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ITTFワールドツアー2014
グランドファイナル速報

●男子ダブルス決勝
趙彦来/徐賢徳 -8、10、5、-10、6、-6、9 松平/丹羽

苦しい、あまりに苦しい結果だ。
最終ゲームは2−4の劣勢を逆転し、8−4まで離して、勝負あったと思われたが、韓国ペアが怒濤の6本連取で一気にチャンピオンシップポイントを握った。
「徐賢徳のサービスの時にこちらが不利だった。健太のストップに趙彦来が中に入ってフリックしてくる。それを丹羽が前でさばけず少し下がってしまう。この展開が悪かった」(倉嶋監督)

また、丹羽のチキータのコースを読み、フルスイングの三球目攻撃を打ち込む場面が多く、かなり研究しているように見えた。ほとんど勝っていた試合だが、勝負は最後のポイントを取るまでわからない。
10ー9、最後は徐賢徳のドライブが台のエッジをかすめ、試合終了となった。
「最後の最後で韓国ペアは強気で打ってきた。相手のほうが思い切りが良かったですね」と倉嶋監督は悔しさをにじませた。
  • 韓国ペアのフルスイングはまともに止められないほど速くて重い

  • 丹羽のチキータ対策をしてきた韓国ペア

  • 最後はエッジボール。これも悔しい

  • お家芸ダブルスで金メダルを獲得