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第48回 世界選手権(個人戦)上海大会

ベスト8を決める男子シングルスで、元五輪金メダリスト、元世界チャンピオンの孔令輝は、後輩の陳杞にストレートで敗れた。まだ男子ダブルスが残っているものの、新旧交替を感じさせる元王者の淋しい敗退だった。
 思えば、10年前の95年天津大会で初出場で初優勝を決め、彗星のごとく登場した孔令輝。頂点を走り続け、ついに若手に道を譲る時が来たのか。生存競争の激しい中国で、この大会が最後になるのか、それともまだビッグゲームに出るのか。去就が注目される。
郭炎(中国) 6、4、14、8 桑亜嬋(中国香港)
リー・ジャオ(オランダ) 7、9、-7、10、-9、-9、10 文玄晶(韓国)

これで準々決勝の対戦が決まった。
張怡寧 - Vi.パブロビッチ
高軍 - 林菱
牛剣鋒 - 郭躍
郭炎 - リー・ジャオ
試合中だというのにカメラマン席で小畑君と談笑するのは卓球レポートの山松編集長。インドネシアとか東南アジア系の人と間違われるのが常です。ちなみにこの写真の撮影はシリアスな編集長、今野
牛剣鋒(中国) -11、8、8、3、6 トート(ハンガリー)
郭躍(中国) 8、6、5、7 范瑛(中国)
ボル/ズース(ドイツ) 11、-3、6、13、7 陳杞/馬琳(中国)
孔令輝/王皓(中国) 11、8、-2、-7、7、10 王励勤/閻森(中国)
高軍(アメリカ) -5、8、9、4、-9、-3、8 曹臻(中国)
林菱(中国香港) 10、7、-5、7、-8、3 ボロス(クロアチア)
張怡寧(中国) 4、4、7、5 キム・ヒャンミ(朝鮮民主主義人民共和国)
Vi.パブロビッチ(ベラルーシ) 9、4、4、5 帖雅娜(中国香港)
劉国正/白楊(中国) 7、5、-5、10、4 邱貽可/曹臻(中国)
王励勤/郭躍(中国) 8、-10、5、5、9 閻森/郭炎(中国)
男子シングルス3回戦
王励勤(中国) 5、5、6、10 ベンツェン(デンマーク)
李静(中国香港) -7、-11、-2、7、13、9、5 ケーン(オランダ)
孔令輝(中国) 11、5、5、7 フェイヤー-コナート(ドイツ)
陳杞(中国) -11、11、6、9 ロスコフ(ドイツ)
カールソン(スウェーデン) 5、5、7、9 水谷
何志文(スペイン) 8、-5、5、3、-8、-4、4 イオニス(ギリシア)
呉尚垠(韓国) -8、-3、-6、5、3、8、7 スミルノフ(ロシア)
サムソノフ(ベラルーシ) 4、13、10、7 ワルドナー(スウェーデン)
王皓(中国) -9、5、10、6、-9、-7、8 張ユク(中国香港)
メイス(デンマーク) 6、6、8、5 馮哲(ブルガリア)
クレアンガ(ギリシャ) -8、10、-7、15、7、8 レグー(フランス)
ハオ帥(中国) 5、9、8、7 ハイスター(オランダ)
ボル(ドイツ) 10、-9、4、-11、5、6、8 パーソン(スウェーデン)
劉国正(中国)  6、-9、-9、11、3、7 グルイッチ(セルビア・モンテネグロ)
ブラシュチック(ポーランド) -11、2、5、-8、9、-7、9 シュテーガー(ドイツ)
馬琳(中国) -11、7、-10、7、-11、7、9 コルベル(チェコ)

女子シングルス3回戦
張怡寧(中国) 2、5、2、4 イェン・チーメイ(サンマリノ)
キム・ヒャンミ(朝鮮民主主義人民共和国) 6、8、-6、6、-7、-10、7 張瑞(中国香港)
Vi.パブロビッチ(ベラルーシ) -7、12、5、8、-9、-9、6 平野
帖雅娜(中国香港) W/O バトルフィ(ハンガリー)
高軍(アメリカ) 9、7、-8、-5、-5、11、8 リ・ジャウェイ(シンガポール)
曹臻(中国) 7、-6、10、-5、3、7 チャン・シュエリン(シンガポール)
林菱(中国香港) 8、10、4、-4、5 タン・モンファルディーニ(イタリア)
ボロス(クロアチア) 6、7、-9、8、7 ガニナ(ロシア)
牛剣鋒(中国) 5、3、8、1 ポータ(ハンガリー)
トート(ハンガリー) 6、11、-9、-4、5、6 リュウ・ジャ(オーストリア)
范瑛(中国) -6、-7、10、5、-16、6、6 柳絮飛(中国香港)
郭躍(中国) 3、5、7、6 ボージック(ドイツ)
郭炎(中国) 3、-4、10、9、-8、5 福原(日本)
桑亜嬋(中国香港) -10、8、9、-8、8、7 キム・キュンア(韓国)
リ・ジャオ(オランダ) 6、-5、12、9、6 シュテフ(ルーマニア)
文弦晶(韓国) 12、-4、6、-5、12、-12、8 王楠(中国)


文玄晶(韓国) 12、-4、6、-5、12、-12、8 王楠(中国)
 かつての王者の姿はそこになかった。王楠のボールは韓国の若手、文玄晶には通じなかった。終始、文のペースで試合は進み、王楠は最後まで勝利の糸口をつかめなかった。競ったら勝つという王楠の卓球。しかし、競っても相手にツキが転がり込む展開は、凋落のサインか。地元で有終の美を飾れなかった。