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全日本ミックスメダリストの考え方。

はるか昔の現役時代に

『きみのバックドライブで目が覚めたよ。アハハ。』

みたいな感想をたまに頂くことがあったんですが、その時代は今ほどにバックドライブをブンブン振る人は少なかったのだと思います。

今ボク31歳なんですけど、歳でいうと多分ボクの1つか2つ下の世代くらいからガシガシ振る人が増えてきたんじゃないかなあと。今じゃみんな当たり前のようにドカドカ振ってますけどね。

「目が覚めた」とは言うけれど、何寝てんだ、と。

実は、ボクはもともとバック側の技術がイマイチ得意じゃなくて、苦手意識を持っていた時期もあったんです。

過度に緊張するとビビッて固まってしまって全く振れなくなってしまうというクセもありましたので、「これは何とかしなければならんなあ」とあれこれ試行錯誤を重ねてやっと辿り着いた理論ががあるのですが、それが、これです。↓
 

『ビビったりして力入るとスイングが遅くなってミスるからまずは思い切って振ってみようか。そうすれば結構いい球出るかもしれないしスイングが速くなるから意外とミスも少なくなるんじゃねえか理論』です。

 

しかし、そんなぼくの理論を遥かに上回る理論を持っている同世代のプレーヤーがいましてね、もう彼の考え方とか行動(プレー)には毎回驚かされるばかりなのですが、それが、このひとです。

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時吉佑一くん 31歳 (こないだ全日本でミックスでメダル獲りましたね。素晴らしい。すごすぎる。おめでとう。)

彼は、たとえセットオール9-9の場面でも『全く』臆することなく、微塵の躊躇もなく超全力の豪打を放てる(そしてそれがちゃんと入る)という、数少ない男だと思うのですが、そんな彼が持つ理論が、これです。

 

 

 

オレが、ミスるわけない理論。

 

 

 

以前、「よくそんな思いっきり振れるよね。もしミスって9-10になったらどうすんの?」

って聞いたことあるんですけど

「いやミスらないから。もしミスったとしてももう一本あるじゃん。」

って言ったんですね。

 

 

――なに、この、考え方。

 

 

さすがにボクはこの考え方まではたどり着けませんでした。

 

明けました。

なんだか随分遅くなってしまいましたけど、あけましておめでとうございます!

2017年、今年もどうぞよろしくお願いします!

 

新しい年を迎えると、新たな目標をつくったり決め事だったりを自分に課したりして、

さあ頑張るぞ!って燃えるのは、結構多くの人の常なんじゃないかなあと思います。

 

かくいうボクも、今年は去年よりももう少しだけ、

地域とか社会とか後世とかに貢献できる領域を大きくしていきたいなあと思っているのであります。

もちろん、『卓球を通して』というのが大きなところになるんだろうなあとは思いますけども。

 

あと、今年は少し新しいことを勉強したり経験したりしながら、

それをアストロズとか生活の中で活かしていきたいなあと。

 

新しい事というと、例えば教育のこととか、海外との絡みのこととか、心理学とか身体のこととか、栄養のこととか歴史のこととか、まあ、色々ですかねえ。

その為にいろんな本を読んだりいろんな人に会ったりしながら、

少しずつ懐を広げていきたいなと思っとります。

 

ああ。自分のことばかりベラベラ喋っちゃってますけど、

選手の人はもうすぐに全日本がやってきますね!

この大会ばかりはいつの時代も、他の試合とは少し違った空気が流れますよね。

特別で異様。

その中で戦う選手はきっと緊張やらプレッシャーやら名誉やら、

いろんなものを感じながらプレーするんでしょうけど、

ぜひぜひ、悔いの残らない戦いをしてほしいなと!

今年も全日本で華麗なプレーが見れるのが楽しみです。

 

でわでわみなさん、素敵な2017年にしましょうね!