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トピックス

トップニューストピックス
 2016年リオ五輪フィリピン代表のイアン・ラリバ。開会式では選手代表として旗手も務めた22歳の彼女を病魔が襲った。
 2017年世界選手権ドルトムント大会に出発の4日前に急性骨髄性白血病との診断を受け、現在までに3回の化学療法と生検を受けている。これらのつらい治療を経て、これから彼女は放射線の全身照射と骨髄移植を受けなければならず、その費用はUS $ 60,000(約663万円)にのぼる。ITTF(国際卓球連盟)のドリームビルディング基金からは$20,000(約221万円)の寄付が贈られているが、未だ$ 40,000(約442万円)の治療費を必要としている。

 ITTFでは現在、「#SupportLariba」(サポートラリバ)基金を設立。治療費の寄付を募っている。

「#SupportLariba」HP↓
https://www.generosity.com/medical-fundraising/supportlariba
  • 2016年リオ五輪でプレーするラリバ

 一般社団法人Tリーグが9月9日に開催された「一般社団法人Tリーグ 社員総会」、及び、「一般社団法人Tリーグ 理事会」で新役員人事を決定した。

藤重貞慶 (代表理事 理事長) 
松下浩二 (代表理事 専務理事)  ※前理事

星野一朗 (理事)
前原正浩 (理事) ※新任 ※国際卓球連盟副会長、公益財団法人日本卓球協会副会長
栗山貴行 (監事)

 これまでの藤重貞慶氏に加え、松下浩二氏を新たに代表理事とし、体制を強化すると共に、国際卓球連盟副会長でもある前原正浩氏を理事に迎え、海外リーグ、選手との協力体制を強化することを打ち出した。

◆Tリーグ公式ホームページ
http://tleague.jp/

◆Tリーグ公式Facebookページ
https://www.facebook.com/tleagueofficial/

◆Tリーグ公式twitterページ
https://twitter.com/TLEAGUE_PR
 日本卓球協会の理事会後の会見で、9月10日からTリーグのホームページで簡単な概要を発表し、15日(金)の14時からにTリーグの説明会と一般公募が始まる、ことを公表した。
 以下は松下浩二理事のコメント。
「11月末に公募を締め切り、申し込んだチームを審査し、1月には初年度のTリーグのトップリーグを決定します。初年度は男女4チームでスタートする予定です。すでにいくつかの会社からは問い合わせはありますが、参入するかどうかはわかりません。日本リーグのチームは15日の説明会には来ません。16日に日本リーグの臨時理事会が開かれるので。日本リーグがどうするかはわかりません。こちらとしては日本リーグに歩み寄りながら話をしてきたつもりです。16日の日本リーグの臨時理事会の結果を待つことになります」

◆Tリーグ公式ホームページ
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  • 日本卓球協会の理事会後の囲み会見。松下浩二理事(左)と星野一朗専務理事

 本日、9月9日に日本卓球協会の理事会が開かれ、来年1月の全日本選手権大会(一般・ジュニアの部)へ強化本部推薦で、混合ダブルス3組、張本智和・平野美宇(JOCエリートアカデミー・JOCエリートアカデミー/大原学園)、大島祐哉(木下グループ)・早田ひな(希望が丘高)、森薗政崇(明治大)・伊藤美誠(スターツSC)、男子ダブルスの水谷隼(木下グループ)・大島祐哉、松平健太(木下グループ)・田添健汰(専修大)、女子ダブルスの伊藤美誠・早田ひなが推薦されることが承認された。
 また、東京五輪の卓球会場となる東京体育館(千駄ヶ谷)が改修工事に入るために、平成30年度(2019年1月開催)と平成31年度(2020年1月開催)の全日本選手権(一般・ジュニアの部)は大阪市中央体育館で開催されることが決まった。
 また東京五輪のテストイベントとして19年11月にワールドチームカップを、東京体育館にて改修工事を一時中断して開催されることも報告された。
 卓球王国WEBの用具ランキングの裏ソフト部門で16カ月連続1位だった『ファスタークG-1』(ニッタク)。8月集計の同ランキングで、その「王者」を退け、『ロゼナ』が1位を奪った。
 王国WEBで用具ランキングをアップすると間髪入れずに、タマスはその「喜ばしい結果」を自社のSNSでツイートした。この用具ランキングは一部の卓球メーカーや卓球ショップから相当注目されている。

 卓球王国WEBの用具ランキングは、すべての卓球ショップからの情報ではないにしても、全国の有数のショップが提供する売上げランキングに基づいたデータなので、日本全体の売上げ実数の順番とはさほど差がないと見ている。
 協力をいただいている卓球ショップもあまりメーカー色のないお店である。「あのメーカーのこの商品が入るのはおかしい。きっとメーカーの営業マンがショップの人に言って操作しているのでは」とうがった見方をする営業マンもいると聞くと、明らかに間違いだ。
 協力をいただいているお店のほとんどは、メーカーから何か要望されたとしても動くようなお店ではない。かりに1店がそういう操作をしたとしてものべ10店舗以上あるお店のランキングに影響は与えない。複数のお店のランキングを操作すること自体不可能なことだ。営業マンがそう考える時点で、そのメーカーはもう終わっている。

 最新の8月ランキングの裏ソフト部門の1位『ロゼナ』と『G-1』は僅差だった。来月にひっくり返る可能性も当然ある。
 5月に発刊した「別冊卓球グッズ」の中で、『ロゼナ』を特集した際、インタビューの中でタマスの大澤卓子社長は「『ロゼナ』は『テナジー』への橋渡しのラバーです。カニバリゼーション(自社製品が、他の自社製品を浸食してしまうこと)が起こる心配はしていません」と答えている。
 しかし、それは本音だったのだろうか。2015年2月に実勢価格8千円前後に値上げした『テナジー』(オープン価格)が一時的に落ち込んだあと、ようやく回復したタイミングでの『ロゼナ』投入にはリスクがあったはずだ。もし5000円(希望小売価格)という『ロゼナ』が『テナジー』を食ったら、本末転倒の戦略になる。『ロゼナ』が食いたかったのは、同様の価格帯の『G-1』『ラクザ』『V>15』『ヴェガ』『オメガ』というドイツ系のラバーだった。
 タマスの心配はそのプロモーションにも現れていた。過去の『テナジー』と比べても、発売当初の宣伝は控えめだった。明らかに『テナジー』に遠慮しながら、市場の様子を見ている感じだった。

 ところが、4月に発売して以来、売上げは好調で、7月、8月の中学・高校生の買い換えのタイミングで売れ方に拍車がかかった。その動向を見ながら、タマスは『ロゼナ』の宣伝に力を入れ始める。「『ロゼナ』を宣伝しても、『テナジー』を食わない」と感じたのではないか。

 この用具ランキング、とりわけ用具市場の最大の売上げの裏ソフト部門の動向はユーザーのみならず、卓球メーカーや関係者が気にする。『ロゼナ』に1位の座を譲ったとは言え、ニッタクがトップ10位の中に5品目入っている。勢いを感じる。
 またミズノも10月には日本製のスピンテンションラバーの『Q3』を投入する。拡大する卓球市場の中でラバー戦争はより激しさを増している。  (今野) 
  • G-1を抜き、ランキング裏ソフト部門で1位になったロゼナ

 イオンモール株式会社が、全国のイオンモールで『Dream卓球!“T3”in AEON MALL』を開催する。
 より多くの人が卓球の楽しさやすばらしさを体験できるイベントとして誕生したT3。9月10日に埼玉県越谷市にあるイオンレイクタウンKAZEで行われるイベントには、スペシャルゲストとして水谷隼(木下グループ)と松平健太(木下グループ)が参加。ドリームマッチやトークショーを予定している。

詳細については、下記のリンクから。
http://laketownkaze-aeonmall.com/news/event/1716

 ITTF(国際卓球連盟)の人気企画「Ask a Pro Anything」(プロに聞いてみよう!)。世界の卓球ファンからの質問を選手にぶつける企画だ。32回目となる今回のプロは早田ひな選手(希望が丘高)。早田選手の素顔をぜひご覧ください。リクエストに応えてかわいい変顔も披露してますよ。

以下のリンクからご覧ください。

【Ask a Pro Anything〜早田ひな編】
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=DK_BgE9D-9U


英語の質問内容は以下のとおり。

Q1:ひざの痛みはどうですか?
Q2:一番好きな歌はなんですか? 歌ってもらえますか?
Q3:10秒でどれだけ変顔できますか?
Q4:宿題を右手でやっているのを見ましたが、元々左利きですか? それとも左で練習を積んだんですか?
Q5:ドラマなどの演技の稽古をしたことがありますか? 好きなドラマのシーンをひとつやってもらえますか?

最後に早田選手から日本で流行っている“ネタ”を一緒にやってほしいと、アダム(インタビューアー)にリクエスト。
Q「金メダルを取るために必要な時間は?」に対しての答えはさて、何時間でしょうか? 
お楽しみに!
  • 画像提供:ITTF

 8月24日〜31日まで中国・北京で行われた『2017 ITTFパラアジア卓球選手権大会』で、日本選手が多くのメダルを獲得。獲得総数11個という過去最高の結果を残した。

2017 ITTF パラアジア卓球選手権大会 最終結果
メダル獲得総数:11個(銀メダル5個、銅メダル6個)

【個人戦】
女子クラス5 :銀メダル・・・別所キミヱ
女子クラス10 :銅メダル・・・竹内望
男子クラス6 :銅メダル・・・板井淳記
男子クラス8 :銅メダル・・・立石アルファ裕一
男子クラス9 :銀メダル・・・岩渕幸洋、銅メダル・・・鈴木伸幸

【団体戦】(数字)はクラス
女子クラス6-8:銀メダル・・・廣兼めぐみ(8)・友野友理(8)
女子クラス9-10:銅メダル・・・石河(9)・竹内望(10)
男子クラス6-7:銅メダル・・・板井淳記(6)・金子和也(7)・井上全悠(7)
男子クラス9:銀メダル・・・立石アルファ裕一(8)・岩渕幸洋(9)・鈴木伸幸(9)
クラスス10:銀メダル・・・垣田斉明(10)・永下尚也(10)

写真提供:日本肢体不自由者卓球協会

  • 選手団、集合写真

  • クラス6-7 左から井上、金子、板井

  • クラス9 左から立石、岩渕、鈴木(立石のみクラス8)

  • クラス10 左から永下、垣田

  • 女子選手、左から石河、竹内、友野、廣兼

 1952年世界選手権ボンベイ大会(インド/現ムンバイ)の男子ダブルスチャンピオン、林忠明(はやし・ただあき)氏が、8月29日に逝去した。97歳だった。
 林氏は12歳の時に卓球をはじめ、昭和15年度全日本選手権でベスト8に入った後、5年半の軍隊生活を送る。戦争から復員後、昭和25年度全日本選手権の軟式・硬式で優勝。フットワークを生かした前陣で打球点の高いフォアハンド攻撃、そしてストップの名手としても知られ、対カットには非常に強かった。そして、日本が初めて世界選手権に出場した1952年世界選手権ボンベイ大会では、藤井則和と組んだ男子ダブルスで世界チャンピオンに輝いた。1953年に33歳で選手を引退した後は、卓球メーカー『REX』を創業した。
 日本の卓球界の復興に尽くした故人のご冥福をお祈りします。


  • 2012年当時の林氏(当時92歳)

  • 1952年当時、男子複優勝カップのイラン杯を手にする林氏

 卓球専門メディア「Rallys」と卓球場「TACTIVE」が主催の卓球大会「Rallys × TACTIVEカップ」が開催される。第1回大会は9月12日(火)13時より東京・中央区総合スポーツセンターにて開催。
興味のある人はぜひご参加ください。

■Rallys × TACTIVEカップ
開催日:9月12日(火) 13〜17時
会場:東京・中央区総合スポーツセンター第二競技場
種目:男女別シングルスランク別リーグ戦
参加費:2,000円
締め切り:9月8日(金)18時

注意事項:試合中、試合の合間に撮影(写真・動画)、インタビューをさせていただき、ラリーズ内に掲載する可能性がございますので、ご了承頂ける方のみお申し込みください。

※第2回は10月3日(火)に開催

応募方法等の詳細は卓球王国WEB内「卓球マップ」→「オープン大会」覧をご覧ください↓
http://world-tt.com/ps_ttmap/mapopen.php?sl=5&pref=13&lst=2&dt=1135&kw=&scf=0