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「若い人たちに、もっと卓球の歴史を知ってほしい」という思いから企画が立ち上がり、現在鋭意制作中の新書籍『マンガで読む 卓球ものがたり』。この夏に第1・2巻が発売予定のマンガ本だ。
発売に先立ち、最新7月号からマンガの一部を特別掲載。第1回は、卓球の元となるテニスの発祥からスタートし、19世紀にイギリスで「ピンポン」が誕生するまでの物語を紹介する。

読んでみると「卓球の歴史ってこんなに面白いの!?」となってしまうのだが、それもそのはず、原作を担当するのは、本誌『奇天烈逆も〜ション』でおなじみの伊藤条太氏。卓球コラムニストであり、そして日本屈指の卓球史研究家である伊藤氏が、小・中学生でもわかるよう、そして歴史に興味がない人でも楽しめるよう、面白くストーリーを書いてくれているのだ。

卓球はどこで誕生したのか。
セルロイドボールが使われるようになったきっかけ。
初めてラバーを貼った選手のエピソード。
1本のラリーが2時間を超えたという伝説の試合の裏側。
「ピンポン」が日本に伝わり、「卓球」という名前が生まれ、
そして日本の選手が世界に羽ばたくまでの様々な人間ドラマ——。

知れば、必ず誰かに教えたくなる歴史ネタが盛りだくさん。大人から子供まで楽しめる作品に仕上がっているので、親子で一緒に、コーチ&選手で一緒に、読んでいただきたい。



今回、編集作業を担当させていただいたのは、歴史モノが苦手な理系人間・渡辺(王国外部スタッフ)なのだが、そんな私も今作に魅了された人間の一人です。
マンガ内の文字を1つ1つ置く作業を数日にわたりやっていたのですが、その途中「早く続きが読みたい、明日の作業をやりたい」と、夜中、布団の中で思ってしまったほど。翌日の仕事が楽しみでワクワクするなんて、そうそうない経験です。
個人的に興味深かったのは、初期の日本の卓球台は国際規格よりも若干サイズが小さく、それが日本の「オールフォア」につながったという話。思わず唸ってしまいました(スタッフなのだから、それくらいの知識は知っておきなさいと怒られそうですが笑)。

ぜひぜひ、皆さん読んでください!(渡辺)