●女子シングルス準決勝
石川 6、3、7、5 ポータ(ハンガリー)
すでにポータのプレーは石川にとって遅いのか。
圧倒的なスピードでポータのプレーを封じた石川。ポータがどこへ打っても、そこに石川がいる。ポータが遅いのではない、石川が速いのだ。
いくら打ってもミスをしない石川の堅陣を崩すにはフォアで叩くしかなかったが、あまりにもリスクが大きい。ラリーのミスを埋め合わせするほどの確率はなかった。
実は11月のワールドカップでは4ー3のスコアで石川が辛勝。そこから1カ月でこれほどの試合ができるとは石川の成長には驚かされる。
「サービスが効いたので自分の展開を作れた。ワールドカップの時はやりにくくて接戦だったけど、今回はしっかり準備をしていた」(石川)
これで男女とも日本選手が決勝へ進出。
石川の決勝の相手は常に接戦となる徐孝元だ。