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全中国運動会・速報2013

 女子団体準々決勝の終了後、中国中央電視台のスポーツチャンネルのリポーターである李武軍さんから、なぜかインタビューを受けた速報担当。その場で男女団体と男女シングルスの優勝者予想をしたんですが、そこで「女子シングルスで優勝する!」とブチ上げたのがこの人、朱雨玲。

 今大会で体つきを見て、一気に体幹が太くなったのを感じた。ガッチリした腰回りから、何とも言えないオーラを発散するようになっている(別に変な意味ではありません)。この「急に体幹が太くなったな」という感覚、どこかで覚えがあると思ったら、2010年の世界団体選手権で、張継科を見た時と同じだ。張継科はそこから一気に強くなっていった。

 第1ゲームはスコアが競ったり、落としたりしても、収集した対戦相手のデータに基づき、第2ゲームあたりから一気にペースを上げ、最後は完勝。結局、試合の主導権を握っているのは常に彼女、という感じだ。今大会での優勝はさすがに難しいかもしれないが、この大会が大きなターニングポイントになる予感がする。