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 世界最年長の卓球選手・ドロシー・デ・ローさん(オーストラリア)が1月24日(金)に逝去した。享年103歳。
 
 ドロシーさんはイギリス・ロンドン北部のウェンブリーで生まれ、2歳の時に家族とともにオーストリアに移住。2013年10月5日には103歳の誕生日を迎えた。昨年7月にオーストラリアの首都キャンベルで行われたシルバー・スクリーン・フィルム・フェスティバルではドキュメンタリー映画「ピンポン」にも登場し話題となった。
 また、2000年のシドニー五輪では最年長のボランティアスタッフとしてギネス世界記録にも認定された。
 50歳で卓球を始め、82歳では世界ベテラン選手権アイルランド大会の80歳以上の部で優勝。2010年のモンゴル大会では世界ベテラン11回連続出場を100歳で果たした。

※情報提供:ITTF(国際卓球連盟)
※参照ページ(英語):http://www.ittf.com/_front_page/ittf_full_story1.asp?ID=34122&Category=General&Competition_ID=&



  • 2010年世界ベテラン選手権モンゴル大会でのドロシーさん(提供:ITTF)

 1月24〜26日 ポルトガルのビラノバデガイアで開催された「ITTFジュニアサーキット・2013グローバルジュニアサーキットファイナル」。日本からは宋恵佳(青森山田高)と森田彩音(JOCエリートアカデミー/帝京)の2選手が参加。
 宋は予選リーグを3勝全勝で1位通過したものの、決勝トーナメントではタモルワン(タイ)に1-4で敗れ準決勝進出はならなかった。森田は予選2位通過。トーナメントでは第1シードの杜凱琹(香港)とゲームオールの接戦を繰り広げたが最終ゲームを6点で落とし、準決勝進出を逃した。優勝は森田を破った杜凱琹。準決勝でタモルワンを、決勝で黄郁雯(チャイニーズタイペイ)を4-2で下し優勝を決めた。男子は決勝でカルデラノ(ブラジル)を下した金民赫(韓国)が優勝を果たした。

上位の結果は以下のとおり。

【2013グローバルジュニアサーキットファイナル上位の結果】
● ジュニア男子シングルス
優勝:金民赫(韓国)
準優勝:カルデラノ(ブラジル)
3位:廖振珽(チャイニーズタイペイ)、孔嘉徳(香港)

● ジュニア女子シングルス
優勝:杜凱琹(香港)
準優勝:黄郁雯(チャイニーズタイペイ)
3位:タモルワン(タイ)、邱嗣樺(チャイニーズタイペイ)
 1月21日、日本卓球協会はスタッフの更新に伴い、平成25年度強化スタッフ・強化サポートスタッフ体制を新たに発表した。
 新体制では、男子NT(ナショナルチーム)・JNT(ジュニアナショナルチーム)の監督は引き続き倉嶋洋介氏(日本卓球協会)が兼任。男子NTコーチとして、東京アート卓球部監督の大森隆弘氏が強化スタッフに加わった。また、JOCエリートアカデミーの男子コーチとして、加山兵伍氏(華兵ロードスカイ)も新たに加入し、強化の一翼を担う。女子NT監督は村上恭和氏(日本生命)、女子JNT監督は呉光憲監督(淑徳大学)が留任となる。

 なお、強化スタッフ・強化サポートスタッフは2014年4月1日付で、新たにスタッフの人事異動や新規スタッフの加入などが行われる見込みだ。
  • 常勝軍団・東京アートをまとめる大森隆弘氏の手腕に期待がかかる

 1月22〜23日まで、ポルトガル・ビラノバデガイアで行われた第2回ユースオリンピック競技大会・卓球競技の世界予選。すでに村松雄斗(JOCエリートアカデミー/帝京)が推薦出場を決めている日本は、女子の加藤美優(JOCエリートアカデミー)が世界予選に出場。予選グループを3戦全勝で通過し、代表決定戦でカナダのルオ・アンチー(カナダ)を4ー1で撃破。全4試合で2ゲームしか落とさず、見事に代表資格を獲得した。
 第1回ユース五輪(2010年8月/シンガポール)では、丹羽孝希の男子シングルス、丹羽孝希と谷岡あゆかの混合団体で2枚の金メダルを獲得した日本。第2回ユースオリンピック・卓球競技(8月17〜23日/中国・南京)でもメダル獲得が期待される。加藤選手の世界予選での記録は下記のとおり。

●第1ステージ(予選グループ)
加藤 7、5、5、7 フェルマース(オランダ/WR336)
加藤 6、4、4、ー9、7 キャリー(イギリス/WR307)
加藤 5、3、4、7 ショウマン(エジプト/WR672)

●代表資格決定戦
加藤 6、7、ー10、4、5 ルオ・アンチー(カナダ/WR369)

☆女子代表資格獲得者
杜凱栞(香港/WR53)、加藤美優(日本/WR87)、ディアコヌ(ルーマニア/WR210)、邱嗣樺(チャイニーズタイペイ/WR220)
※第1リザーブ:タモルワン(タイ/WR285)
※第2リザーブ:ルオ・アンチー(カナダ/WR369)

★男子代表資格獲得者
楊恒韋(チャイニーズタイペイ/WR290)、レイチュピエス(チェコ/WR301)、オルト(ドイツ/WR340)、スディ(ハンガリー/WR352)
※第1リザーブ:金民赫(韓国/WR265)
※第2リザーブ:カルデラノ(ブラジル/WR190)

※WR=2014年1月ITTF(国際卓球連盟)発表の世界ランキング
  • ユース五輪代表資格を獲得した加藤美優 写真提供:ITTF

  • 香港の杜凱栞は、本大会での最大のライバルだ

映画化もされた大人気卓球コミック『ピンポン』(原作・松本大洋/小学館 ビッグコミックスピリッツ)が、今春、テレビアニメ化されることが発表された。
2014年4月より、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」(毎週木曜日24時50分〜)ほかで放送予定とのこと。監督は、アニメ『四畳半神話大系』や『マインド・ゲーム』などで知られる湯浅政明氏。
テレビアニメ化の発表に合わせて、公式サイトもオープンしている。公式サイトでは、アニメ化を記念して描き下ろされた松本大洋氏のイラストが掲載され、第一弾テレビCM動画も配信中だ。

TVアニメ『ピンポン』公式サイト
http://www.pingpong-anime.tv

 JA全農世界卓球2014東京大会の代表が発表され、強化本部推薦となった男子の丹羽孝希、塩野真人。女子の平野早矢香、森さくらの選考理由を男女それぞれの監督が語った。

丹羽孝希:13年世界選手権パリ大会でベスト16。昨年度の全日本チャンピオンと、実績は申し分ない。

塩野真人:全日本選手権では早々に敗れてしまったが、昨年1年の国際舞台において、日本選手で最も素晴らしい成績をおさめ、世界からも注目されている選手。カットマンの彼を入れることで、バラエティー豊かなチームになったと思う。

平野早矢香:選考基準の国際競争力の実績という部分で選んだ。ロンドン五輪で銀メダルに貢献した。ワールドチームカップ、東アジア競技大会でも団体決勝進出に大きな力になった。

森さくら:国際競争力の潜在能力で選んだ。まだ実績は乏しいが、全日本では平野早矢香、福原愛を破って決勝まで行った。今後の成長に期待して、選考した。

男女監督の目標はずばり「金メダル!」だ。
福原愛は「女子は前回のドルトムント大会でベスト8と悔しい思いをしているので、今回は日本の皆様の前で最高のプレーをしたい。日本のチーム力は世界一だと思っています」と意気込みを語った。

また、男女チームのニックネームを急遽聞かれ、
倉嶋洋介男子監督は「まだ代表が揃うのも今日が初めて。今回の5名は現在の日本の最強メンバーだと思うので、『最強ジャパン』なのかなぁ。これから合宿を行い、段々とカラーが出てくると思います」

村上恭和女子監督は「森さくらが全日本の会場で一番大きな声で叫んでいました。田代も結構サーサー言います。福原もサーと言いますので、どんどんサーが増えていくということで、『サーサーサージャパン』という形でいかがでしょうか?」と笑いを誘った。

村上監督は「適当に思いついただけなので、記事にはしないでください」と前置きをしていたが、各報道ではすでに「サーサーサージャパン」とニュースにしてしまっている。
このニックネームは本来ならばお蔵入りのハズだったが、このまま定着するのだろうか。
  • 男子最後のイスにはカットマン塩野

  • 女子は全日本で大ブレークした森が選出された

  • 前回は韓国に敗れてベスト8だった日本女子。雪辱を誓う

  • ここに水谷隼を加えたメンバーが代表選手だ

1月21日、日本卓球協会は味の素ナショナルトレーニングセンター卓球場において、「JA全農世界卓球」2014東京大会(団体戦)の男女代表メンバーを発表した。男女各5名の顔ぶれは下記のとおり(出場回数は世界選手権団体戦)。大会は4月28日〜5月5日に国立代々木競技場第一体育館および東京体育館で開催される。

■日本男子チーム
倉嶋洋介監督
水谷隼(DIOジャパン/WR13/5大会連続5回目)
松平健太(早稲田大/WR16/2大会ぶり2回目)
丹羽孝希(明治大/WR18/2大会連続2回目)
岸川聖也(ファースト/WR30/5大会連続5回目)
塩野真人(東京アート/WR47/初出場)

□日本女子チーム
村上恭和監督
福原愛(ANA/WR9/6大会連続6回目)
石川佳純(全農/WR10/4大会連続4回目)
平野早矢香(ミキハウス/WR25/6大会連続6回目)
田代早紀(日本生命/WR131/初出場)
森さくら(昇陽高/WR156/初出場)
大会開幕まで100日をきった『JA全農2014年世界卓球団体選手権東京大会』(4月28日〜5月5日/東京・国立代々木第一体育館)。今まで「大会公式予告サイト」として情報を掲載していたサイトが、1月21日、公式ウェブサイトとして日本語版・英語版が正式にオープンした。同時に、大会公式ツイッターもスタート。
公式ウェブ&ツイッターで、大会情報をいち早くつかもう!

大会公式ウェブサイト
http://www.2014wtttc.com/

大会公式ツイッター
アカウント名:JAPANTABLE2014
アカウントURL:https://twitter.com/JAPANTABLE2014

やはり、水谷隼は逆襲した。
丹羽孝希、松平健太、という優勝候補が相次いで敗れる中、王者は戻ってきた。記者会見では、「前の晩に決勝で負ける夢を二回見た。相手は岸川君だった。岸川君を一番警戒していた。やりたくない相手だった。自分の中で不安があったんだと思います。優勝することしか、周りに喜んでもらえないから」と感情を吐露した。
今日、火曜日にヨーロッパチャンピオンズリーグに出場するために日本を後にした水谷隼。30日に帰国し、2月1日には東京で結婚式。彼との王国インタビューは3日以降に行う予定だ。じっくりと王者の言葉に耳を傾けたい。
1月14〜19日に行われた平成25年度の全日本選手権大会の上位結果は以下のとおり。
詳細は「全日本選手権速報」をご覧ください↓

http://www.world-tt.com/ps_info/ps_report.php?bn=150&pg=HEAD&page=NEXT&rpcdno=82#82

★平成25年度全日本選手権・メダリスト一覧

●男子シングルス
優勝:水谷隼(DIOジャパン)
準優勝:町飛鳥(明治大)
3位:上田仁(青森大)、吉田海偉(DIOジャパン)

●女子シングルス
優勝:石川佳純(全農)
準優勝:森さくら(昇陽高)
3位:福原愛(ANA)、若宮三紗子(日本生命)

●男子ダブルス
優勝:森薗政崇/三部航平(青森山田高)
準優勝:岸川聖也/水谷隼(ファースト/DIOジャパン)
3位:松平健太/丹羽孝希(早稲田大/明治大)、上村慶哉/田添健汰(希望が丘高)

●女子ダブルス
優勝:平野早矢香/石川佳純(ミキハウス/全農)
準優勝:中川博子/土田美佳(中国電力)
3位:田代早紀/藤井優子(日本生命)、市川梓/中村薫子(日立化成)

●混合ダブルス
優勝:張一博/森薗美咲(東京アート/日立化成)
準優勝:吉村真晴/石川佳純(愛知工業大/全農)
3位:笠原弘光/笠原多加恵(協和発酵キリン/NTT東日本東京)、松平賢二/若宮三紗子(協和発酵キリン/日本生命)

●ジュニア男子
優勝:吉村和弘(野田学園高)
準優勝:酒井明日翔(JOCエリートアカデミー/帝京)
3位:村松雄斗(JOCエリートアカデミー/帝京)、郡山北斗(関西高)

●ジュニア女子
優勝:加藤美優(JOCエリートアカデミー)
準優勝:平野美宇(JOCエリートアカデミー)
3位:浜本由惟(JOCエリートアカデミー)、阿部愛莉(四天王寺高)