友人に、朝昼晩で服変える人がいるんです。
朝はフリフリした、「ガチ女の子」の服。
昼はちょっとばっかし、ラフな服。
夜はネイビー系で、ちょっとゴージャスな服。
と、いう感じなんです。
・・・あの、ええと。練習でユニホームを朝昼晩と変えるとかなら、まだわかるんですけどね、汗かくしさ。でもね、私服なんです。
「めんどくさくないの?」
って聞くといつも
「わかってないわね。」
みたいな感じなんですね。
「なんでもっと女の子を楽しまないの?」
「や、ボク男の子なんで。」
「舐めてんの?知ってるわよ。男だって服とか髪型とかで楽しめるじゃない。」
「ああ・・うん、まあ、そうよねえ。」
と、いつもこんな感じの会話になりますが、
ちなみにぼく、多分7.8年髪型ほとんど変わってないんですね。
ぼくの勝手なイメージとしましては、おしゃれな服を買うとなると、
それはもう原宿とか新宿とか、渋谷とか池袋とかギロッポンとかね、
そういう場所に繰り出さないといけないわけでしょう?ってなってしまうのであります。
でもぼくね、人がごみごみしてるところって、もう息が止まるくらい苦手なんですよ。
だからそんなところにわざわざ服を買いに行くなんてちょっとなんていうか、考えられないわけです。
たとえば渋谷の人が多すぎて養鶏場の鶏より人口密度高いんじゃないのっていうエリアに行くと
思考が停止して冷や汗が出て止まらなくなるんです。
そんな思いまでして高い買い物をする意味も意義も感じられないので、結果的に
『じゃあ、もうナイキのジャージでええかなあ。』
となってしまうわけです。
ただ、たださすがにちょっとかしこまった場所に行かなければいけなくなった時に、
着ていく服がダボダボの服とかしかなかったりするのもどうかと思うので、
まあしかたなしにたまには服でも買ってみるかってことで、まずは魔都、渋谷に行ってまいりましたのよ。
(ちなみにZEOSの時吉くんと外でご飯を食べようとか約束すると、「店員がイタリア人しかいない」とか、そういう洒落た場所に連れてかれる事になります。)
そうしましたらね、平日にもかかわらず地盤沈下するんじゃないかってくらい人が歩いておりまして、
のっけからだいぶ目が回っちゃったんですけど、それに加えてあるお店では奇想天外なトゲトゲの靴が11万円などどおっしゃるからいよいよ意味がわからなくなって、逃げるようにその場を後にしましたとさ。
やっぱりね、ああいうイケイケの店や人がバコバコ乱舞しているような場所は、なかなかぼくにはむつかしい。
まあでもあれだよ、身なりはちゃんとしておかないとねえ。
これ時吉くんです。ほら、なんだかすごくカッコいいでしょ。