨年11月、「女子ワールドカップの際に消極的な理由から大会を欠場した」という理由で、国際大会への出場停止処分を受けていた劉詩ウェン。1月3日からスタートした国家女子チームの冬季訓練にも、当初は姿を見せていなかったようだが、1月16日からチームに合流。孔令輝監督も出場停止処分の解除を明言した。

 劉詩ウェンは中国のスポーツ雑誌『体壇』の取材に対し、「(復帰が決まるまでは)すごく焦りがあって、引退することさえ考えたけど、再び国際舞台に戻ることができてとてもうれしい。時間を大切にしてしっかり練習していきたい」とコメントしている。ただし、劉詩ウェンは2月21~26日に行われるカタールオープンにはエントリーされておらず、丁寧・朱雨玲・陳夢・武楊という主力クラスの他は、部内リーグ戦の上位2名である王曼昱と顧玉ティンが出場。劉詩ウェンの国際大会への復帰は4月9~16日に中国・無錫で行われるアジア選手権となりそうだ。
  • 2020東京五輪で悲願の五輪単女王へ。劉詩ウェンの挑戦が始まる