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 3月下旬に開催予定だった「全国ホープス選抜大会」「全国高校選抜大会」「全国中学選抜大会」の開催中止が日本卓球協会より発表された。
 新型コロナウイルスの感染拡大と、27日に首相より発表された全国の小中学校・特別学校の休校の要請を踏まえての、開催中止の決定となった。

■2/28に開催中止が発表された全国選抜大会
3月20〜22日 「第17回全国ホープス選抜卓球大会」 秋田・ナイスアリーナ
3月25〜28日 「第47回全国高等学校選抜卓球大会」 千葉・千葉ポートアリーナ
3月28〜29日 「第21回全国中学選抜卓球大会」 愛知・西尾市総合体育館

■選抜大会以外で開催中止となった全国規模の大会
2月25〜26日 「第22回全国レディース卓球フェスティバル」 大阪・丸善インテックアリーナ大阪
3月10〜19日 「TOKYO OPEN 2020 第72回東京卓球選手権大会」 東京・SUBARU総合スポーツセンター/埼玉・所沢市民体育館

↓2/29情報追加
3月14〜15日 「第40回ジャパンオープン・パラ卓球選手権大会」 三重・サオリーナ
※主催:一般社団法人 日本肢体不自由者卓球協会


■開催延期となった大会
3月14日 「ノジマTリーグ 2019-2020シーズン プレーオフ ファイナル」 東京・両国国技館


■開催中止となった日本卓球協会関係の合宿など(2/29追加)
2月28日〜3月1日 「女子ホープス・カブ選手+指導者研修合宿」 岡山・岡山県総合グランド体育館
3月6〜8日 「男子ホープス・カブ選手+指導者研修合宿」 石川・河北台健民体育館
3月20〜22日 「タレント発掘・一貫指導育成「男女全国ブロック別研修中央合宿」」 静岡・竜洋スポーツセンター

■開催延期となった合宿(2/29追加)
3月31日〜4月2日 「男女ホープスナショナルチーム選手選考合宿」


■その他、大会中止の連絡を頂いているオープン大会 ※2月28日現在
3月15日 「茨木市ローズカップ大会(団体戦)」 大阪・茨木市立南市民体育館
3月28〜29日 「卓球王国杯大会」 山形・南陽市民体育館
4月4日 「2020年日中国際交流大会」 東京・港区スポーツセンター

 2月26日、(一社)Tリーグより、3月14日(土)に東京・両国国技館で開催予定だった『ノジマTリーグ 2019-2020シーズン プレーオフ ファイナル』の開催延期が発表された。


●以下リリースより一部引用

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 Tリーグでは、新型コロナウイルス感染症対策の観点より、Tリーグならびに卓球を応援していただいているファンの皆様、そして出場する選手の安全管理を第一に考え、3月14日(土)に予定をしておりました「ノジマTリーグ 2019-2020シーズン プレーオフ ファイナル」の開催を延期いたします。

 楽しみにしていたファンの皆様、関係者の皆様にお詫びいたします。
(中略)

 2月24日(月)に新型コロナウイルス感染症対策専門家会議で発表された見解や、2月25日(火)に発表された「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を受け、今は、社会全体で感染拡大のリスクを最小限に抑えることが求められている状況であり、日本政府からも大規模イベント中止要請が出ていることを踏まえ、ファイナルの開催を延期せざるを得ないという決断にいたりました。

 プレーオフ ファイナルを楽しみ待っていただいていたファンの皆様におかれましては、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

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 延期の時期やチケットの取り扱いについては、決定次第、発表される予定だ。



■Tリーグホームページ
https://tleague.jp


 
 2月26日、新型コロナウイルスの影響により、3月10日(火)から開催予定だった『TOKYO OPEN 2020 第72回東京卓球選手権大会』の開催中止が、大会を主催する東京都卓球連盟より発表された。
 同大会の中止にともなう対応については、後日、東京都卓球連盟のホームページ(https://www.tttf.jp)に掲載される予定だ。

 その他、2月26日現在、弊社に大会中止の連絡を頂いている大会は以下のとおり。

●3月15日(日) 茨木市ローズカップ大会(団体戦) 大阪・茨木市立南市民体育館
●4月4日(土) 2020年日中国際交流大会 東京・港区スポーツセンター

※2月26日現在
 本日2月25日、ITTF(国際卓球連盟)は3月22〜29日に韓国・釜山で開催が予定されていた世界選手権団体戦の延期を発表した。

 韓国における新型コロナウイルスの感染拡大の状況を考え、ITTFはKTTA(韓国卓球協会)、釜山市の代表者と緊急会議を実施。ITTFは「議論の結果、選手、役員、ファンの皆様の健康と安全を最優先に考え、延期の決定が下された」とコメントを発表している。現時点では6月21〜28日に延期予定で、同時期に予定されていた韓国オープン、オーストラリアオープンとの日程調整を含め、新たな決定事項は随時発表される予定だ。
 1959年世界選手権ドルトムント大会・男子団体優勝、61年世界選手権北京大会・男子ダブルス優勝の星野展弥(ほしの・のぶや)氏が、2月22日に83歳で逝去された。

 星野氏は1937年2月1日生まれ、大阪府出身。堺工業高に入学後、荻村伊智朗氏と富田芳雄氏(ともに故人)の模範試合を見て衝撃を受け、高校1年で卓球を始めた。専修大に入学後、回り込んでバッククロスに放つ一撃必殺のフォアスマッシュを武器に頭角を現し、59年世界選手権では日本男子の団体5連覇に大きく貢献。翌年の全日本選手権で初優勝した時は、ロビングを叩いたスマッシュが東京体育館の観客席に飛び込んだという逸話も残る。

 61年北京大会では、男子団体で中国に惜敗して6連覇を逃したが、徐寅生の連続スマッシュを12本連続でロビングでしのいだ「十二大板」の故事は、今も中国卓球における名場面のひとつとして語り継がれている。現役引退後は大阪で星野クラブを立ち上げ、多くの名選手を世に送り出した。

 今から2年ほど前、2017年の年末に「伝説のプレーヤーたち 〜The Legends」の取材で、星野さんに話を聞くために大阪に向かった。80歳を超えても子どもたちの指導を続けていた星野さんは、「子どもたちのプレーを見ているのはホンマに楽しい。夜になって寝床に入ると、その日の子どもたちの試合を全部思い出すんです」と目を輝かせながら語っていた。その姿はまさに永遠の「卓球小僧」だった。謹んで哀悼の意を表します(柳澤)。
  • 1961年世界選手権男子複優勝時の星野氏(右)、左はパートナーの木村興治氏

  • 現役引退後も長く指導に携わり、多くのトップ選手を育てた(写真は17年取材時)

 2月19〜23日にスウェーデン・エーレブローでITTFジュニアサーキット・スウェーデンオープンが開催。日本からは先週のチェコジュニアに続き張本美和(木下グループ)と青木咲智(石田卓球クラブ)の2選手が出場し、張本がカデットシングルスで、青木がミニカデットシングルスで、それぞれ優勝しタイトルを獲得。また張本/青木のジュニアダブルスでも優勝し張本、青木は今大会ぞれぞれ2冠を獲得した。
 
 大会の優勝記録は以下のとおり。

ITTFジュニアサーキット・スウェーデンオープン優勝記録
●ジュニア男子シングルス優勝:カスカート(アイルランド)
●ジュニア女子シングルス優勝:パバデ(フランス) 3位:張本美和
●ジュニア男子ダブルス優勝:チェルケス/カバーキン(ロシア)
●ジュニア女子ダブルス優勝:青木咲智/張本美和
● カデット男子シングルス優勝:クエ・ヨン(シンガポール)
● カデット女子シングルス優勝:張本美和
● ミニカデット男子優勝:オーロフ(ロシア)
● ミニカデット女子優勝:青木咲智

ITTF大会サイト
https://www.ittf.com/tournament/5190/swedish-junior-cadet-open-ittf-junior-circuit/
 2月18〜23日にハンガリー・ブダペストでITTFワールドツアー・ハンガリーオープンが開催され、男子シングルスで張本智和(木下グループ)、女子シングルスで伊藤美誠(スターツ)がそれぞれ優勝を果たした。また、女子ダブルスでも平野美宇/石川佳純(日本生命/全農)が初のタイトルを獲得した。

 準決勝でオフチャロフ(ドイツ)をストレートで破った張本と、予選から7試合を勝ち抜き、準決勝では日本の天敵であるピッチフォード(イングランド)を破って決勝進出を決めた宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)の同士討ちとなった男子シングルス決勝。1月の全日本決勝の再戦となった一戦は宇田が第1ゲームを奪うも、張本がその後4ゲームを連取しゲームオーバー。張本が今シーズンツアー初勝利をあげた。 東京五輪内定の丹羽孝希(スヴェンソン)はドゥダ(ドイツ)に破れ初戦敗退、水谷隼(木下グループ)はケガのため棄権となった。
 女子シングルスでは伊藤が準々決勝で佐藤瞳(ミキハウス)、準決勝でハン・イン(ドイツ)とカットマンに2連勝し決勝に進出。決勝では鄭怡静(チャイニーズタイペイ)にゲームカウント2-3とリードを奪われるも、第6,第7ゲームを連取し逆転で優勝を決めた。石川は準決勝で鄭怡静に競り負けたものの3位入賞、平野は準々決勝でハン・インに逆転で破れベスト8に終わった。

 女子ダブルスでは平野/石川が決勝で杜凱琹/李皓晴(香港)をストレートで下し、ペア初勝利をあげた。
 各種目の優勝と日本選手の上位結果は以下のとおり。
 
■ITTFワールドツアー・ハンガリーオープン結果
● 男子シングルス優勝:張本智和 2位:宇田幸矢
● 女子シングルス優勝:伊藤美誠 3位:石川佳純
● 男子ダブルス優勝:ドゥダ/フランチスカ(ドイツ)
● 女子ダブルス優勝:平野美宇/石川佳純
● 混合ダブルス優勝:黃鎮廷/杜凱琹(香港)


ITTF大会サイト
https://www.ittf.com/tournament/5145/2020-ittf-world-tour-hungarian-open/#information

写真提供:ITTF
  • 男子シングルス優勝の張本(右)と準優勝の宇田

  • 女子シングルス優勝の伊藤

  • 女子ダブルス優勝の平野(左)/石川

 2月21日、ITTF(国際卓球連盟)は韓国南部で新型コロナウイルス感染症の感染事例が相次いだことを受け、22日(土)に釜山で予定されていた世界選手権団体戦・第1ステージ(グループリーグ)のドローを延期することを発表した。22日にITTF、KTTA(韓国卓球協会)、釜山市の担当者によって緊急会議が実施され、新たな決定事項については直ちにアナウンスが行われる。

 韓国では、大会開催地の釜山市から90キロほどの距離にある大邱(テグ)市で、新型コロナウイルスの集団感染が発生。さらに大邱と釜山の中間にある清道郡でも、病院で集団感染が起き、釜山大病院に搬送された50代の女性患者が亡くなったことが伝えられた。韓国にとっては初の自国開催となる世界選手権だが、大会を取り巻く状況は厳しさを増している。
 東京選手権と並ぶ、国内最高峰の全国オープン大会「第59回大阪国際招待卓球選手権」が2月14〜16日に大阪・エディオンアリーナ大阪と明治スポーツプラザにて開催。2000名を越える選手が出場する中、10種目で王者が決定した。

【男子シングルス】
優勝:宮本春樹(愛知工業大)
準優勝:篠塚大登(愛工大名電高)
3位:岡田崚(岡谷市役所)、藤村友也(日鉄物流ブレイザーズ)
ベスト8:五十嵐史弥(早稲田大)、江藤慧(クローバー歯科カスピッズ)、今泉蓮(野田学園高)、松下海輝(日鉄物流ブレイザーズ)
◆決勝スコア
宮本春樹 6、-6、9、-6、5 篠塚大登

【女子シングルス】
優勝:杉田陽南(香ヶ丘リベルテ高)
準優勝:永尾尭子(デンソー)
3位:牛嶋星羅(日立化成)、野村萌(デンソー)
ベスト8:塩見紗希(同志社大)、後藤奈津美(日立化成)、田中千秋(豊田自動織機)、谷本史奈(百十四銀行)
◆決勝スコア
杉田陽南 7、7、-7、6 永尾尭子

【男子ダブルス】
優勝:横谷晟/谷垣佑真(愛工大名電高)
準優勝:葉波啓/川上尚也(早稲田大)
3位:馬渡元樹/増本時祥(朝日大)、新名亮太/安江光博(明徳義塾高)
◆決勝スコア
横谷晟/谷垣佑真 12、8、6 葉波啓/川上尚也

【女子ダブルス】
優勝:笹尾明日香/岩越帆香(早稲田大)
準優勝:松本静香/上田真実(愛知工業大)
3位:大川真実/本井明梨(四天王寺高)、麻生麗名/杉田陽南(香ヶ丘リベルテ高)
◆決勝スコア
笹尾明日香/岩越帆香 9、10、10 松本静香/上田真実

【ジュニア男子】
優勝:田原翔太(明豊高)
準優勝:中村和覇(明豊高)
3位:伊藤礼博(安田学園高)、天野一樹(遊学館高)
◆決勝スコア
田原翔太 10、-6、-9、4、10 中村和覇

【ジュニア女子】
優勝:木塚陽菜(済美高)
準優勝:大川真実(四天王寺高)
3位:山﨑唯愛(明誠U15)、本井明梨(四天王寺高)
◆決勝スコア
木塚陽菜 -11、8、9、13 大川真実

【カデット男子】
優勝:髙橋慶太(田阪卓研)
準優勝:岩井田雄斗(野田学園中)
3位:加山雅基(愛工大名電中)、溜大河(石田卓球クラブ)
◆決勝スコア
髙橋慶太 9、-6、-5、7、12 岩井田雄斗

【カデット女子】
優勝:面手凛(T.Cマルカワ)
準優勝:伊藤七海(イトウTTC)
3位:安本智南(明豊高)、堀江うた(ミキハウスJSC)
◆決勝スコア
面手凛 8、3、4 伊藤七海

【ホープス男子】
優勝:渡部民人(T.T彩たま)
準優勝:由本琉惺(ねや卓球クラブ)
3位:谷本拓海(卓栄kid’s)、郡司景斗(スマイルTC)
◆決勝スコア
渡部民人 10、8、-6、-8、10 由本琉惺

【ホープス女子】
優勝:竹谷美涼(初喜TTC)
準優勝:髙森愛央(T.Cマルカワ)
3位:立川釉菜(インフTTS)、萩原怜奈(安井クラブ)
◆竹谷美涼 12、9、7 髙森愛央
 
 男子シングルスはベスト4を愛工大勢の現役生・OBが独占。その中で愛知工業大2年の宮本が決勝で後輩の篠塚を下して優勝を果たした。
 女子シングルスは高校2年の杉田がV。杉田は準決勝で牛嶋をループドライブを軸に粘って攻略。パワーヒッター同士の決勝は、お互い中陣からドライブで引き合うなど迫力あるラリーが展開されたが、3-1で永尾を振り切って優勝を飾った。

★記録は以下のPINGPONG KINKI-INFOMATIONサイトでご覧ください
https://pingpongkinki.jimdofree.com

※写真提供:NPO法人大阪卓球協会 馬渡卓也/能津桂
  • 第57回大会で準優勝の宮本が後輩を破って優勝

  • 杉田は馬力あふれるプレーで高校生Vを達成

  • 男子シングルス優勝:宮本春樹(右)、同準優勝:篠塚大登

  • 女子シングルス優勝:杉田陽南(右)、同準優勝:永尾尭子

  • 男子ダブルス優勝:横谷晟(右)/谷垣佑真

  • 女子ダブルス優勝:笹尾明日香(右)/岩越帆香

 2月12〜16日にITTFジュニアサーキット・チェコオープンがチェコ・ホドニーンで開催。日本からは張本美和(木下グループ)と青木咲智(石田卓球クラブ)の2選手が出場し、ジュニア女子、カデット女子シングルスで張本が優勝。張本は青木とのカデット女子ダブルスでも優勝し大会3冠を獲得した。青木もカデット女子シングルスでは3位に入った。
 
 大会の優勝記録は以下のとおり。

ITTFジュニアサーキット・チェコオープン優勝記録
●ジュニア男子シングルス優勝:カルチェキ(ポーランド)
●ジュニア女子シングルス優勝:張本美和
●ジュニア男子ダブルス優勝:レドジムスキー/ソコロウスキー(ポーランド)
●ジュニア女子ダブルス優勝:キセル/ロウレンティ(ベラルーシ/イタリア)
●ジュニア男子団体優勝:ポーランド
● ジュニア女子団体優勝:ロシア
● カデット男子シングルス優勝:チャン・ユアン(チャイニーズタイペイ)
● カデット女子シングルス優勝:張本美和 3位:青木咲智
●カデット男子ダブルス優勝:バニコフ/リゾフ(ロシア)
●カデット女子ダブルス優勝:張本美和/青木咲智
● カデット男子団体優勝:ロシア
● カデット女子団体優勝:ロシア

ITTF大会サイト:https://www.ittf.com/tournament/5189/czech-junior-cadet-open-ittf-junior-circuit/

※写真提供:ITTF
  • 3冠を獲得した張本美和