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 ITTF(国際卓球連盟)は7月4日付けで世界ランキングを発表した。今回の世界ランキングでロンドン五輪のシングルスのシード、団体のシードが決定する。まず男子シングルスではジャパンオープンで優勝した日本の水谷隼が自己最高位の5位にランクアップ。ドイツのボルを抜いた。ジャパンオープンで、初戦負けしたボル、優勝した水谷の、両者の結果がランキングに反映された形となった。これによって、水谷は五輪のシングルスで第3シードを獲得した。実際には第1シードの中国の張継科と第2シードの王皓が決まっており、第3、4シードの選手はドローによって第1シード側か、第2シード側かに分かれる。
 女子では石川佳純が6位、福原愛が7位。ジャパンオープン2位、ブラジルオープン優勝の韓国の金璟娥が11位から5位にジャンプアップして、五輪シングルスの第1シードの丁寧、第2の李暁霞に続き、第3シードを獲得。石川は第4シードになった。
 水谷と石川はシングルスにおいて中国選手とは準決勝まで当たらない組み合わせになる。一方、福原は勝ち進んでいくと、準々決勝で中国選手か金璟娥と当たる組み合わせになる。

 五輪でのメダルは各種目3個しかないので、準決勝の敗者同士が銅メダルを賭けて戦う方式になっている。
 また、団体ではチームランキングによってシードが決まる。まだITTFから発表されていないが、上位3選手の団体シミュレーションによってランキングが決まるため、男子は中国・韓国・日本・ドイツの順でベスト4が決まり、女子は中国・日本・シンガポール・韓国の順になる。これにより、日本男子は勝ち進めば、準決勝で中国か韓国、日本女子は決勝まで中国とは対戦せずに、準決勝でシンガポールか韓国と対戦する。

※写真は世界5位の水谷隼と世界6位の石川佳純
 日本パラリンピック委員会は7月3日、ロンドン2012パラリンピック競技大会の日本代表選手団をホームページで発表。卓球競技には板井淳記、木下佑輝、別所キミヱの3名が選ばれた。女子でひとり代表となった別所は大会時64歳で、選手団の中で最高齢となる。
 ロンドン2012パラリンピック競技大会は8月29日~9月9日の12日間行われ、卓球競技は30日よりスタートする。

■ ロンドン2012パラリンピック卓球選手団
【選手】
板井淳記(大分・臼杵土木事務所)
木下佑輝(神奈川・横浜)
別所キミヱ(兵庫・郵便事業株式会社)
【コーチ】
岡博子(岡山・岡山市障害者体育センター)
野村智宏(石川・金城大)

※写真は代表に選ばれた3選手(左から:板井、木下、別所)
 7月2日、日本オリンピック委員会(JOC)はロンドン五輪の日本選手を題材とした記念切手セットの発売を発表。その切手セットに使用される選手のひとりに福原愛選手(ANA)が選ばれた。

 セットは切手1シート、ポストカード6枚に特製ホルダーつきで3,980円(送料込み)。7月3日から全国の郵便局窓口と郵便局のネットショップで受け付けが開始され、11月上旬から順次発送予定とのことだ。
 福原選手の他には体操の内村航平選手、レスリングの吉田沙保里選手、バドミントンの潮田玲子選手など10名の選手が選ばれている。

■ 第30回オリンピック競技大会「日本代表選手団公式記念フレーム切手セット」
セット内容:オリジナルフレーム切手×1シート、特製ポストカード×6種類、特製ホルダー×1個
商品価格:3,980円(送料込み)
申し込み期間:
郵便局窓口:7月3日(火)~8月17日(金)
郵便局のネットショップ:7月3日(火)~9月10日(月)
お届け:11月上旬より順次発送

詳細・問い合わせはこちら↓
郵便局のネットショップ:http://www.postal-jp.com/
記念フレーム切手販売事務局:TEL. 03-5635-9939(土日祝日を除く10~17時)

※イメージ写真左からポストカード、特製ホルダー中面、特製ホルダー表紙(提供:郵便局株式会社)
※写真はイメージです。実際の写真はロンドン五輪大会期間中に撮影するものとなります
 ロンドンで五輪5回目の出場となるファビオラ・ラモス(ベネズエラ)がベネズエラ代表選手団の旗手に選出された。他種目のアスリートと一緒に、候補に名前があがったのが約1ヵ月前。最初に行われたインターネットの投票では、半数以上の票を獲得。その後のマスコミ、スポーツ協会の投票でも多くの票を集め、文句なくベネズエラオリンピック委員会から旗手に選出された。

 この名誉ある大役を授かり、ラモスは「未だに信じられません。他の競技のトップアスリートと一緒に候補に名前があがっただけでも光栄でした。私が選ばれるとは全く思っていませんでした」とコメント。

 ラモスは1996年のアトランタ五輪で初出場を果たし、その後4大会連続で五輪に出場。5回目の出場は女子卓球選手の中で、トート(ハンガリー)、オショナイケ(ナイジェリア)と並ぶ最多出場回数となる。

 現地時間7月27日午後9時(日本時間28日午前5時)から行われる開会式。ベネズエラ代表選手団のトップで入場するラモスの勇姿をぜひテレビでご観戦ください。

※情報提供ITTF(国際卓球連盟)
関連記事 → http://www.ittf.com/_front_page/ittf_full_story1.asp?ID=28378&Category=General&Competition_ID=&

※写真は2004年北京五輪でのラモス
 6月27~7月1日にわたり、東京・墨田区総合体育館で行われた「平成24年度前期日本リーグ東京大会」。男子1部は東京アート、女子1部は十六銀行が優勝を飾った。

 男子1部優勝の東京アート。終わってみれば7戦全勝で、失ったポイントはわずか2だった。2位には、吉村真晴・森本耕平という実力者を擁する愛知工業大が入賞した。吉村はシングルス5戦全勝、森本とのダブルスでも5戦1勝とその実力をいかんなく発揮し、インカレに向けて好調ぶりをアピールした。

 一方の女子1部は、波乱の連続となった。優勝候補筆頭の日本生命が、第5戦で十六銀行に1-3、第6戦で日立化成に2-3で敗れ、まさかの2敗。第7戦で5勝1敗同士の十六銀行と日立化成が、4勝2敗同士の日本生命とサンリツが対決し、十六銀行が3-2で、日本生命が3-1で勝利し、十六銀行が優勝を決めた。なお、十六銀行は15期ぶり3回目の優勝を飾った。

 2部は男子は朝日大、女子はエクセディが優勝し、両チームとも1部昇格を決めた。入れ替え戦は、男子がJOCエリートアカデミーと原田鋼業、女子がJOCエリートアカデミーとJR北海道の対戦となる。

 また、最終日の表彰式終了後には、男女の入賞チームによるサイン会も行われ、選手はファンとの交流を楽しんだ。

 熱戦が繰り広げられた本大会の模様は、7月21日発売の卓球王国9月号で掲載予定です。お楽しみに!

写真(左から):男子1部優勝の東京アート、女子1部優勝の十六銀行、表彰式終了後に行われたサイン会の模様
 6月25~30日にスウェーデン・ストックホルムで行われた世界ベテラン選手権大会。男子50歳代では85年世界選手権男子複優勝で、地元スウェーデンのミカエル・アペルグレンが、男子40歳代では元ベルギー代表で7回目の五輪出場を決めているJ.セイブの弟のP.セイブが優勝した。また、日本からも約350名が参加。女子シングルス8イベントのうち、4イベントで日本選手が優勝と大活躍。特に70~74歳で優勝の池田章子選手は、大会史上初の5回目の優勝という快挙を達成した。

 福澤朗アナも参加した世界ベテラン・スウェーデン大会の詳細は、本誌9月号(7月21日発売)でお届けします! 
以下は、男女シングルスの優勝者。

● 男子シングルス優勝者
40~49歳:P.セイブ(ベルギー)
50~59歳:アペルグレン(スウェーデン)
60~64歳:ヨーム(デンマーク)
65~69歳:ワン・イン(中国)
70~74歳:リペルト(ドイツ)
75~79歳:ラコスニク(チェコ)
80~84歳:バックス(イングランド)
85歳以上:オステルホルム(スウェーデン)

● 女子シングルス優勝者
40~49歳:アリジ(イタリア)
50~59歳:大嶋由美(日本)
60~64歳:M.ネイプ(ドイツ)
65~69歳:大倉勝子(日本)
70~74歳:池田章子(日本)
75~79歳:バード(イングランド)
80~84歳:土佐昭子(日本)
85歳以上:クレヨバ(チェコ)
 6月26~28日に埼玉・所沢市民体育館で行われた平成24年度関東学生卓球選手権大会。大会1日目は男女ダブルスが行われ、男子は神巧也・平野友樹ペア(明治大)が、女子は平野容子・池田好美ペア(東京富士大)が優勝を果たした。神・平野ペアは2連覇を達成。
 また、大会2・3日目は男女シングルスが行われ、男子は王凱(専修大)が、女子は劉莉莎(専修大)が優勝した。女子はベスト4のうち、劉莉莎、馬文ティン(日本大)、王舒(青山学院大)と留学生が3人ランクイン。
 本大会は3日目からシングルスのシード選手が登場し、優勝した選手は4回戦から決勝まで、1日7試合というハードスケジュールをこなした。その疲れからか、試合途中に足がつるなど、故障する選手が続出。
 男子シングルスで優勝した王凱も準々決勝の途中で右ふとももに違和感を覚え、試合を中断してテーピングを行った(写真参照)。試合前に右の足首を捻挫していたため、ぎこちないプレーとなってしまい、それが太ももの痛みに繋がったという。

各種目の優勝者は以下の通り

【平成24年度関東学生卓球選手権大会】
●男子シングルス:王凱(専修大)
●女子シングルス:劉莉莎(専修大)
●男子ダブルス:神巧也・平野友樹(明治大)
●女子ダブルス:平野容子・池田好美(東京富士大)

なお、本大会の模様は7月21日発売の卓球王国9月号で掲載予定です。

※写真(左から)男子シングルス優勝の王凱、女子シングルス優勝の劉莉莎、準々決勝で右ふとももにテーピングを巻く王凱
 現地時間7月27日より17日間に渡り開催されるロンドン五輪の開幕まで残り約1ヵ月となった。
 NHKの番組情報誌「NHKウイークリーステラ」では、テレビ観戦ガイド『NHKウイークリーステラ臨時増刊8月28日号 ロンドンオリンピック放送をぜんぶみる!』を発行する。各競技の注目選手やポイント、五輪関連番組情報、そしてNHKに加え、民放の放送スケジュールも一挙掲載。もちろん卓球日本代表についても取り上げられている。
ガイドを手にして五輪観戦を2倍楽しもう!

■『NHKウイークリーステラ臨時増刊8/28号 ロンドンオリンピック放送をぜんぶみる!』
発売日:7月14日(土)
定価:600円(税込み)
体裁:A4判、中綴じ、オールカラー 140ページ

★★★ 観戦ガイドを5名様にプレゼント! ★★★
紹介の観戦ガイド『NHKウイークリーステラ臨時増刊8/28号 ロンドンオリンピック放送をぜんぶみる!』を抽選で5名様にプレゼントします。ご希望の方は件名に「ロンドン五輪観戦ガイド希望」と明記し、住所、氏名、電話番号、年齢、職業を、下記のメールアドレスまでお送りください。
※プレゼントの応募は7月19日(木)を持ちまして締め切らせていただきました。
当選者には商品の発送をもってかえさせていただきます。


観戦ガイドの問い合わせは下記まで↓
NHKサービスセンター ステラ販売部:03-3464-1165

※表紙には石川佳純選手も載ってます!
 ITTF(国際卓球連盟)はロンドン五輪の団体戦に出場する丹羽孝希(青森山田高)に注目している。2010年8月にシンガポールで開催された「第1回ユースオリンピック競技大会・卓球競技」で、男子シングルスと混合団体で二冠を達成した丹羽。ロンドン五輪でメダルを獲得すると2つの五輪でメダルを獲得する初のアスリートとして五輪の歴史にその名を残すこととなる。

 第1回ユース五輪出場の3,517選手のうち、ロンドン五輪への出場を決めたのはわずか26選手。そのうち4選手が卓球競技からで、丹羽に加え、クマハラ(ブラジル)、アリエル・シン(USA)、メシュレフ(エジプト)が2大会の出場を決めているが、やはり2冠の丹羽に注目が集まる。

 丹羽は2011年11月の世界ジュニア選手権の男子シングルスでも中国を破り優勝、そして今年4月の五輪アジア大陸予選会では大会時、世界ランキング1位だった馬龍(中国)を破り五輪出場を決め、世界をあっと驚かせた。
 2つの五輪でメダルを獲得する初のアスリートになれるのか? 日本だけでなく、世界からも注目が集まっている。

ITTFの関連記事はこちらから→ http://www.ittf.com/_front_page/ittf_full_story1.asp?ID=28332&Competition_ID=2003&

※写真は五輪アジア予選会での丹羽
 昨年8月に岩手県大船渡市で開催された「えんずいところにスマッシュ ぴんぽーん大会」の第2回目が開催される。東日本大震災で甚大な被害を受けた、岩手県大船渡市と陸前高田市の卓球協会が主管となり開催に至った同大会。今年は8月12日(日)に陸前高田市で行われる。「被災地に少しでも元気を取り戻せる場、あるいはストレスの解消や卓球を楽しめる場を提供すること」を理念として掲げ、大会名の「えんずい」とは岩手・気仙地方の方言で「しっくりしない様子」を言い、モヤモヤした気分にスマッシュを打ち込み、スカッとしたいという想いが込められているという。

どなたでも参加できますので、お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。

【第2回えんずいところにスマッシュ ぴんぽーん大会】
■ 日時:2012年8月12日(日)13時受付開始、13時30分開会式
■ 開場:岩手県陸前高田市第一中学校体育館
■ 参加費: 地元からの参加者 無料(事前申し込み不要)
      地元以外からの参加者 1人2,000円
■申し込み締め切り:7月23日(月)
■義援金: 一口1,000円 ※義援金を募集しています。大会に参加できない方もご協力をお願いします。

詳しい内容は大会ホームページよりご確認ください。
http://ipponmatsu.web.fc2.com/index.html