以前、ある場所に行く途中で道に迷ってしまったので、道行くお姉さんにiPhoneで地図を見せながら
『すみません、この場所に行きたいんですけども』
と道を訊いたところ
「あ、じゃあ、その地図を見ながら行ったら着きますよ」
って教えてくれました。悲しい。
さて、実はぼく、昔から観葉植物が大すきなのですね。
しかしなぜか、ぼくが植物を育てるとすぐにみんな枯れてしまうので、とても残念がっていたりしてました。
でも、妻はぼくとは正反対に植物を育てるのがとても上手で、みるみる新しい芽が出ては大きくなっていくものですから
それを横目で見ながら『なんでだろうなあ』っていつも首を傾げていたんですけど
こないだたまたま彼女が植物に水をあげているところを目撃する機会があったんです。
そうしたら、これはさすがに植物さん餓死するんじゃないですかねっていうくらい、本当にちょこっとしか水をあげてなかったんですよ。
それに比べてしまうと、僕なんかはまるで大洪水のように水をぶっかけてる状態で
そういえば枯れてしまった子達はみんな根腐れしてしまっていたなぁなんて事を思い出しまして
という事はすぐに枯れてしまうのは単純に水のあげすぎが原因だという事がわかりました。
食事でも水でも酸素でも、なんでも大量摂取しすぎると毒になるというのは聞いた事があります。
(もしかしたら練習もそうなのかもしれません)
なので、『大量摂取かあ。。そんな事をしたりさせたりする人はホントにいるんだろうか。全く残念極まりないわ。』
などと言ってはいたものの
ホントに残念なことしてた人が一番身近にいたことに、自分でもビックリですよね。
練習の場合だと、例えば怪我した時とか大変なスランプに陥った時は
変に意地になって膨大な練習を繰り返すとかじゃなくて、一度勇気を持って少しだけ休んでみた方がいいというのが、ぼくが思うところであります。
じゃないと、もっと怖くなることがあるから。
なので、そういうときは無理に練習をせずにほんの少しでいいから休むことを、やっぱりだいじにしてほしいです。
どんな練習をいつ、どれくらいするのか。どんなものをどれくらい食べて身体をどんな状態にしておくのか。
トレーニングはいつどんなものをして、それは身体にどんな変化が出るまで続けるのか。その状態を維持する為にはどんなことをどれくらいしていけばいいのか。
試合前はどんな事を考えてどんなアップをどのタイミングでして、心拍数はどれくらい上げておけばいいのか。
そんなように考えることはいっぱいあるけど、過剰になりすぎず手を抜きすぎず、
先人に聞いたり自分自身の身体に聞いたりしながら、一番いい量と質をしていくことが、やっぱり理想なんだと思うのであります。