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世界卓球 ドルトムントむんむん速報

有名人が卓球をしている写真も展示されていた。まずはロックミュージシャンシリーズ。
もいっちょ
まだまだ

ITTF博物館

2012/03/26

メーカーのブースの隣にはITTFの博物館が展示されていた。壁に貼られている歴代世界チャンピオンの写真に思わず見とれる。こういうものは何回見てもいい。荻村伊智朗のサービスが若干アレだが。
同じくニッタクのブースの「オーダーメイド・ラケット」だそうだ。ブレードとグリップを自由に選んで組み合わせるらしい。用具マニアの方はどうぞ。
ニッタクのブースでは極めて怪しいラバーが売られていた。
なにしろ、圧縮空気で封入されているのだ。店員さんの説明によると、新鮮さを保つためだという。説明書きには「日本製のトップシートに中国製のスポンジにドイツのグルー技術が融合」だそうだ。まだ日本上陸はしていないが、その包装だけでも凄そうだ。

ただ少なくとも飛行機に持ち込むのだけは断られそうだ。
前の席のピレさんというジャーナリストが今野さんにポールペンを自慢していた。なんと、ワルドナーにパーソン、そしてベンクソンのボールペンだ。これは欲しい。本当に欲しい。問答無用に欲しい。どこかで売ってないものだろうか。
「彼」がカウントを間違える理由がわかった。こやつ、試合中にパソコンをいじってるのだ。もちろん電光掲示板の表示を担当しているわけではない。なにしろコイツ、試合をまったく見ていないのだ。パソコンをいじっていないときには全然別のところを見ている。ゲームオールの10-9のラリー中ですらよそ見をしているという鉄の精神力だ。

石川とパルティカの最終ゲームでは、7-7に並んだのを機会にカウントが左右入れ替わったが、そんなことは気にしないのだ。これまでのゲームでも、彼のカウントの左右は選手の位置との関連性が一定ではないしゲーム内ですらしゅっちゅう入れ替わるのだ。同点になった後がスリリングだ。彼の正面には電光掲示板があるのだから試合を見ていなくても自分のカウントの間違いは分かりそうなものだが、それも気にしない。

いやはや、今大会の日本チームの最大の敵は「彼」かもしれない。
無事に勝って良かった。
パルティカは強かった。
最終ゲームも11-9で辛勝。しかし勝つと負けるとでは大違いだ。
ともかく石川はきっちり勝った。よくやった。