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 5月8~11日までハンガリー・ブダペストで開催された北京五輪・世界最終予選。シングルスの3つの代表権を賭け、激しい戦いが繰り広げられた。男女の代表権獲得者は以下のとおり。

◆男子
1. 張ユク(中国香港)
2. 蒋澎龍(チャイニーズタイペイ)
3. J.セイブ(ベルギー)
◇女子
1. 帖雅娜(中国香港)
2. 林菱(中国香港)
3. ション・イェンフェイ(スペイン)

 男子では、アジア大陸予選でまさかの予選落ちを喫した張ユクと蒋澎龍がワンツーフィニッシュ。蒋澎龍はこれで4大会連続出場となる。また、世界ランキング上位20名の自動出場枠を僅差で逃し、ヨーロッパ予選を欠場していたJ.セイブ(ベルギー)は、3位決定戦でクリサン(ルーマニア)に完勝して代表権獲得。こちらはなんと88年ソウル五輪から6大会連続での五輪出場だ。女子は戦前の予想どおり、中国香港の帖雅娜と林菱が決勝に勝ち上がった。3位のション・イェンフェイと合わせ、最終予選をも中国帰化選手が席巻する形となった。
 5月10~11日、三重県・津市体育館にて「グランプリカップ2008第17回東アジアこてんこホープス卓球選手権大会日本代表選考会」が行われ、各都道府県から集まった日本代表を夢見る小学生たちが代表権を争った。

 第1ステージは各ブロック5~6名による総当たりリーグ戦。各ブロック1・2位が第2ステージへと進み、さらに総当たりリーグ戦を行い、ブロック1位の選手が代表権獲得。ブロック2位だった選手は、2ブロックに分かれて代表決定リーグを行い、男子は各ブロック1・2位の選手が代表権を獲得。前田美優(高瀬ク)が推薦選手としてすでに代表に内定している女子は、各ブロック1位の選手と、2位同士の対戦の勝者が代表権を獲得できる。

 代表権獲得者は以下の通り
東アジアホープス代表選手(順不同)
男子女子
1.村松雄斗(平野卓研)美濃口千夏(リトルキングス)
2.田添響(石田卓球ク)安藤みなみ(卓伸ク)
3.坪井勇磨(TTC平屋)森薗美月(えひめTTC)
4.酒井明日翔(酒井ク)中澤紬(美鷹ク)
5水谷良紀(T-2Jr)石川梨良(山口ジュニアクラブ)
6.吉村和弘(東海ジュニア卓球ク)徳永美子(石田卓球ク)
7.及川瑞基(仙台ジュニア)加藤京華(岐阜卓研ジュニア)
8.梅崎光明(ななく卓球スポ少)森さくら(伊丹卓球教室)
9.姚東寅(新発田ジュニア)小室聖(卓楓会)
10.硴塚将人(城山ひのくにジュニア)前田美優(高瀬ク)※予選免除


 本大会は、8月26~27日に大阪・大阪府立体育会館にて行われる。過去には福原愛(ANA)や岸川聖也(スヴェンソン)といった北京五輪代表も出場経験がある同大会。この大会を足がかりに世界へと羽ばたきたい。

詳しくは日本卓球協会HPをご覧ください
http://www.jtta.or.jp/