●女子ダブルス決勝
木子/曹臻(解放軍) 4、12、9、-9、12 郭躍/李佳イ(遼寧省)
●男子ダブルス決勝
樊振東/周雨(解放軍) 2、6、7、9 李木橋/尹航(解放軍)
女子ダブルス優勝は木子/曹臻。ともにバック表ソフトの異質攻撃型だが、下がってもバックハンドを振ることができ、フットワークを活かしてフォアで攻めることもできる。郭躍/李佳イは、序盤で李佳イがバック表ソフトの球質に対応できず、出遅れたのが響いた。郭躍は試合中もずっと首を気にしており、こちらもやはり本調子ではなかった。
遼寧応援団の大声援もあり、盛り上がった女子ダブルス決勝に比べ、同士討ちの男子ダブルス決勝はあまりに淡々とした内容。ともにラリー戦に持ち込む前に、カウンターを決めるか、カウンターをミスするかという感じで、全くラリーが続かなかった。順位決定戦を除いて、この全中国運動会で初めて盛り上がらない試合を見た感じだ。若手ペア同士のぶつかり合いを期待していたのだが…。