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T2 第6ラウンド、混合団体・第36試合の結果は以下のとおり。

●11/4 第36試合
 チーム・JJ 17ー12 チーム・メイス
 エクホルム〈1-4〉9-11, 7-11, 5-11, 11-10, 3-5 梁夏銀○
○荘智淵〈4-1〉7-11, 11-9, 11-9, 11-8, 10-6 陳建安
○田志希〈4-1〉11-10, 11-8, 11-10, 11-8, 1-5 早田ひな
 鄭栄植〈2-2〉9-11, 8-11, 11-9, 6-4 シバエフ
 劉斐〈2-2〉11-8, 9-11, 11-6, 5-6 馮天薇
○サムソノフ〈4-2〉 3-11, 11-5, 5-11, 11-5, 11-5, 10-8 ボル

 グランドファイナル前の最終戦となった36戦はチーム・JJがチーム・メイスに勝利。早田ひなは田志希と競り合ったが、ゲームを奪えず1-4という結果に終わった。
 最終戦を終え、12月7〜9日開催されるグランドファイナル進出の上位2チームも決まり、早田ひなの所属するチーム・メイス、水谷隼の所属するチーム・パーソンはグランドファイナルに進出が決定。張本智和所属のチーム・JJは3位となりファイナル進出は逃した。

 なお、最終戦を終えて男女の個人順位も決まった。第35試合までの男子個人成績では2位につけていた水谷だったが、最終戦でサムソノフが4ゲームとったことで、水谷・サムソノフ・荘智淵・ボルの4選手が獲得ゲーム数48で並ぶ大混戦。落としたゲーム数で順位が決められ、荘智淵が40、サムソノフとボルが41、そして水谷は45ということで、水谷は残念ながらグランドファイナルへの出場権は得られなかった。

チーム戦、個人の最終順位は以下のとおり。

●チーム成績 数字は獲得ゲーム数[メンバー]
①チーム・メイス:260
 [ボル、シバエフ、陳建安、馮天薇、梁夏銀、早田ひな]
②チーム・パーソン:258
 [水谷隼、朱世爀、M.カールソン、スッチ、サウェータブット、丁寧]
③チーム・JJ(江加良):254
 [サムソノフ、荘智淵、張本智和、武楊、田志希、エクホルム]
④チーム・ロッシー:252
 [オフチャロフ、尚坤、ドリンコール、鄭怡静、サマラ、ポータ]

●男子個人成績 数字は勝利ゲーム数
①オフチャロフ(ドイツ/52)②荘智淵(チャイニーズタイペイ/48)③ボル(ドイツ/48)④サムソノフ(ベラルーシ/48)⑤水谷隼(日本/ 48)⑥陳建安(チャイニーズタイペイ/43)⑦シバエフ(ロシア/41)⑧ドリンコール(イングランド/41)⑨鄭栄植★(韓国/41)張本智和の代理⑩朱世爀(韓国/37)⑪M.カールソン(スウェーデン/34)⑫劉丁碩★(中国/31)尚坤の代理

●女子個人成績 数字は勝利ゲーム数
①劉斐★(中国/52)武楊の代理②石洵瑶★(中国/50)丁寧の代理③馮天薇(シンガポール/49)④スッチ(ルーマニア/49)⑤鄭怡静(チャイニーズタイペイ/48)⑥早田ひな(日本/39)⑦梁夏銀(韓国/38)⑧ポータ(ハンガリー/37)⑨サマラ(ルーマニア/34)⑩田志希(韓国/34)⑪エクホルム(スウェーデン/31)⑫サウェータブット(タイ/31)

■グランドファイナル
12月7日 男女プレーオフ
12月8日 混合団体 決勝第1戦/女子決勝
12月9日 混合団体 決勝第2戦/男子決勝

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T2 第6ラウンド、混合団体・第35試合の結果は以下のとおり。

●11/3 第35試合

 チーム・パーソン 16ー15 チーム・ロスコフ
〇朱世爀〈3ー1〉ー2、8、5、9ー6 劉丁碩
○サウェータブット〈3ー2〉4、ー7、ー8、10、5ー3 ポータ

 M.カールソン〈0ー5〉ー7、ー9、ー10、ー10、3ー5(KZ) ドリンコール〇  
〇石洵瑶〈3ー2〉7、6、ー10、ー4、5-4(KZ) サマラ
〇水谷〈4ー2〉 5、ー7、9、6、5、4ー10 オフチャロフ
 スッチ〈3ー3〉3、3、4、ー9、ー2、4ー5(KZ) 鄭怡静

 第6ラウンドの第35試合は、僅差でチーム・パーソンがチーム・ロスコフに勝利。
4番終了時にチーム・ロスコフが9-10と1点リードで迎えた水谷vsオフチャロフ(ドイツ)の一戦は、水谷が4-2で制しチーム・パーソンが13-12と逆転に成功。ラストのスッチ(ルーマニア)vs鄭怡静(チャイニーズタイペイ)の対戦は同点で終了し、チーム・パーソンが1点リードを守り勝利した。
水谷はラウンド6を3戦全勝で終えた。

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 T2 第6ラウンド、混合団体・第33・34試合の結果は以下のとおり。

●11/2 第33試合

 チーム・JJ 19ー12 チーム・パーソン
○田志希〈4ー1〉9、8、8、ー7、4ー2 サウェータブット
○鄭栄植〈3ー2〉ー7、8、7、9、2ー5(KZ)  M. カールソン
 エクホルム〈1ー4〉8、ー4、5、5、8ー9 スッチ○
○荘智淵〈6ー0〉2、4、5、9、9、5ー4(KZ) 朱世爀
○劉斐〈3ー1〉3、8、6、2ー4 石洵瑶
 サムソノフ〈2ー4〉2、ー6、ー9、ー9、ー9、5ー3 水谷○


 第1試合はチーム・JJがチーム・パーソンに7点差をつけて勝利。4番でチーム・JJの荘智淵(チャイニーズタイペイ)がカットの朱世爀(韓国)にゲームカウント5-0とリード。キルゾーンとなったラストゲームも4-4から朱世爀の攻撃がオーバーし、荘智淵が6ゲーム連取でチームの勝利に大きく貢献した。
 チーム・パーソンの水谷はラストで出場しサムソノフ(ベラルーシ)に4-2で勝利。チームの勝利は成らなかったが、個人での勝利を収めた。

●11/2 第34試合
 チーム・メイス 19ー13 チーム・ロスコフ
 シバエフ〈0ー5〉ー9、ー6、ー2、ー6、5-4(KZ) 劉丁碩○
○早田〈5ー1〉9、ー5、8、3、2、5ー0 サマラ
○陳建安〈4ー1〉7、9、8、9、4ー5 ドリンコール
○梁夏銀〈4ー1〉9、5、ー7、8、5ー2(KZ) ポータ
 ボル〈3ー3〉ー3、9、ー6、10、ー10、5ー2 オフチャロフ
○馮天薇〈3ー2〉ー9、9、6、6、3ー5 鄭怡静

 第2試合はチーム・メイスが19-13でチーム・ロスコフに勝利。1番で劉丁碩(中国)がシバエフ(ロシア)に5-0勝利とスタートダッシュを決めた、チーム・ロスコフだったが後が続かず。2番以降はチーム・メイスの早田がサマラ(ルーマニア)を5-1、陳建安(チャイニーズタイペイ)がドリンコール(イングランド)を4-1、梁夏銀(韓国)がポータ(ハンガリー)を4-1と、リードを広げる展開となった。4番のドイツ対決となったボルとオフチャロフの対戦はオフチャロフが3-2とリードしたが、ラストのキルゾーンをボルが制し3-3の同点で試合終了となった。

【ライブ配信】
★11月3日(金)
第35試合:15時〜 (チーム・パーソン vs. チーム・ロスコフ)
https://www.youtube.com/watch?v=PACefwo67-E&feature=youtu.be

★11月4日(土)
第36試合:15時〜 (チーム・JJ vs. チーム・メイス)
https://www.youtube.com/watch?v=jBmPt7jXPKU&feature=youtu.be

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写真提供:T2 Asia-Pacific Table Tennis League
  • サムソノフvs水谷、握手で試合開始

  • サムソノフを破り2連勝の水谷

  • 昨日に続き勝利をあげた早田

  • メイス監督から勝利を讃えられる早田

  • 試合後、笑顔でインタビューに応えるボル

  • 全力で応援するチーム・パーソン

 日本リーグ実業団連盟として、来年11月に開幕予定のTプレミアに参加の意向があるかどうか、加盟チームにアンケートを取っていたが、10月31日にその締め切りを迎え、唯一、女子の日本生命が「入会を検討する」「さらなる説明を必要とする」と答えていたことがわかった。
 今後、公募締めきりの11月末までに入会申請書を提出する予定とのこと。

 ただし、11月末に公募が終わり、1月にチームの選定が行われ、最終チームが決定するために、まだ日本生命が正式参加、という発表はできないが、前向きに参加する方向で検討していくことになった。
 日本生命は現在日本実業団リーグに加盟しており、もしTプレミアに参加した場合に、日本リーグに同時に参戦するのか、それとも日本リーグを脱退するのかは不明。今後のTプレミアの動向、11月18日の日本実業団連盟の臨時常務理事会、11月25日の同連盟の臨時理事会での話し合いを見ながら決めていくことになる。

 11月末の公募締め切りまで1カ月を切ったが、応募したチームは、現在のところ木下グループ(男女で申請)と、今回の日本生命(申請予定)のみ。男女4チームずつの構成となるとまだ足りない状況だが、今後、いくつかのチームが応募するのではないかと言われている。
  • 前向きに参加を検討している「日本生命」チーム  (写真は2017年全日本団体表彰時)

 ITTF(国際卓球連盟)が発表した2017年11月発表の世界ランキングで、丹羽孝希(スヴェンソン)が前回8位から自己最高位の5位にランクアップ。6位の水谷隼(木下グループ)を抜き、日本男子でランキング最上位となった。

 丹羽は2013年9・10月のランキングで水谷を抑え、日本男子で最上位を記録している。この時の両選手のランキングは、13年9月が丹羽13位・水谷15位、13年10月が丹羽12位・水谷14位だった。13年11月に水谷(14位)が丹羽(15位)を抜き返してからは、4年1カ月に渡って水谷が最上位に君臨してきた。

 この当時は両選手とも10位台前半だったが、今回はトップ10圏内、5位か6位かというランキングでの争い。国際大会に4カ月以上出場しないとランキングから外れるシステムに変わったため、単純な比較はできないものの、16年リオ五輪銅メダルの水谷と17年世界選手権ベスト8の丹羽による、よりハイレベルなランキング争いだ。

 2018年1月から、ITTFは新しい方式の世界ランキングをスタートさせる。対戦相手との実力差が反映されるレーティングポイントに、各大会の成績によるボーナスポイントを加算してランキングポイントとする現在の方式から、純粋に各大会での成績のみがランキングポイントとして積算されていく。

 新方式に基づくランキングも試験的に発表されており、11月発表のランキングでは、男子は丹羽が4位、松平健太が5位、水谷が10位にランクされている。国際大会に出場し続けなければランキングをアップ、もしくはキープできない点ではテニスと同じだが、クラブチームで数多くの試合をこなす卓球の選手たちにとっては、より苛酷なランキングレースが待ち受けている。
  • 17年11月の世界ランキングで、日本男子最上位となった丹羽孝希

T2 第6ラウンド、混合団体・第31・32試合の結果は以下のとおり。

●11/1 第31試合

 チーム・パーソン 16ー16 チーム・メイス
 石洵瑶〈2ー3〉ー6、ー10、5、2、3ー6 早田○
○水谷〈5ー1〉7、10、3、3、6、3ー4 陳建安
○スッチ〈4ー2〉6、8、6、7、ー3、2ー5(KZ) 梁夏銀

 M. カールソン〈1ー4〉ー9、ー5、ー10、5、3ー5 シバエフ○
 サウェータブット〈1ー4〉ー10、-7、-6、-6、5ー3 馮天薇○
○ 朱世爀〈3ー2〉8、ー3、10、ー7、5ー4 ボル


 第1試合、日本選手は早田と水谷が出場。1番で出場のチーム・メイスの早田は、石洵瑶(中国)に対しゲームカウント2-2から最終ゲームを6-3で奪い3-2で勝利。2番で出場したチーム・パーソンの水谷も陳建安から5ゲームを連取し5-1で勝利となった。
 チームの結果は第5ゲーム終了時に14-13とチーム・メイスが1点リードで迎えた最終試合。朱世爀(韓国)とボル(ドイツ)の一戦はゲームカウント2-2の4-4でタイムアップ。最後の1本で勝敗が決まる緊迫の中、ボルのレシーブがオーバーとなりゲームオーバー。朱世爀が貴重な1点をあげ、16対16の同点で試合終了となった。

●11/1 第32試合
チーム・JJ 16ー13 チーム・ロスコフ
○鄭栄植〈4ー1〉ー4、8、8、7、5-2(KZ) ドリンコール
○エクホルム〈3ー2〉ー7、ー3、10、6、5ー0 ポータ
○サムソノフ〈3ー1〉7、9、ー8、9ー7 劉丁碩
 田志希〈1ー4〉ー3、ー8、ー9、ー8、5ー3(KZ) サマラ○

 荘智淵〈3ー3〉10、ー8、9、ー7、ー6、5ー2 オフチャロフ
  劉斐〈2ー2〉ー9、ー9、7、5ー3 鄭怡静

 第2試合はチーム・JJが16-13でチーム・ロスコフに勝利。チーム・JJの鄭栄植(韓国)、エクホルム(スウェーデン)、サムソノフ(ベラルーシ)が1、2、3番で3連続勝利。序盤で大きくリードを奪い、そのまま逃げ切った。
 チーム・JJの張本智和は11月3日から始まるユース五輪アジア大陸予選に出場のため、今大会は不参加となった。

【ライブ配信】
★11月2日(木)
第33試合:15時〜 (チーム・パーソン vs. チーム・JJ)
https://www.youtube.com/watch?v=kbJaDyoY8_k&feature=youtu.be

★11月2日(木)
第34試合:20時〜 (チーム・メイス vs. チーム・ロスコフ)
https://www.youtube.com/watch?v=p2mAAB0qJpo&feature=youtu.be

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写真提供:T2 Asia-Pacific Table Tennis League
  • 陳建安に完勝した水谷

  • 1番で中国の石洵瑶を破った早田

  • チームの勝利を決めた朱世爀(左)と水谷、中央奥はパーソン

  • チームメイトの試合を見守る早田(右)と梁夏銀

 10月28〜11月1日にインド・グレーターノイダで開催されたITTFジュニアサーキット・インド大会。日本からは塩見真希(四天王寺高)が出場し、ジュニア女子シングルスで優勝を果たした。予選リーグを1位通過した塩見は決勝トーナメントでも順調に勝ち進み、決勝ではユ・シウ(韓国)を4-1で破りタイトルを獲得した。
 
優勝記録は以下のとおり。

■ ITTFジュニアサーキット・インド大会記録
●ジュニア男子シングルス優勝:タッカー(インド)
● ジュニア女子シングルス優勝:塩見真希
● ジュニア男子ダブルス優勝:タッカー/シャー(インド)
● ジュニア女子ダブルス優勝:リー・スンミ/リー・ダヨン(韓国)
● ジュニア男子団体優勝:インドA
● ジュニア女子団体優勝:インドA
● カデット男子シングルス優勝:パン・ユーエン(シンガポール)
● カデット女子シングルス優勝:リー・ダヨン(韓国)
● カデット男子団体優勝:インドA
● カデット女子団体優勝:インドA
● ホープス男子シングルス優勝:サレッシュ(インド)
● ホープス女子シングルス優勝:サイニ(インド)
 ITTF(国際卓球連盟)は本日、6月の中国オープン・男子シングルスのベスト8決定戦で、続けざまに試合をボイコットした中国男子の馬龍・樊振東・許シンの3選手に各2万ドル(約226万円)の罰金を科すことを発表した。
 以下はITTFの発表。

「この3選手(馬龍・樊振東・許シン)は試合を棄権した理由をITTF、もしくは大会組織委員会に知らせなかったため、ITTFの執行委員会が指名した懲戒委員会は3選手への聞き取りや中国卓球協会を調査し、その結果、病気や故障などの理由ではなく棄権した彼らに対して、罰則を与えることになった。

 懲戒委員会は卓球ファンを失望させ、ITTFの評判を失墜させたとして、1カ月の大会出場停止が適当と判断したが、本人たちと中国卓球協会がこのような行動を繰り返さないことを保証したために、出場停止ではなく罰金とした。
 ITTFは3選手がワールドツアーに復帰し、トップ選手として多くの卓球ファンのために模範選手になることを期待している」

 6月の中国オープン当時、中国体育総局内での権力闘争の一端として劉国梁総監督が辞任し、中国卓球協会の副会長に就任。現場から引き離されたとして、劉国梁総監督を慕っていた男子3選手が試合をボイコットしていた。

 その後、中国卓球協会もこの「事件」に関して、公式コメントをしていなかった。今回のITTFの発表もずいぶんと遅すぎた感がある。3選手のうち、許シンと樊振東のふたりは、11月7日からスタートするITTFワールドツアープラチナ・ドイツオープン、続くスウェーデンオープンにエントリーしている。故障を抱え、男子ワールドカップでは3位に終わった馬龍は、両大会には出場しない。
  • 来月のドイツオープン、スウェーデンオープンに出場予定の樊振東

  • 許シンもドイツオープンで、久々に国際大会に出場

  • 馬龍は来月のワールドツアー2大会には出場せず

 1960年代に全日本女子監督を務め、現在は株式会社スヴェンソンの代表取締役会長で、日本学生卓球連盟会長、日本卓球協会評議員を務める兒玉圭司さん(82歳)が、9月に日本卓球協会に4000万円、10月に日本学生連盟に1000万円の寄付を申し出て、受理された。日本卓球協会では12月16日の理事会で本人から目録が渡される。
 
 現役時代は明治大在学中に1956年世界選手権東京大会の日本代表になり、現在では同大学の総監督を務める兒玉氏。1965年世界選手権リュブリアナ大会では日本の女子監督も務めた。兒玉氏は現役引退後、しばらくしてのちにヘアケアメーカーの「スヴェンソン」を創業し、卓球から学んだ理念を事業の根幹とし、成功を収めた人物だ。
「卓球には選手として、指導者として、役員として携わってきた。卓球を通して学んだ、『思いは叶う』『努力は才能に勝る』『絶対諦めない』という考えが私の事業理念の根幹だった。卓球のおかげで今の自分がある。だからこそ、今回の寄付は卓球への感謝、恩返しの気持ちです」と兒玉氏は語った。
  • 卓球界に5千万円もの寄付を表明した兒玉圭司さん

 10月27〜29日にカナダ・マーカムで開催されたITTF女子ワールドカップ。平野美宇(JOCエリートアカデミー/大原学園)が準決勝に進出したものの、劉詩雯(中国)にストレートで敗れ決勝進出はならず3位決定戦にまわった。平野は鄭怡静(チャイニーズタイペイ)との3位決定戦ではゲームカウント2-1とリードするもその後3ゲームを連取され、2-4で敗退。2大会連続のメダル獲得はならなかった。

 劉詩雯と朱雨玲の中国対決となった決勝は、ゲームオールジュースの接戦を朱雨玲が制しワールドカップ初優勝を決めた。

☆ ITTF女子ワールドカップ記録
●準決勝
朱雨玲(中国) 4、9、3、4 鄭怡静(チャイニーズタイペイ)
劉詩雯(中国) 5、7、1、6 平野美宇
●3位決定戦
鄭怡静 -9、5、-9、9、5、8 平野美宇
●決勝
朱雨玲 -11、-8、7、8、-10、9、10 劉詩雯