現在、東京体育館で開催中の東京選手権。先日、卓球王国WEBでも紹介したチリ選手団のほか、オーストラリア、韓国の強豪校である大田東山中学・高校など、海外選手も数多くエントリーしている。
そんな中、今大会にはスポーツを通じた国際貢献事業「スポーツ・フォー・トゥモロー」の活動の一環として、日本オリンピック委員会と日本卓球協会が招待したグアテマラ、フィジー、バヌアツ、コスタリカの4カ国から来日した16名の選手も出場。リオオリンピックにも出場したヨシュア・シン(バヌアツ)、サリー・イー(フィジー)の2選手も来日している。4カ国の選手は大会前にNTC(味の素ナショナルトレーニングセンター)で合宿を行い、東京選手権に参加中。9日間日本に滞在することとなっている。
残念ながら男女シングルス、ダブルスでは全選手が姿を消してしまったが、明日からスタートする男女ジュニア、カデットの部にも多くの選手が出場する。観戦に行かれる皆様は、ぜひ彼らのプレーに暖かい声援を!
☆選手コメント☆
ヨシュア・シン(バヌアツ)「日本に来たのは初めて。天気も良いし、とても良い感じだね。ちょっと寒いけど(笑)。NTCの雰囲気や設備は素晴らしかったし、良い経験になった。(東京選手権の)年代別の試合は非常に興味深い光景だったね。バヌアツでは卓球をしているのは若い選手だけだし、このように様々な年代の選手が、アグレッシブにプレーしているのは素晴らしいことだと思うよ」
サリー・イー(フィジー)「日本はみんなフレンドリーで、良い国だと思う。でも、とても寒いです(笑)。今回の合宿ではとても良い練習ができました。コーチたちがモチベーションを上げてくれるので、楽しく練習できた。フィジーは小さい国で卓球のコミュニティーも小さく、このような大会もあまりないです。日本に来て学んだことを、フィジーの卓球の発展に活かしていけたら良いなと思います。今大会では、自分のベストを尽くして、試合を楽しみたい」
※スポーツ・フォー・トゥモロー:2014年から2020年までの7年間で開発途上国をはじめとする100カ国以上・1000万人以上を対象に、日本国政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業
http://www.sport4tomorrow.jp/jp/