スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 3月15~19日にベラルーシ・ミンスクで開催されたITTFチャレンジ・ベラルーシオープン。女子シングルスで佐藤瞳(ミキハウス)が、女子ダブルスで加藤美優/森薗美咲(吉祥寺卓球倶楽部/日立化成)が、女子アンダー21で芝田沙季(ミキハウス)が優勝。日本女子が3種目を制覇した。

 ベスト4全員が日本選手となった女子シングルス。佐藤は準決勝で芝田沙季(ミキハウス)を、決勝のカット対決では橋本帆乃香(四天王寺高)をそれぞれ4-1で下しタイトルを獲得した。
 また、女子ダブルスでは加藤/森薗が決勝で林家瑄/林珀璇(チャイニーズタイペイ)を下し優勝。アンダー21では芝田が加藤杏華(十六銀行)を下しタイトルを獲得した。

 男子シングルス決勝ではサムソノフ(ベラルーシ)がワン・ツォンイー(ポーランド)を下し地元優勝。男子ダブルスでは木造勇人/高見真己(愛知工業大)が決勝に進出したが、ゴラク/ワン・ツォンイー(ポーランド)にストレートで敗れ惜しくもタイトルを逃した。木造はアンダー21でも決勝でプレテア(ルーマニア)に敗れ2位に終わった。

優勝と日本選手の上位記録は以下のとおり。

【ITTFチャレンジ・ベラルーオープン記録】
●男子シングルス優勝:サムソノフ(ベラルーシ)
●女子シングルス優勝:佐藤瞳 2位:橋本帆乃香 3位:芝田沙季、永尾尭子
●男子ダブルス優勝:ゴラク/ワン・ツォンイー(ポーランド) 2位:木造勇人/高見真己
●女子ダブルス優勝:加藤美優/森薗美咲
●男子アンダー21優勝:プレテア(ルーマニア) 2位:木造勇人
●女子アンダー21優勝:芝田沙季 2位:加藤杏華 3位:塩見真希
 アラブ首長国連邦のドバイで開かれていた国際卓球連盟(ITTF)の執行理事会で、新たに4協会(バハマ、カーボベルデ、エリトリア、ギニアビサウ)の加盟を認めることを決定した。5月31日、デュッセルドルフで開催されるITTF総会で正式に加盟が受理される。
 これによって、ITTFの加盟協会は226となり、スポーツ競技連盟(IF)の中で加盟協会数では最大の連盟となる。
 長年、沖縄の卓球界に尽力をされた平安常進さんが、出張先の大阪でくも膜下出血で倒れ、昨日3月9日に逝去された。享年73歳だった。
 平安さんは、沖縄が戦後、アメリカの管轄下に置かれ、本土に返還される前から卓球に親しみ、1972年に本土に返還される前から、中学と高校の教員をしながら卓球の普及と強化に努めた。

 1991年から10年間、沖縄県卓球協会の理事長を務め、副会長を経て2007年から県の会長を務めていた。また現職として、日本卓球協会の副会長も勤めていた。
 昨年、琉球アスティーダの取材をした際も、「私自身は卓球のセンスがなかったのでたいした選手にはなれなかった。大学の2年くらいまで卓球を続けていたが、そこから遊びを覚え、卓球をやめてしまった。大学を出て、教職につき、沖縄市の美東中に赴任した。自分は強い選手になれなかったので、その悔いもあって指導者として情熱を子どもたちに注ぎたかった」と語っている。

 平安さんは琉球アスティーダの母体である一般社団法人「沖縄総合スポーツクラブ」の監事を務め、沖縄県卓球協会、琉球アスティーダの精神的支柱とも言える存在だった。
「バスケットボールのBリーグに参加している琉球キングスが成功している。これをモデルとして、総合スポーツクラブとして、キングスのような組織を目指して選手を抱えられるようなチームを作りたいですね。そしてTリーグに参加したい」と語っていた平安さんの夢の実現に向けて沖縄の人は遺志を受け継いでいくのだろう。ご冥福をお祈りいたします。

  • 逝去された平安常進さん(昨年の日本リーグ後期の時に撮影)

 3月1日より東京体育館で行われていた第69回東京選手権大会が閉幕。昨日は男女ダブルス、最終日の今日は男女シングルス、ジュニア、カデットの決勝が行われ、各カテゴリーでチャンピオンが決定した。

【男子シングルス】
優勝:宇田幸矢(JOCエリートアカデミー・東京)
準優勝:張一博(東京アート・東京)
3位:郡山北斗(専修大・東京)、吉田雅己(愛知工業大・愛知)

【女子シングルス】
優勝:安藤みなみ(専修大・東京)
準優勝:温馨(日本体育大・東京)
3位:宋恵佳(中国電力・広島)、加藤杏華(十六銀行・岐阜)

【男子ダブルス】
優勝:高見真己/田中佑汰(愛工大名電高・愛知)
準優勝:軽部隆介/町飛鳥(シチズン時計/明治大・東京)
3位:松生直明/鹿屋良平(リコー・東京)、上村慶哉/平野晃生(早稲田大・東京)

【女子ダブルス】
優勝:石塚美和子/松村夏海(アスモ・静岡)
準優勝:平侑里香/松本優希(サンリツ・東京)
3位:林めぐみ/前瀧初音(東京富士大・東京)、永田彩夏/吉良あすか(中央大・東京)

【男子ジュニア】
優勝:宮本春樹(愛工大名電高・愛知)
準優勝:吉田海斗(希望が丘高・福岡)
3位:吉田俊暢(専大北上高・岩手)、川上尚也(静岡学園高・静岡)

【女子ジュニア】
優勝:中島彩希(敦賀高・福井)
準優勝:井絢乃(明徳義塾高・高知)
3位:木原美悠(ALL STAR・兵庫)、宮崎翔(四天王寺高・大阪)

【男子カデット】
優勝:横谷晟(愛工大附属中・愛知)
準優勝:篠塚大登(愛工大附属中・愛知)
3位:曽根翔、小林広夢(ともに愛工大附属中・愛知)

【女子カデット】
優勝:菅澤柚花里(ミキハウスJSC・大阪)
準優勝:大藤沙月(フェニックス卓球クラブ・福井)
3位:中森帆南(ミキハウスJSC・大阪)、相馬夢乃(新発田ジュニア・新潟)


 男子シングルスを制したのは中学3年生の宇田。7回戦で松山祐季(愛工大名電高)との激戦を制し、その後も年上の選手を次々に破って決勝に進出。決勝では張に1ゲームを先取されたが、その後は無理に打ち合わず、緩いボールを効果的に使い、張のカウンターをかわして4-1で勝利して優勝を決めた。中学生での東京選手権男子シングルス優勝は2009年大会の丹羽孝希(明治大、当時青森山田中2年)以来史上2人目の快挙となった。

 女子シングルスは安藤みなみが戴冠。準決勝の加藤とのゲームではゲームカウントを3-0とリードしながらも追いつかれ、7ゲーム目もマッチポイントを奪われるなど大苦戦。それでも最後は強気のプレーを見せて逆転で勝利し決勝へ。決勝では分が良いという温を緩急をつけたラリー戦で揺さぶりストレートで快勝。東京選手権初優勝を決めた。

 5日間で全29種目が行われた東京選手権。この大会の模様は卓球王国5月号(3月21日発売)に掲載しますので、お楽しみに!
  • 男子シングルス入賞者

  • 女子シングルス入賞者

  • 男子ジュニア入賞者

  • 女子ジュニア入賞者

  • 男子カデット入賞者

  • 女子カデット入賞者

 「LIONカップ第21回ジャパントップ12卓球大会」が本日(3月4日)、東京・国立代々木競技場第二体育館で開催され、男子は上田仁(協和発酵キリン)が初優勝、女子は石川佳純(全農)が3度目の優勝に輝き、それぞれ優勝賞金100万円を手にした。

 上田は予選リーグで水谷隼(木下グループ)に3-1で勝利し準決勝に進むと、吉田海偉(Global Athlete Project)と大激戦の末に4-3で勝利。決勝では、神巧也(シチズン時計)との準決勝の打撃戦を制して勝ち上がってきた吉村真晴(名古屋ダイハツ)と対決。第2ゲーム、上田が10-3のリードから追いつかれ、そこから両者譲らずの激しい打ち合いの末に上田が20-18で何とかゲームを奪取。これで波に乗った上田が、一気に優勝をさらった。

 女子予選リーグでは、伊藤美誠(スターツSC)が平野美宇(EA/大原学園)を3-1で下して準決勝進出、橋本帆乃香(四天王寺高)に4-1で快勝して初の決勝進出となった。対する石川は準決勝で佐藤瞳(ミキハウス)をストレートで下しての決勝進出。決勝では伊藤の強気の攻めが随所で光ったものの、石川がそれを上回るキレのあるプレーを見せて貫禄の勝利となった。

 前売り券がすぐに完売、わずかに残った当日券も早々に売り切れたという今大会。満員の観客と多くの報道陣が見守る中、激戦が多数繰り広げられ、盛り上がった大会となった。今大会の模様は卓球王国5月号(3/21発売)に掲載します。

●男女決勝スコア
上田仁 -8、18、9、11、-5、8 吉村真晴
石川佳純 3、3、-9、4、-4、6 伊藤美誠
 現在、東京体育館で開催中の東京選手権。先日、卓球王国WEBでも紹介したチリ選手団のほか、オーストラリア、韓国の強豪校である大田東山中学・高校など、海外選手も数多くエントリーしている。

 そんな中、今大会にはスポーツを通じた国際貢献事業「スポーツ・フォー・トゥモロー」の活動の一環として、日本オリンピック委員会と日本卓球協会が招待したグアテマラ、フィジー、バヌアツ、コスタリカの4カ国から来日した16名の選手も出場。リオオリンピックにも出場したヨシュア・シン(バヌアツ)、サリー・イー(フィジー)の2選手も来日している。4カ国の選手は大会前にNTC(味の素ナショナルトレーニングセンター)で合宿を行い、東京選手権に参加中。9日間日本に滞在することとなっている。

 残念ながら男女シングルス、ダブルスでは全選手が姿を消してしまったが、明日からスタートする男女ジュニア、カデットの部にも多くの選手が出場する。観戦に行かれる皆様は、ぜひ彼らのプレーに暖かい声援を! 


☆選手コメント☆
ヨシュア・シン(バヌアツ)「日本に来たのは初めて。天気も良いし、とても良い感じだね。ちょっと寒いけど(笑)。NTCの雰囲気や設備は素晴らしかったし、良い経験になった。(東京選手権の)年代別の試合は非常に興味深い光景だったね。バヌアツでは卓球をしているのは若い選手だけだし、このように様々な年代の選手が、アグレッシブにプレーしているのは素晴らしいことだと思うよ」

サリー・イー(フィジー)「日本はみんなフレンドリーで、良い国だと思う。でも、とても寒いです(笑)。今回の合宿ではとても良い練習ができました。コーチたちがモチベーションを上げてくれるので、楽しく練習できた。フィジーは小さい国で卓球のコミュニティーも小さく、このような大会もあまりないです。日本に来て学んだことを、フィジーの卓球の発展に活かしていけたら良いなと思います。今大会では、自分のベストを尽くして、試合を楽しみたい」

※スポーツ・フォー・トゥモロー:2014年から2020年までの7年間で開発途上国をはじめとする100カ国以上・1000万人以上を対象に、日本国政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業
http://www.sport4tomorrow.jp/jp/
  • ようこそ日本へ! グアテマラ、コスタリカ、バヌアツ、フィジー選手団の皆さん

  • リオ五輪出場のヨシュア・シン(バヌアツ)。とにかく陽気な選手です

  • こちらもリオ五輪出場のサリー・イー(フィジー/写真右)。なんとまだ15歳!

  • 対戦相手と、試合後にパシャリ

 3月1日より東京・東京体育館で第69回東京選手権が開幕。昨日は男女年代別の決勝戦までが行われた。各種目の優勝者は下記のとおり。

【男子サーティ】
優勝:荻原典和(個人・北海道)
準優勝:三田村宗明(リトルキングス・神奈川)
3位:上原幸貴(日製日立・茨城)、三田村英孝(卓楓会・東京)

【女子サーティ】
優勝:玉木杏子(Lili・東京)
準優勝:盧琼霞(九十九・東京)
3位:安部香織(長吉卓球センター・大阪)、木戸亜希穂(太洋歯科・神奈川)

【男子フォーティ】
優勝:渡部将史(琉球アスティーダ・沖縄)
準優勝:藤本貴史(丸善クラブ・東京)
3位:高山飛男(卓楓会・東京)、大貫譲司(卓心会・栃木)

【女子フォーティ】
優勝:島村美恵(MD相模・神奈川)
準優勝:石井佳子(チャイム・神奈川)
3位:山下陽子(美鷹クラブENJOY・東京)、藤原佳子(FLEX・東京)

【男子フィフティ】
優勝:坂本憲一(豊前JTC・福岡)
準優勝:山田昭仁(青嵐クラブ・静岡)
3位:堺正哉(古河電工・三重)、橘川重雄(MD相模・神奈川)

【女子フィフティ】
優勝:廣瀬孝子(HPC・大阪)
準優勝:石巍(ホークス・東京)
3位:山内博美(サクセス・愛知)、下山田寿子(花野井クラブ・千葉)

【男子ローシックスティ】
優勝:長谷川豊信(卓精会・東京)
準優勝:横田貞義(スリースター・山口)
3位:前田洋二(萩卓・山口)、石岡斉(井上卓球・静岡)

【女子ローシックスティ】
優勝:船ヶ山昌子(サクセス・愛知)
準優勝:井ノ口博子(花野井クラブ・千葉)
3位:島田美鈴(淑友クラブ・東京)、片岡年子(みらくる・大阪)

【男子ハイシックスティ】
優勝:広浜泰久(神馬クラブ・東京)
準優勝:政本尚(清友クラブ・奈良)
3位:井津雅治(友卓会・東京)、木内忠男(チームTAISHO・埼玉)

【女子ハイシックスティ】
優勝:粟生京子(冠雲クラブ・東京)
準優勝:中田幾子(武蔵野クラブ・東京)
3位:猪股美絵子(札幌サンライズ・北海道)、井置節子(藤沢レディース・神奈川)

【男子ローセブンティ】
優勝:富岡成一(西東京クラブ・東京)
準優勝:鈴木和久(逗子クラブ・神奈川)
3位:中村提見(サザンクロス・埼玉)、金田勉(新潟如水会・新潟)

【女子ローセブンティ】
優勝:大倉勝子(ウエルネス・東京)
準優勝:山野目澄代(個人・東京)
3位:出村枝里子(立川花組・東京)、畠山美智子(川口さざんか・埼玉)

【男子ハイセブンティ】
優勝:原田武(ヒロタクスポーツ・広島)
準優勝:黒田幸彦(仙台萩クラブ・宮城)
3位:金沢保久(ウイング・埼玉)、田中鍛(西東京クラブ・東京)

【女子ハイセブンティ】
優勝:池田章子(翡翠・大阪)
準優勝:廣井恵子(T.くまがや・埼玉)
3位:大掛まさ美(イーグルス・東京)、畠山凉子(KTクラブ・広島)

【男子ローエイティ】
優勝:大宮修(西東京クラブ・東京)
準優勝:増田和雄(新発田クラブ・新潟)
3位:杉本泰成(ドンペリ・富山)、永田冬彦(渡辺スポーツクラブ・千葉)

【女子ローエイティ】
優勝:飛澤礼子(ミラクル・東京)
準優勝:崔花子(練馬茜・東京)
3位:珠玖幸子(浜卓会・神奈川)、長瀬ちづ子(明誠クラブ・愛知)

【男子ハイエイティ】
優勝:永井昭爾(川崎ラージ・神奈川)
準優勝:神崎榮藏(枡江卓球同好会・宮城)
3位:濱惣六(岡谷雷鳥クラブ・長野)、平山繁(個人・東京)

【女子ハイエイティ】
優勝:手代木静子(卓研パートナー・東京)
準優勝:富樫啓子(千代田クラブ・東京)
3位:馬場妙子(ITSラ・ポーム・東京)、志村一子(大宮レディース・埼玉)

【男子ナインティ】
優勝:相原輝雄(つくば学園クラブ・茨城)
準優勝:三浦明(萩クラブ・宮城)
3位:田中忠(広島OB会・広島)

【女子ナインティ】
優勝:千葉八重子(サムディ千葉・千葉)
準優勝:萩原昭子(国卓クラブ・東京)
3位:下嶋あい(ベルフラワー・東京)、藤田喜美子(さくら会・東京)


 なお、昨日からは男女ダブルス、本日より男女シングルスもスタート。大会は3月5日まで行われる。
  • 男子サーティ優勝:荻原典和

  • 女子サーティ優勝:玉木杏子

 全日本9回優勝、リオ五輪シングルスメダリストの水谷隼選手が、3月1日、大手住宅メーカー・木下工務店などを傘下に持つ「木下グループ」(本社・東京)と所属契約を締結したことを、自身のオフィシャルサイトで発表した。
 木下グループはスポーツ支援として、夢に向かって邁進するアスリートを応援。現在、水谷選手を含め4選手と所属を契約しており、競技活動に専念できるよう、また日本スポーツ界の発展を目指し、全面的な支援を行っている。

以下、水谷選手オフィシャルサイトより引用
「この度、木下グループへ所属となりました水谷隼です。
これからの競技人生を応援していただくことに感謝と誇りを持って
新たな勝利をつかむため世界へ挑み続けます。
そして、卓球界、スポーツ界、社会へ貢献出来るアスリートになれるよう頑張ります。
応援、宜しく願い致します。」


●水谷隼オフィシャルサイト公式ホームページ
http://mizutanijun.web.fc2.com

●木下グループ
http://www.kinoshita-group.co.jp


 
  • 木下グループと所属契約した水谷選手(写真は全日本時)

 1月中旬から、群馬県沼田市で強化合宿を行っている南米・チリの選手の皆さんが、卓球王国編集部を訪問してくれました!

 45日間に及ぶこの強化合宿を実現させたのは、卓球王国ブログ『カレさんのラテン便り』でもお馴染み、77年世界選手権代表の仲村渠(なかんだかれ)功さん。JICA(国際協力機構)のシニア海外ボランティアとしてチリナショナルチームを指導したことが縁で、今回はジュニア5名・一般1名の6名の選手、そしてコーチが来日した。

 今年は雪が多かった沼田での合宿もいよいよ大詰め。選手たちは明日からスタートする東京選手権に出場した後、3月中旬に帰国する予定。また、今年の東京選手権にはNTC(味の素ナショナルトレーニングセンター)で練習を行っているバヌアツやフィジーの選手、オーストラリアの選手なども出場予定。東京選手権へ観戦に行かれる皆さんは、ぜひ声援を送ってあげてください!

仲村渠功ブログ『カレさんのラテン便り』
http://world-tt.com/blog/nakandakare/
  • とても明るく、礼儀正しいチリの選手たち。後列右から3番目が仲村渠さん

 今年6月から開催される「T2アジア太平洋卓球リーグ」に、世界ランキング4位の水谷隼選手(beacon.LAB)が参戦することが主催者側から発表された。

 現在、日本国内で進行中のプロリーグ構想「Tリーグ」と混同しやすいのだが、この「T2アジア太平洋卓球リーグ」は今年6月から12月まで香港で開催予定である、世界のトップ選手によるリーグ戦。すでに男子ではサムソノフ(ベラルーシ)、朱世爀(韓国)、陳建安(チャイニーズタイペイ)、シバエフ(ロシア)、女子では馮天薇(シンガポール)、鄭怡静(チャイニーズタイペイ)、サマラ(ルーマニア)、ポータ(ハンガリー)らの参戦が発表。賞金総額は150万ドル(約1億7千万円)で、大会では計228試合が予定され、1試合を24分で行う「24分マッチ」、ユニークなスコアシステムや多様なメディアを通じた配信など、様々な試みが行われるという。

 T2アジア太平洋卓球リーグのジェフ・チュエ代表は「T2アジア太平洋卓球リーグに水谷選手が参加することを嬉しく思います。日本No.1の水谷選手が加わるのはリーグにとっても素晴らしいことで、他の選手とくらべても並外れたプレーでファンを喜ばせてくれるでしょう」とコメントを発表している。同リーグの出場枠24名のうち、すでに14名のメンバーが発表されているが、残る10名(女子4名・男子6名)についても今週中には発表される見込みだ。