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ITTFワールドツアー2014
グランドファイナル速報

●男子シングルス1回戦
丹羽 -7、12、-10、7、6、7 趙彦来(韓国)

趙彦来のパワーボールをうまく封じ、丹羽が逆転勝ちをおさめた。
入らなければ威力のあるボールも意味がない。まともに打たれたフォアは丹羽もブロックできなかったが、速いボールをバックに押し込み、バック対バックからラリーを展開することにより、趙彦来のフォアの一発を封じ込めた。
また、相手のフォアミドルに食い込む丹羽のフォアフリック、得意のアップダウンのサービスエースも要所で決まり、展開を優位に進めた。

「戦術さえしっかりしていれば勝てる相手だと思っていたが、自分のボールが甘いコースへいってしまい、何本か打たれてしまった。お互いに調子の良くない中で、ぼくのほうがサービスが良かったのが勝因」(丹羽)

最後に「冷静な気持ちをもってできました」とさすがのポーカーフェイス。
パワーをいなす技術がある。丹羽の顔は自信に満ちている。
  • 速さは強さ。丹羽らしい試合だった

  • 趙彦来は台上とバックを詰められてパワーを発揮できず