スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 3月29日にITTF(国際卓球連盟)の役員会でセルロイドボールに替わるプラスチックボールを2014年7月1日から採用することを決めた。当初は今年のロンドン五輪の後から試験的に採用することが決まっていたが、卓球メーカーの開発と製造が遅れており、2013年まで1年間延期になっていたが、さらに製造が間に合わずに、十分な供給ができないということで、2014年7月1日、同年東京で開催される世界選手権の後に採用されることになった。
3月27・28日に福井県営体育館において「第13回全国中学選抜卓球大会」が開催された。
男子は青森山田中が他を寄せ付けず優勝。平田中が明徳義塾中を準々決勝で激戦の末に破って3位に入った。女子は層の厚い明徳義塾中が優勝。準々決勝で右田中にやや苦戦したが、決勝では青森山田中をストレートで下した。和洋女子中と、全中チャンピオンの平を擁する本庄東中が、3位と躍進した。
結果は以下のとおり

男子
優勝:青森山田(青森)
準優勝:愛工大附(愛知)
3位:尾久八幡(東京)、平田(島根)
ベスト8:大東(福井)、南小倉(福岡)、津幡(石川)、明徳義塾(高知)
2位トーナメント優勝:長森(岐阜)
3位トーナメント優勝:上磯(北海道)

女子
優勝:明徳義塾(高知)
準優勝:青森山田(青森)
3位:和洋国府台女子(千葉)、本庄東(埼玉)
ベスト8:右田(山口)、武蔵野(東京)、横浜隼人(神奈川)、山陽女子(岡山)
2位トーナメント優勝:河北(山形)
3位トーナメント優勝:若柳(宮城)

詳細は卓球王国6月号(4月21日発売)に掲載いたします。
 2015年の世界選手権は、中国の江蘇省・蘇州市で開催されることがITTF総会で決定した。中国での世界選手権は2008年の広州大会以来7年ぶり、5度目の開催となる。

 中国には「上有天堂、下有蘇杭」という有名な言葉がある。「天には天国あり、地には蘇州・杭州あり」、つまり蘇州と杭州は地上の天国という意味だ。中国では有名な観光地で、美人が多い街としても知られる(本当ですヨ)。上海市からも車で1時間半程度、アジア卓球連合の蔡振華会長の出身地・無錫にもほど近い。
 蘇州での世界選手権は2015年4月26日~5月3日に開催される予定。

 また、国際卓球連盟の加盟協会数は217になり、バレーボールに次いで2番目に多い連盟となった。
※下写真は会見するITTFのシャララ会長。
昨年は東日本大震災の影響で中止となった選抜大会。今年、3月23~25日に2年ぶりに秋田で開催された高校選抜は、3日間とも観客席が満員になるほど熱狂ぶりだった。

男子は青森山田が2年前、決勝で敗れた悔しさを払拭するかのように圧倒的な力を見せつけて優勝。準優勝の希望が丘は野田学園、明徳義塾、東山という強豪校を連覇して存在感を見せた。
女子は四天王寺が昨夏のインターハイに続き、決勝で青森山田に勝利して優勝を決めた。高橋、松本が抜けた穴は大きかったが、成本と松平が大車輪の活躍を見せ、酒井と一ノ瀬がしっかりサポートした。

結果は以下のとおり

男子
優勝:青森山田(青森)
準優勝:希望が丘(福岡)
3位:東山(京都)、愛工大名電(愛知)

女子
優勝:四天王寺(大阪)
準優勝:青森山田(青森)
3位:岩国商業(山口)、正智深谷(埼玉)

詳細は卓球王国6月号(4月21日発売)に掲載致します

※写真は男女優勝校
3月24・25日に、茨城県ひたちなか市総合体育館において行われた『第9回全国ホープス選抜卓球大会』。
各都道府県の代表となった小学生選手たちがチームを組み、熱戦を繰り広げた。
優勝したのは、男子は東京都選抜チーム、女子は愛知県選抜チーム。
上位入賞チームは以下の通り

〈男子〉
優勝:東京都選抜(初優勝)
準優勝:兵庫県選抜
3位:神奈川県選抜、埼玉県選抜

〈女子〉
優勝:愛知県選抜(3回目・平成20年度以来)
準優勝:静岡県選抜
3位:東京都選抜、兵庫県選抜
 3月14~18日に東京・東京体育館で第64回東京選手権大会が行われ、男子シングルスでは高木和卓(東京アート)、女子シングルスでは肖萌(アスモ)が優勝した。両選手とも本大会での優勝は初となる。
 男子シングルスで優勝した高木和は、5回戦で専修大の王凱にゲームカウント2-3とリードされる展開ながらも、6ゲーム目を12-10で奪い、勢いに乗って7ゲーム目を4点で抑え勝利。準々決勝では、瀬山(リコー)や上田(青森大)を破った大島(東山高)との対戦で、この試合もゲームカウント1-3から驚異的な粘りを見せ勝利した。決勝戦は丹羽(青森山田高)に対し、ドライブの引き合いで真っ向勝負を繰り広げ、最終ゲームは2点で抑え、見事初優勝を成し遂げた。
 また女子シングルスで優勝した肖萌は、準決勝で森薗(日立化成)を4-0で下し、決勝では彭雪(サンリツ)との激しいラリーを制して優勝した。
 本大会ではどの種目においても、初戦で姿を消すスーパーシード選手が多く、ジュニア・大学生の活躍が目覚ましかった。また女子シングルス・ダブルス・ジュニアに海外(中国・韓国・フランス)選手が参戦し、女子ダブルスではベスト4に入賞したペアのうち、海外勢が3ペアを占める結果となった。

【各種目優勝者】
●男子
男子シングルス:高木和卓(東京アート)
男子ダブルス:上田仁・森薗政崇(青森大・青森山田高)
男子ジュニア:東勇渡(エリートアカデミー/帝京)
男子カデット:木造勇人(美崎クラブ)
男子サーティ:三田村宗明(卓楓会)
男子フォーティ:堀雅敏(亀田郷土地改良区)
男子フィフティ:坂本憲一(日産追浜)
男子シックスティ:政本尚(三条栄)
男子ローセブンティ:和田紘一(VT神奈川)
男子ハイセブンティ:添田光男(横浜ベテラン会)
男子エイティ:濱惣六(岡谷雷鳥クラブ)

●女子
女子シングルス:肖萌(アスモ)
女子ダブルス:金美貞・黄智那(韓国大宇証券)
女子ジュニア:浜本由惟(エリートアカデミー)
女子カデット:平野美宇(ミキハウスJSC山梨)
女子サーティ:前田恵美(瑞穂クラブ)
女子フォーティ:佐原有美(個人)
女子フィフティ:稲川佳代(COLOR)
女子シックスティ:土田きん子(三峰)
女子ローセブンティ:柴田紀子(サザンスターズ)
女子ハイセブンティ:土屋慶子(卓美会)
女子エイティ:手代木静子(卓研パートナー)

下写真:(左から)男子シングルス優勝の高木和、女子シングルス優勝の肖萌
 熊谷商高、埼玉工大深谷高、青森山田高で常勝チームを作り、インターハイ、全日本選手権などで数多くの優勝を成し遂げた吉田安夫監督(79歳)の「監督55周年記念祝賀会・『ひとすじの道』出版記念」のパーティが東京プリンスホテルで盛大に開かれた。
 パーティには日本卓球協会関係者、伊藤繁雄さん、松崎キミ代さんなどのチャンピオン、青森山田の選手とOB、関係者、熊商,埼玉工大深谷、のOB、友人などに加え、海外からも千栄石氏(元韓国卓球協会会長)、郭躍華(81、83年世界チャンピオン)さん、曹燕華(83、85年世界チャンピオン)さん、謝春英(元全日本ダブルスチャンピオン)さんなどもお祝いに駆けつけ、300名ほどの参会者が吉田監督の労をねぎらった。

※写真左:吉田安夫監督(右)と中国からお祝いに駆けつけた郭躍華
中央:お祝いの鏡割り
右:世界選手権日本代表選手&スタッフ
3月15日に、ナショナルトレーニングセンターにて、「2012年世界卓球選手権ドルトムント大会 日本選手団・記者会見」が行われた。会見では、監督・選手らが意気込みを語り、前回大会で銅メダル獲得をしている男女チームともに、今年は決勝進出を目標に掲げた。
会見後は、新ナショナルチームウェアのお披露目もあり、また今大会もテレビ中継を行うテレビ東京からは、メインキャスターの福澤朗アナウンサーらが登場。軽快なトークで会見を盛り上げた。
その後の壮行会には、多くの関係者が集まり、選手に激励の言葉をおくった。

(写真左から)
・新ウェアをまとった選手たち(松平賢二選手は欠席)
・昨年に続きテレビ東京「世界卓球」のメインキャスターとなった福澤朗アナウンサー
・世界戦に挑む日本選手団(選手&スタッフ)
 今年7月28日から始まるビッグイベント・ロンドン五輪。昨年の世界選手権後に発表された世界ランキングで男女各28名の代表枠が決定。その後世界各地で代表選考会が行われ、徐々に代表権獲得選手が決まってきている。
 現時点(3月15日現在)では、男子46名、女子47名の代表獲得選手が決定しており、4月にヨーロッパ、アジア、アメリカの大陸予選、そして5月に世界最終予選が行われる。日本では水谷隼、岸川聖也、福原愛、石川佳純の4名が代表権を獲得しており、丹羽孝希と平野早矢香が4月19~22日に香港で開催されるアジア大陸予選会に出場することとなっている。

 現時点(3月15日現在)での代表権獲得選手を一覧にしましたので下記リンクよりご覧ください。

●ロンドン五輪代表権獲得選手
男子
女子

※最終の出場選手は変更となる可能性があります
 3月1~2日に大阪府・大阪市中央体育館で行われた「第14回全国レディースフェスティバル2012」がITTF(国際卓球連盟)のHPで紹介された。

 毎年3月8日は国際女性デーと国際的に認定されており、世界各地で様々なレディースのイベントが開催される。この大会は週をずらして開催されたが、2日間で約900名もの女性が参加した大規模な大会として取り上げられた。また、世界選手権で合計16個のメダル(金・6個、銀・4個、銅・6個)を獲得した1957年世界チャンピオン・江口冨士枝さん(日本選手団団長)が参加していることや「日韓中レディース交流大会」であることからも、国際色のある大会としても紹介された。

ITTFのHP(英語)はこちら↓
http://www.ittf.com/_front_page/ittf_full_story1.asp?ID=27217&Category=women&Competition_ID=& 

※写真は韓国選手団団長の鄭賢淑さんと日本選手団団長の江口冨士枝さん(右)(写真提供:大阪卓球協会)