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全中国運動会・速報2013

 現在、会場では混合ダブルスの1・2回戦が行われている。ちょっと信じられないかもしれませんが、見ていてとにかく面白い。全部で16ペアしか出場できないので、出場している時点で中国でもトップクラスのペアばかりなのだが、とにかくプレーに一切の手抜きなし。中国選手たちが、インターハイ並みの「熱さ」でプレーしている様子を想像してみてほしい。

 見て面白い理由は他にもある。まず、団体戦では数少なかったペンホルダーが多く出場していること。上段写真左の陳文龍/馮亜蘭は、右ペン表ソフトの陳のスマッシュが何度も決まった。一見して、混合ダブルスか男子ダブルスか、わからなくなってますが…。

 そして、女子のレベルの高さも見逃せない。日本では、男子選手がパワードライブを一発打ったら、それでラリーが終わることが多い。しかし、上段写真右の馬琳/徐潔ペアの徐潔は、馬龍/丁寧戦で馬龍のパワードライブをきっちりブロックし、果敢にスマッシュで狙い打っていた。もちろん、馬龍に全力で打たせない馬琳の台上テクニックもさすがだった。

 下段写真はベスト4入りを決めた陳杞/周シントンペア。山東の孔令軒/楊艶梅戦で、「アイツのドライブ、マジで曲がるよ〜!」と孔令軒に毒づいていた。それはアナタも一緒でしょうが…。