平成24年度 第31回全日本クラブ選手権が7月13~16日に岡山・桃太郎アリーナで開催された。
470ものチームが参加するマンモス大会は、全日本選手権であるとともに、クラブチームで卓球に打ち込む愛好家にとっての「夏の祭典」ともなっている。
年々、元実業団選手などの参加が増えて、レベルが上がっている1部を制したのは、男子はKTY長崎。元日産自動車・坪口、JR北海道・垣原、元協和発酵キリン・横山というメンバーを擁し、長崎国体を見越したチーム編成の強力集団が、前評判とおりの優勝を飾った。決勝を含め3-2となる試合が多かったが、気迫のプレーで初優勝をとげた。
1部女子優勝は、3年連続で里湯昔話 雄山荘 ロイヤルクラブ。主力の陶聡が日本に帰化し、昨年加入の王曼も出場、宮崎も昨年までと同様に活躍して、照井・梶本などの早稲田大OGを擁するMILFLURを接戦の末にくだして3連覇を決めた。
その他、数多くのクラブチームが熱い戦いを繰り広げた大会の様子は、8/21発売10月号に掲載します。
●優勝チーム(男子、女子)
1部:KTY長崎(長崎)、里湯昔話 雄山荘 ロイヤルクラブ(滋賀)
2部:卓精会 (東京)、とりやクラブ(石川)
50代の部:日産追浜(神奈川)、千代田クラブA(東京)
60代の部:友卓会 (東京)、つばさクラブ(東京)
小中学生の部:スイトピア(京都)、ミナミラボ(福井)