●見事な逆転勝ち。

午後０時55分発
ボル／フェイヤー-コナート（ドイツ）11－６、11－２，11－８，18－16 　新井／遊澤
●元ヨーロッパチャンピオンペアのドイツ組に歯が立たなかった新井組。４ゲーム目、リードを奪い、ジュースにもつれたが、惜しくも勝利を逃した。

田崎／鬼頭　９－11、６－11、11－５、８－11、11－６、13－11、11－４　クレアンガ／ジオニス（ギリシャ）
●見事な逆転勝ち。ダブルスのダークホースと今野が推薦する日本ペア。スタートは少し固さがみられた。もちろん地元の応援はすごい。２ゲーム連取されて、１－３にゲームをリードされた時にはまずい雰囲気が流れたが、そこからの粘りと逆転は見事だった。
ギリシャペアは変則。ジニオスはバック粒高のカットマン。クレアンガは言わずと知れた両ハンドの強打マシーン。１，３，５はクレアンガのボールを田崎が打つ番、２，４，６はカットマンのボールを田崎が打つ番だ。勝負を分けた６ゲーム目、カットのボールを田崎がうまく、つなぎ、もぎ取る。最終ゲームは一気に７－０まで離し、勝負を決めた。
「ほっとしてます。みんなが勝利をあげていたから。あまり緊張することもなく試合に臨めた。奇数ゲームをとるはずが、１ゲーム目を落として苦しかった」（田崎）
「カットには自信があったけど、その分、力が入りすぎてしまった。もったいないミスをしましたね。でも、勝てて本当に良かった」（鬼頭）
「１－３とゲームをリードされた時によく我慢できた。特に６ゲーム目はしんどかったけど、踏ん張った。ジオニスは前にいるときにはカットが切れなくて、離れた時には切れたし、プッシュはナックル気味で変化があった。でも、勝てばOKですよ」（田崎）

男子ダブルス２回戦
ボル／フェイヤー-コナート（ドイツ）４－０　遊澤／新井（日本）
マズノフ／スミルノフ（ロシア）４－１コルベル／ビボルニー（チェコ）
田崎／鬼頭（日本）　４－３　クレアンガ／ジオニス（ギリシャ）
朱世赫／呉尚垠（韓国）　４－１　ロスコフ／ヒールシャー（ドイツ）
ハイスター／ケーン（オランダ）　４－１　ヘンゼル／ザルクバーグ（オーストラリア）
蒋膨龍／荘智淵（タイペイ）　４－１　ハジンスキー／ルプレスク（アメリカ）
メイス／ツグウェル（デンマーク）　４－２　アキンラビ／ノシリ（ナイジェリア）
パーソン／ワルドナー（スウェーデン）　４－２　ジョニー・ファン／カッサム（カナダ）

　日本期待の田崎／鬼頭が、初戦となる2回戦で、地元ギリシャのクレアンガ／イオニスを、ゲームカウント1-3と追い込まれながらもフルゲームの末に逆転勝ち！

田崎／鬼頭　4(-9,-6,5,-8,6,11,4)3　クレアンガ／イオニス

　男子ダブルス2回戦が行われ、先日1回戦を突破した新井／遊澤がドイツペアに敗れた。

新井／遊澤　0(4-11, 9-11, 4-11, 9-11)4　ボル・フェイヤー／コナート

　なお、現在（日本時間18：45）、田崎／鬼頭はクレアンガ／イオニス（ギリシャ）と対戦中。最終ゲームにもつれこむ激戦を演じている。

　15日、女子シングルス2回戦が行われ、初戦となった藤沼と福原がともに勝利。藤沼は完勝で、福原は辛勝で、ベスト32へ駒を進めた。

●女子シングルス2回戦　15日　2:45 PM
福原愛　3(-5,-7,9,6,5,-9,9)3　ミャオ・ミャオ（オーストラリア）
次は高軍（アメリカ）と対戦

●女子シングルス2回戦　15日　8:00 PM
藤沼亜衣　4(11,7,12,5)0　ウ・シュエ（ドミニカ共和国）
次はリウ・ジャ（オーストリア）と対戦

梅村は3回戦が初戦で、ショップ（ドイツ）と対戦。



　14日、男子シングルス1回戦が行われ、新井は劉松（アルゼンチン）に遊澤亮はリン・ジュ（ドミニカ共和国）に、ともに1-4で敗れた。松下浩二はブラウン（オーストリア）をストレートで下し、16日6:00 PM、2回戦でハイスター（オランダ）と対戦する。それに勝てば次は柳承敏（韓国）と対戦することになる。

　オリンピック卓球競技のドローが決定。ITTF（国際卓球連盟）のページの左側のメニューで「Olympic Games」を選択後、右側「MAIN DRAW」から見ることができます。

●ITTFのページ内にあるPDF形式のドロー
Men’s Singles
Women’s Singles
Men’s Doubles
Women’s Doubles

いよいよ明日早朝、卓球王国の五輪取材班である高橋・今野（自称「最強ペア」）が日本を出発、アテネへ向かいます。ノートパソコンがうまく動いてくれて、ちゃんと速報をアップできるかどうか……。今、パソコンの設定をチェックしてる最中。うまく行くことを祈っていてください。