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全中国運動会・速報2013

●男子団体準々決勝
〈北京市 3−0 四川省〉
○侯英超 9、−4、5、−9、6 許鋭鋒
○馬龍 −9、3、8、5 邱貽可
○閻安 12、−9、9、4 王建軍

〈解放軍 3−2 広東省〉
○周雨 −9、8、5、6 馬琳
 王皓 −7、−9、−7 林高遠○
○樊振東 9、−9、4、−12、7 張超
 王皓 −9、−9、1、10、−12 馬琳○
○周雨 6、6、8 林高遠

〈天津市 3−1 河北省〉
○李平 9、6、9 崔慶磊
○ハオ帥 9、9、7 劉イ
 劉亜楠 −4、−6、−7 ジャイ超○
○ハオ帥 5、12、6 崔慶磊

〈上海市 3−1 山東省〉
○王励勤 6、9、5 張継科
 許シン −10、−8、−7 呉顥○
○尚坤 −6、−8、3、4、2 孔令軒
○許シン 3、2、−4、1 張継科

 男子団体準々決勝は、張継科、許シン、王皓、馬琳と各チームのエースが軒並み敗れる波乱の展開。
 準々決勝で最大の注目カード、上海対山東は上海が勝利。王励勤と許シンに完敗した張継科は、完全に「スイッチOFF」だった。勝負どころでの抜群の集中力もなく、躍動的なフットワークもなく、相手を呑み込むような気迫もない。前回、解放軍チームで団体優勝を経験した張継科、本来の所属である山東省でのタイトル獲得は、彼のチャレンジャー・スピリットを刺激しないのか。許シン戦の第4ゲームでの集中力が切れたプレーは、国家チームから処罰されてもおかしくない。…かえって個人戦での活躍を予感させる雰囲気もあるのだが。

 上海のエース許シンも、06年世界ジュニアの男子ダブルスで優勝してから全く名前を聞かない呉顥(ウ・ハオ)に完敗。こちらも持ち前の連続フォアドライブが完全に影を潜めていた。
 王皓と馬琳はそれぞれ林高遠と周雨に敗れたものの、4番で素晴らしいゲームを展開して会場を大いに沸かせた。王皓がゲームカウント0−2から2−2に追いつき、10−7から3回のマッチポイント、さらに11−10で4回目のマッチポイントを奪ったが決め切れず、最後は馬琳の裏面ドライブがエッジとなって馬琳が14−12で勝利。
  • プレーに全く覇気がなかった張継科

  • 許シンに完勝した左の強打者・呉顥

  • 王皓の2失点をカバーし、勝利に貢献した周雨

  • 北京の「闘魂チョッパー」侯英超