スマホ版に
戻る

欧州リポート

トップニュース欧州リポート
 12月5日、ドイツ・ブンデスリーガ2部南部の試合に森薗政崇が出場。単複で2勝をあげた。
 フリッケンハオゼンに所属している森薗は10月3日に2部でデビュー。単複で勝利をあげたが、それ以後は3部で起用され、3部で単14勝3敗、複10勝の活躍を見せていた。

 同じくフリッケンハオゼンに所属している平野友樹は11月20日のパッサウ戦に出場。シングルスでは先に2ゲームを奪われたが、そこから逆転勝ち。連勝記録を伸ばしている。

【日本人選手の成績】
森薗政崇(フリッケンハオゼン・2部南部)
 12/5 9-1 ヒルポルトシュタイン
○森薗/ダン・チウ 8、10、7 ポドピンカ/デメク
○森薗 8、4、5 ビンドハーマー
通算:単2勝、複2勝

平野友樹(フリッケンハオゼン・2部南部)
 11/20 9-1 パッサウ
○平野/Toadjer 7、4、-2、9 ヘーゲンバース/プラットナー
○平野 -9、-8、4、8、5 ハザーウ
通算:単6勝、複5勝1敗

 12月12日にドイツ・DTTLが行われ、グレンツァオの松平賢二がヘルネ戦に出場。好調だった昨年とは違い、勝ち星から遠ざかっていた松平だったが、2-0で回ってきた3番で周斌(中国)に勝利。10月31日以来のシングルスでの勝ち星だ。周斌は04年世界ジュニア選手権で馬龍と組んだ男子ダブルスで優勝している強敵。この勝利を浮上のきっかけにしたいところだ。

【DTTL試合結果】
12/12 デュッセルドルフ 3-2 グラフェルフィン
12/12 グレンツァオ 3-0 ヘルネ
12/12 ザールブリュッケン 3-2 フルダ-マーバーツェル

【DTTL順位】 ※12/12終了時点
1位:デュッセルドルフ(9勝0敗)
2位:ザールブリュッケン(7勝2敗)
3位:オクセンハオゼン(7勝2敗)
4位:フルダ-マーバーツェル(5勝4敗)
5位:ブレーメン(5勝4敗)
6位:グレンツァオ(5勝4敗)
7位:プリューダーハオゼン(3勝6敗)
8位:ハナウ(2勝7敗)
9位:グラフィルフィン(1勝8敗)
10位:ヘルネ(1勝8敗)

【日本人選手の成績】
松平賢二(グレンツァオ)
 12/12 3-0 ヘルネ
○松平 3、-5、9、6 周斌
通算:単2勝9敗、複2勝1敗

 11月26・27日に行われたECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)ラウンド5の結果。

●グループA
11/26 エヌボン(1勝2敗/フランス) 3-2 オレンブルグ(3勝1敗/ロシア)

 ラストまでもつれた一戦はエヌボン(フランス)が勝利。クレアンガ(ギリシャ)が2点を奪う活躍で、今季初勝利となった。対するオレンブルグ(ロシア)は初の黒星を喫した。

●グループB
11/26 UMMC(2勝3敗/ドイツ) 3-0 ルバロワ(3勝2敗/フランス)
11/26 シャルロワ(4勝1敗/ベルギー) 3-1 フルダ-マーバーツェル(1勝3敗/ドイツ)

 UMMC対ルバロワは陳杞(中国)擁するUMMCがストレート勝ち。トップではシバエフ(ロシア)が荘智淵(チャイニーズタイペイ)を破る金星を挙げた。
 シャルロワにはJ.セイブ(ベルギー)、フルダ-マーバーツェルにはワルドナー(スウェーデン)とともにレジェンドがいるチーム同士の対決は名門シャルロワに軍配。J.セイブ、ワルドナーはともに勝利を挙げることはできなかったが観客をわかせた。

●グループC
11/26 ニーダーオーストリア(5勝/オーストリア) 3-2 オクセンハオゼン(3勝2敗/ドイツ)
11/27 ロスキレ(1勝4敗/デンマーク) 3-0 ポントワーズ(1勝4敗/フランス)

 これまで全勝のニーダーオーストリアに挑んだオクセンハオゼンは、2-3で惜敗。岸川はトップでシュラガー、ラストで陳衛星(ともにオーストリア)に0-3で敗れた。
 もう一方の試合ではロスキレ(デンマーク)が初勝利。それもストレート勝ちでの勝利となった。トップでトシッチ(クロアチア)が蒋澎龍(チャイニーズタイペイ)をゲームオールで下した流れを、ツグウェル、ベンツェンがうまくつないだ。

●グループD
11/26 アンジェ(1勝2敗/フランス)  3-0  デュッセルドルフ(3勝1敗/ドイツ)

 グループDは王者デュッセルドルフが敗れる波乱。ボル、ズース(ともにドイツ)が不在で、監督兼選手のハイスター(オランダ)が出場するも、アンジェの前にストレートで敗戦だった。
 11月27日~12月12日にかけて行われた、ドイツ・ブンデスリーガ女子1部・小西杏の試合結果。

 11月27日はトステッドと対戦。1番で今季初めてクリーマーズ(オランダ)とダブルスを組んだが、范瑛/イヴァンカン(中国/ドイツ)に敗れると、シングルスでもイヴァンカン、范瑛に敗れた。

 12月10日の首位・クロッパッハとの対戦でもクリーマーズとペアを組んだ小西。呉佳多/ジルベライゼン(ドイツ)と競ったゲームを展開するも1-3で敗戦。シングルスでは呉佳多から2ゲーム先取するもあと一歩及ばず。

 12月12日はハッシア・ビンゲン戦に出場。2戦連続で勝ち星がなかったが、バーテル(ドイツ)にストレート勝ち。11月21日以来の勝利を挙げた。しかし、チームは連敗で今季未だに勝ち星なし。苦しい状況が続いている。

【日本人選手の成績】
小西杏(アンレヒテ)
 11/27 1-6 トステッド
 小西/クリーマーズ -2、-8、-11 范瑛/イヴァンカン○
 小西 -5、-11、7、9、-6 イヴァンカン○
 小西 -8、-4、-4 范瑛○

 12/10 2-6 クロッパッハ
 小西/クリーマーズ -9、-8、11、-6 呉佳多/ジルベライゼン○
 小西 8、12、-4、-7、-7 呉佳多○
 小西 -11、-7、-7 シャン・シャオナ○

 12/12 1-6 ハッシア・ビンゲン
 小西/シュミット -10、-8、-8 バーテル/ハダコバ○
○小西 9、8、6 バーテル
 小西 -9、-11、-8 丁亜萍○
通算:単4勝10敗、複1勝6敗

 12月3・5日にドイツ・DTTLが行われ、日本の岸川聖也と松平賢二が登場した。

 岸川は5日のフルダ-マーバーツェル戦、1-1で迎えた3番で出場。ワルドナー(スウェーデン)をストレートで下すと、ラストまで回ったフレイタス(ポルトガル)とのダブルスでもワルドナー/メン・チンユ(/中国)をストレートで下し、オクセンハオゼンは3-2でフルダ-マーバーツェルに勝利した。

 グレンツァオの松平賢二はデュッセルドルフと対戦。松平は1番でバウム(ドイツ)、4番でボル(ドイツ)と対戦するもの、ともに1ゲームを奪うにとどまり1-3で敗戦。チームも1-3で敗れた。

【DTTL試合結果】
12/3 フルダ-マーバーツェル(5勝2敗) 3-1 グラフェルフィン(1勝6敗)
12/3 ブレーメン(5勝4敗) 3-2 プリューダーハオゼン(3勝6敗)
12/5 オクセンハオゼン(7勝2敗) 3-2 フルダ-マーバーツェル(5勝3敗)
12/5 デュッセルドルフ(8勝0敗) 3-1 グレンツァオ(4勝4敗)
12/5 ザールブリュッケン(6勝2敗) 3-0 グラフェルフィン(1勝7敗)

【日本人選手の成績】
岸川聖也(オクセンハオゼン)
 12/5 3-2 フルダ-マーバーツェル
○岸川 5、11、12 ワルドナー
○岸川/フレイタス 9、4、1 ワルドナー/メン・チンユ
通算:単6勝3敗、複2勝

松平賢二(グレンツァオ)
 12/5 1-3 デュッセルドルフ
 松平 -7、-15、9、-9 バウム○
 松平 -7、11、-7、-9 ボル○
通算:単1勝9敗、複2勝1敗

 11月21・28日にドイツ・DTTLが行われ、28日にはオクセンハオゼンの岸川聖也が出場した。

 ブレーメンと対戦したオクセンハオゼン。岸川は1番でクリサン(ルーマニア)と対戦したが、10月16日デュッセルドルフのボル戦以来の今季2度目のストレート負け。
 しかし、続くアポローニャとフレイタス(ともにポルトガル)が勝利を収めると、2-1と一気に優勢に。4番ではアポローニャがクリサンに敗れて5番勝負となり、今季岸川はダブルス初登場となったが、岸川/フレイタスがルンクイスト/ドデアン(スウェーデン/ルーマニア)を下して、勝利を収めた。

【DTTL試合結果】
11/21 デュッセルドルフ(6勝0敗) 3-1 ヘルネ(1勝6敗)
11/28 デュッセルドルフ(7勝0敗) 3-0 プリューダーハオゼン(3勝5敗)
11/28 オクセンハオゼン(6勝2敗) 3-2 ブレーメン(4勝4敗)
11/28 フルダ-マーバーツェル(4勝2敗) 3-0 ヘルネ(1勝7敗)
11/28 ハナウ(2勝7敗) 3-0 グラフェルフィン(1勝5敗)

【日本人選手の成績】
岸川聖也(オクセンハオゼン)
 11/28 3-2 ブレーメン
 岸川 -5、-9、-10 クリサン○
○岸川/フレイタス 6、-10、5、8 ルンクイスト/ドデアン通算:単5勝3敗、複1勝

 11月21日、ドイツ・ブンデスリーガ女子1部にアンレヒテの小西杏が出場。11月7日以来の試合となったアンレヒテ。小西は、3番で中国籍のシー・チーに勝利したが、7番ではシャール(ドイツ)に敗れて、シングルスは1勝1敗。ダブルスもゴロタ/シブレーに敗れた。

 チームは、ダブルスで2連敗したものの、3~6番でシングルス4連勝。一気に勝負を決めるかと思われたが、挽回されて5-5の引き分けに終わった。

【日本人選手の成績】
小西杏(アンレヒテ)
 11/21 5-5 ホルスターハオゼン
 小西/ハン -3、-10、-11 ゴロタ/シブレー○
○小西 -5、12、7、9 シー・チー
 小西 -2、-5、8、-1 シャール○
通算:単3勝5敗、複1勝3敗

 11月19~21日、セルビア・スボティッツァにてヨーロッパミックスダブルス選手権が行われ、バン・ボラ/ヘ・シリン(トルコ)が初優勝を飾った。

 28組によって争われた同大会。決勝は、イェフトビッチ/フー・メレク(セルビア/トルコ)vs.バン・ボラ/ヘ・シリン(トルコ)となり、バン/ヘがイェフトビッチ/フーを4-3で下して優勝した。
 昨年の優勝ペアで今回も本命だったカラカセビッチ/パスカウスキーン(セルビア/リトアニア)は準決勝でイェフトビッチ/フーに1-4で敗れて、連覇はならず。5度目の戴冠はお預けとなった。
 10月上旬に行われる予定だったが延期になったECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)グループCラウンド3のニーダーオーストリア(オーストリア)vs.ポントワーズ(フランス)が11月6日に行われた。

 3勝0敗のニーダーオーストリアと0勝3敗のポントワーズとの対戦は、ポントワーズのマテネ(フランス)が奮闘。2番でフェゲルル(オーストリア)を下すと、1-2とあとがなくなった4番ではシュラガー(オーストリア)とゲームオールの争い。最終ゲームは2本で力尽きたが、見応えのある試合となった。

●グループC
11/6 ニーダーオーストリア(4勝/オーストリア) 3-1 ポントワーズ(0勝4敗/フランス)
 11月7日、ドイツ・ブンデスリーガ女子1部の試合に小西杏が登場した。

 これまで五分の成績を収めていた小西だったが、この日のザールルイ-フラウルテルン戦ではトップのダブルスで敗れると、3番シングルスではファゼカス(ハンガリー)に2-3で敗れ、7番シングルスでは今季8勝2敗と絶好調の李芬(中国)にも敗れた。

 チームも1-6で敗れ、3敗1分。9チーム中8位と低迷している。

【日本人選手の成績】
小西杏(アンレヒテ)
 11/7 1-6 ザールルイ-フラウルテルン
 小西/ハン -7、-2、-7 李芬/P.ゾルヤ○
 小西 -10、4、-9、9、-9 ファゼカス○
 小西 9、-10、-10、-8 李芬
通算:単2勝4敗、複1勝2敗