●女子ダブルス準々決勝
グルジボウスカ/パルティカ(ポーランド)10、−3、−10、7、11、6 福原/若宮
福原/若宮がよもやの敗退。お互いにチャンスボールを作るも、決めきれない場面が多く、5ゲーム目のジュースを落としたのが痛かった。
大事に行こうとつないだ日本ペアのループドライブを欧州の両ハンドに狙い打たれてしまうなど展開は苦しく、無理をした三球目強打など攻めを焦ってしまった。
「チェコオープンでやっているがそのときも接戦だった。戦術が効いているのにそこを攻めきれなかったのが大きいですね。これを経験にして、まだまだ強くなるペアだと思います」とベンチに入った竹谷コーチ。
●男子ダブルス準々決勝
趙彦来/徐賢徳(韓国)6、−9、9、4、11 森薗/三部
男子ダブルスでも全日本ペアの森薗/三部が韓国ペアに敗れた。
韓国ペアの台上バックドライブのスピードが速く、序盤は対応できなかったが、カウンターだけではなく、押し込んだり、合わせたりなど、とにかくボールをねじ込んだ。その甲斐あって、第2ゲームを取り返したが、第3ゲームの終盤に連続失点し、チャンスを逃したか。
試合後に三部は「大きなラリーは取れるけど、小さなミスが多かった。ボールが本当に速くて、思った以上に強かった。ぼくがもっとフォアを強くしなくてはいけない」とコメント。
豊富な技があるだけに決めるパワーがほしい。韓国のパワーに脱帽状態だった。