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中国リポート

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 2月11日、国家女子チームは5人の選手による「女隊5選2」の総当たりリーグ戦を開催。馮亜蘭、盛丹丹、文佳、李暁丹、木子が出場し、3月に深センで開催される世界代表選考会「直通杜塞尓多夫(直通デュッセルドルフ)」の最終ステージに進む2名が決定した。その結果は下記のとおり。

☆☆☆ 世界選手権代表選考会「直通杜塞尓多夫」・女子第2ステージ 2.11 ☆☆☆
1   木子(人民解放軍/3勝1敗)
2   馮亜蘭(湖北省/3勝1敗)
3   李暁丹(山西省/3勝1敗)
4   盛丹丹(北京市/1勝3敗)
5   文佳(遼寧省/0勝4敗)
※上位3名の順位はゲーム率の計算による

☆上位3名の対戦結果
木子 5、3、5 李暁丹
馮亜蘭 7、8、−8、6 木子
李暁丹 −9、10、8、5 馮亜蘭

 ……出場者がベテランばかりだなと思ったら、1月10〜13日に行われた14名によるリーグ戦は「1993年以降に生まれた選手」、一方こちらの5名は「1993年以前に生まれた選手」という区分だった。文佳と木子が28歳、馮亜蘭が27歳、李暁丹が26歳、そして盛丹丹が25歳。ちなみに盛丹丹は昨年のクリスマスに、男子1軍チームのメンバーだったカットの劉イ(火×4)にプロポーズされて、めでたく結婚の運びとなったようです。おめでとうございます。

 男子と同じく、3月上旬に深セン市で行われる「直通杜塞尓多夫(直通デュッセルドルフ)」の女子最終ステージ。出場する12名のメンバーは、主力の4選手である丁寧・劉詩ウェン・朱雨玲・武楊、1月の部内リーグ戦で6位までに入った王曼昱・顧玉ティン・陳夢・李佳イ・陳可・袁雪ジャオ、そして今回の5人リーグ戦から木子と馮亜蘭だ。
 丁寧と劉詩ウェン、朱雨玲の3名はシングルス出場はほぼ確定。残る2名の人選は、2020年東京五輪を見据えたものになることは間違いない。前回3位の木子、世界選手権3大会連続ベスト8の武楊の代表入りは難しい。選考会での波乱がないかぎり、陳夢と王曼昱あたりに落ち着く……でしょうか。
  • まだまだ強い木子(ムゥ・ズ/写真は15年世界選手権)