●女子シングルス決勝
石川 7、7、3、9 徐孝元(韓国)
完璧なカット対策だった。
フォアミドル、バックミドルへドライブを送り、甘いボールは両サイドへ打ち込む。
徐孝元が攻撃しても固いブロックで跳ね返した。
アジア競技大会での敗戦がウソのような完璧な対策で、石川が日本選手初の女子シングルスのチャンピオンに輝いた。
「うれしいです。自信になりました。今年最後の試合を優勝で締めくくれて良かったです。出足はリードされましたが、焦らずに、前回負けているのでプレッシャーもなく、挑戦者の気持ちで戦いました」(石川)
このような試合をされたらカットマンはやることがなくなる。徐孝元も「今日の石川はいつも違った。最初から最後まで強かった」とコメント。
コートの上では最強の強さ、そして表彰式では最高の笑顔を見せてくれた。