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卓球王国2020年7月号の内容に誤りがありました。以下に訂正し、お詫び申し上げます。

■P23 『PICK UP』
誤)V>11 Extra ¥5,500+税

正)V>11 Extra ¥5,200+税

ここに訂正し、関係者および読者の皆様にご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。
卓球王国最新号で「伝説のプレーヤーたち 高島規郎」が登場する。
現役時代に華麗なるカットと驚異的な守備範囲で「ミスター・カットマン」として世界中に名を馳せた選手、高島規郎。全日本チャンピオンになるため、目標だった長谷川信彦(1967年世界チャンピオン)を倒すために、彼が自分に課した異常なまでの練習。
大学3年生の時に、毎日30キロ走り、シューズの中に1.5キロの鉛のインソールを入れ、練習を続けた。夜中にライバルたちが夢に出てきて、ガバっと起きて、また夜中にランニングに出かける高島。

異常である。しかし、この「伝説のプレーヤーたち」に出てくる選手たちは一様に異常である。異常であっても本人たちはその異常性には気づいていない。高島は長谷川の「異常性」にもふれている。ヨーロッパに行く飛行機に鉄アレイを持ち込み、飛行機の中でウエイトトレーニングをしていた話だ。もちろん、今ではそんなことはできないのだが、とんでもない異常な執念を持つ人たちであるがゆえに頂点を極めることができたという世界が存在するのも事実だ。

穏やかに話をする高島規郎にしても、悔しさのあまりラケットをへし折り、ゴミ箱に捨てるほどの激情的な性格を持っていた。勝つために、卓球を極めるためにストイックな生活にのめり込む高島規郎の狂気と、カットマンとしての美学を追求するナルシシズム。
「今でも夢を見ると全日本決勝で長谷川さんと試合をしている。起きるとものすごく疲れているんですよ」と語る高島。
全日本選手権を制し、世界の頂点に近づいた男の選手としての生き様を読んでほしい。


https://world-tt.com/ps_book/newdetail.php
  • 卓球王国最新号「伝説のプレーヤーたち」

「若い人たちに、もっと卓球の歴史を知ってほしい」という思いから企画が立ち上がり、現在鋭意制作中の新書籍『マンガで読む 卓球ものがたり』。この夏に第1・2巻が発売予定のマンガ本だ。
発売に先立ち、最新7月号からマンガの一部を特別掲載。第1回は、卓球の元となるテニスの発祥からスタートし、19世紀にイギリスで「ピンポン」が誕生するまでの物語を紹介する。

読んでみると「卓球の歴史ってこんなに面白いの!?」となってしまうのだが、それもそのはず、原作を担当するのは、本誌『奇天烈逆も〜ション』でおなじみの伊藤条太氏。卓球コラムニストであり、そして日本屈指の卓球史研究家である伊藤氏が、小・中学生でもわかるよう、そして歴史に興味がない人でも楽しめるよう、面白くストーリーを書いてくれているのだ。

卓球はどこで誕生したのか。
セルロイドボールが使われるようになったきっかけ。
初めてラバーを貼った選手のエピソード。
1本のラリーが2時間を超えたという伝説の試合の裏側。
「ピンポン」が日本に伝わり、「卓球」という名前が生まれ、
そして日本の選手が世界に羽ばたくまでの様々な人間ドラマ——。

知れば、必ず誰かに教えたくなる歴史ネタが盛りだくさん。大人から子供まで楽しめる作品に仕上がっているので、親子で一緒に、コーチ&選手で一緒に、読んでいただきたい。



今回、編集作業を担当させていただいたのは、歴史モノが苦手な理系人間・渡辺(王国外部スタッフ)なのだが、そんな私も今作に魅了された人間の一人です。
マンガ内の文字を1つ1つ置く作業を数日にわたりやっていたのですが、その途中「早く続きが読みたい、明日の作業をやりたい」と、夜中、布団の中で思ってしまったほど。翌日の仕事が楽しみでワクワクするなんて、そうそうない経験です。
個人的に興味深かったのは、初期の日本の卓球台は国際規格よりも若干サイズが小さく、それが日本の「オールフォア」につながったという話。思わず唸ってしまいました(スタッフなのだから、それくらいの知識は知っておきなさいと怒られそうですが笑)。

ぜひぜひ、皆さん読んでください!(渡辺)
卓球王国定期購読キャンペーンの第2弾期間中(5月21日〜6月5日)に「定期購読」を弊社に直接お申し込みの方(新規・継続)に、ステキなプレゼント(Tシャツ/ミズノ製)を差し上げます。
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 本日発売になった卓球王国2020年7月号。その巻頭特集は「黄金の言葉」。早い話が1997年の創刊1号から2020年6月号までの277号に掲載された選手や指導者の言葉を集めた、卓球人の名言集である。

 4月中旬からバックナンバーを読みあさり、ひたすら「これは!」と感じた言葉をキーボードで打ち込んでいく。もちろん、果てしない作業である。雑念を入れずに読もうとしても、あの選手の若かりし頃の勇姿や読者だった頃に見た懐かしい記事、企画に目を奪われて、なかなか順調には進まない。途中「別冊 卓球グッズ2020」の編集作業も行いながら、最後の277号にたどり着いたのが5月上旬。「ステイ・ホーム」が叫ばれる中、時には会社から「ゴー・ホーム」すらせずに最後の1冊を読み終え、誰もいない明け方の編集部でひとり、ガッツポーズをしてしまった。

 前編の今回は、当時の写真とともに五輪&世界選手権王者をはじめとした海外の卓球人の「黄金の言葉」を掲載。6月22日発売予定の2020年8月号では後編として日本の卓球人の言葉を掲載する。

 編集後記にも書かせてもらったが、本誌に掲載できたのはピックアップしたうちのほんの、ほんの一部。泣く泣く掲載できなかった言葉のほうがはるかに多い。
 そこで、お蔵入りにはもったいない、「黄金の言葉・番外編」をここでいくつか。


【ワルドナー(スウェーデン)】
「もしオリンピックでメダルを取れるチャンスがないのなら、ぼくはアテネに行く意味も、プレーする意味もないよ」(2004年2月号)
…アテネ五輪でベスト4に進んだワルドナーが大会前に発していた言葉。発言どおり見事なカムバックを果たし、世界を驚嘆させたキングはやっぱりカッコいい。

【パーソン(スウェーデン)】
「なんだか、あの小さなボールが幸せな気分にさせてくれるんだよ」(2009年8月号)
…こちらもスウェーデンの誇るレジェンドの、シンプルかつ卓球の魅力が凝縮された言葉。卓球を始めた頃から40歳を過ぎたインタビュー当時まで、練習場に行くのが楽しみでしかたがないと語っていた。

【ガシアン(フランス)】
「ブロンズなんだけど、ぼくにとっては金メダルよりも尊いものなんだ」(2001年2月号)
…シドニー五輪前に愛する父を亡くしたガシアン。悲しみに暮れる中、盟友・シーラとの男子ダブルスで獲得した銅メダルをこう表現した。

【劉国梁(中国)】
「自分を否定すること、自分に満足しないこと、改善していくこと。この3つが重要です」(2015年10月号)
…中国男子監督時のこのインタビューは濃度MAX。馬龍や張継科ですら、まだまだ不足した面しか見えないと語っていた。

【リー・チュンリー(ニュージーランド)】
「日本の人からは『頑張る』というスピリットを教わった」(2012年7月号)
…中国からニュージーランドに帰化、50歳にしてロンドン五輪出場を目指していたリー・チュンリー。日本でも池田銀行、健勝苑でプレーした。

【エクホルム(スウェーデン)】
「もちろんオリンピックにはすごく出たい。でも、出ることがもっとも重要なことじゃない」(2013年11月号)
…出場権を獲得しながら、国からの承認が降りずに2度の五輪出場を逃すも、リオ五輪で夢の舞台に立った。もちろん五輪には出たい、でも一番大切なのは大好きな卓球を続けることだと語った。

【李静(香港)】
「選手はベストのプレーをしたよ。サービスの判定? それも含めて人生というものだろう」(2014年7月号)
…香港女子監督として臨んだ2014年世界選手権団体戦。微妙なサービスの判定もあった日本との準決勝に敗れた後のコメント。

【徐寅生(中国)】
「私たちは『前進なきは後退』という言葉を失敗から学んだ。全盛期の時こそ、卓球の発展の動向を予測していかなければならない」(2010年3月号)
…選手として世界選手権優勝、引退後は中国卓球協会会長、さらに国際卓球連盟会長も務めた中国のカリスマの言葉。中国選手、指導者の言葉を読み返すと思想や理論が脈々と世代を超えて受け継がれているのがわかる。


 ここに載せるものだけでも、相当チョイスに悩まされました。また何かの機会に、こうして過去の名言を紹介していければと思います。ということで、本誌の「黄金の言葉」お楽しみいただければ幸いです。(担当・浅野)


上記記事が掲載されている「卓球王国2020年7月号」の詳細・購入はこちら↓
https://world-tt.com/ps_book/back.php?lst=2&mcd=AZ279
「ボルのサービスはとにかく回転量がすごい。かなり切れています。だからストップが台から出てしまうので、そこをループドライブで先にかけるのです。それがボルの得意サービスからの戦術です」(水谷)

たとえばこのような技術・戦術の見解。これは対戦した選手じゃないとわからない分析だろう。

本日発売となった卓球王国7月号。
技術特集のひとつに「水谷隼が分析 世界のベストサービスプレーヤーズ」という特集が組まれている。

これは水谷隼選手が実際に対戦した選手の中ですごかったサービス、そしてその後の展開や戦術を持っている選手を分析し、読者に学ぶべきポイントをアドバイスしてくれるページになっている。

登場選手はボル、オフチャロフ(ともにドイツ)、林ユン儒(チャイニーズタイペイ)、王皓、許シン(中国)の5名。
サービスを持った時の基本的な戦術、得意サービス、特徴を水谷選手目線で分析して紹介している。

もうひとつの例を紹介しよう。
「許シンのサービスはトップ選手の中ではかなりスピードが遅いんです。ボテボテっと飛んできます。その目的は時間を作りたいから。ぼくがレシーブをする時にはすでに戻りが完了していて、もう3球目で狙う構えができています。レシーブをじっと見られていて、見透かされているような感覚になります」(水谷)

直に対戦した水谷選手だからこそわかる細かな解説は超注目です!
  • 水谷選手がライバルを分析

  • 長く戦うボルのサービスの秘密を紹介

  • 時間を作る許シンのサービスの戦術

 新型コロナウイルス対策に伴う緊急事態宣言が39県で解除され、お休みしていた卓球ショップや卓球場が徐々に再開して来ました。そこで、卓球王国では“卓球王国プレゼンツ『卓球ショップ・卓球場応援企画』”として、緊急事態宣言が解除された地域から、卓球ショップ・卓球場のオープン情報を卓球王国のSNSで発信して行きます。

 まだ、練習できない方々も多いと思いますが、気分新たにまずは卓球ショップ・卓球場を覗きに行ってみてはいかがでしょうか?

https://twitter.com/worldtt
●【巻頭】誌面に刻まれた「黄金の言葉」
●【技術特集】「健太塾」春期講座(2)
●【知識】卓Q検定
●【技術特集】水谷隼が分析 世界のベストサービスプレーヤーズ
●【ビギナー】公立中学必見!「短期超上達法」〈Vol.2〉
●【技術特集】切れる!モンスターYG〈Vol.5〉
●【伝説のプレーヤーたち】高島規郎
●【インタビュー】グレン・オースト
●【特別寄稿】東京五輪延期の舞台裏
●【知識】マンガで読む「卓球ものがたり」
●【知識】真説 卓球おもしろ物語
●【特別企画】今日から毎日!「ストレッチ」
●【グッズ特集】イケメンラケット・グランプリ
●【情報】全国の卓球場&スクール
●【好評連載】我ら、ペンホルダーズ/モンダイは指導者だ/もうメンタルで悩まない!/ルール早わかり/王国タイムアウト/用具のこだわり/奇天烈逆も〜ション ほか

詳細・購入はこちら

 今年も5月18日に発売になった『別冊卓球グッズ2020』。2001年に『別冊卓球グッズ2001』がスタートしてから、記念すべき20冊目の別冊グッズとなりました。毎年買って下さる「用具大好き」な皆様に、謹んで御礼を申し上げます。

 編集部で別冊グッズの企画会議が行われるのは、毎年1月の全日本選手権が終わってから。今年、新たに採用された企画のひとつが『REALラケット100人調査』だ。

 卓球王国Webでは毎月、「用具売り上げランキング」が発表されており、調査協力店舗で売れた用具を集計したランキングを見ることができる。いわゆる「草の根の大会」「町の大会」でも、ランキングの上位ラケットや上位ラバーを使う選手が多いことは想像できるが、「みんな本当に『ヴェガ』使ってるの?」「『ファスタークG-1』を使ってるの?」という素朴な疑問が、この企画の出発点だった。

 そこで2月22〜23日、三重で行われた新日本スポーツ連盟主催の全国大会(年代別)に用具担当の編集部ゆうがお邪魔して、出場する選手の皆さんの使用ラケット&ラバーを調査(町の大会ではなく、全国大会ですが……)。使用者が多かったラケット&ラバーのランキング、メーカーごとのシェア(占有率)など、用具好きなら気になる情報が満載だが、驚いたことにこれだけの人数がいて、「全く同じラケット&ラバーの組み合わせ」はひとりとしていなかった。十人十色どころか、百人百色だったのだ。

 果たして、アナタと同じラケット&ラバーの組み合わせの人はいるだろうか。調査を終えて帰還した編集部ゆうが、高熱で3日間寝込んだほどの労作。ぜひ別冊グッズ2020でチェックしていただきたい。
  • 108人の中〜上級プレーヤーの使用用具の他、気になる情報が満載!

卓球グッズ2020〈卓球王国2020年7月号別冊〉
定価880円(本体800円+税)
まるごと1冊、グッズの本

● トレンドは「粘着」
● ロングセラーモンスター
●「ライトニングテンション」その実力はいかに!?
● REALラケット100人調査
● 裏ソフトの進化とミズノの挑戦
● ブランド別 2020新製品大カタログ〈イチオシギア試打付き!〉
● 売れ筋ツブ高ラバー ガチンコ試打
● 緊急!こだわりすぎた男たち
● ラバースポンジ厚さの深さ

【卓球グッズWEB】卓球グッズ2020 イチオシ新製品試打の様子はこちら

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