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 本誌ブログでもおなじみの仲村渠(なかんだかれ)功さん(元世界選手権日本代表)がJICA(独立行政法人 国際協力機構)のシニアボランティアとして南米のチリに10月から2年間派遣されることが決まった。JICAは政府開発援助(ODA)の実施機関として開発途上国への国際協力を行う機関です。
 仲村渠さんはすでにJICA派遣でアルゼンチンで4年間、コーチ活動をしたり、コスタリカのオリンピック委員会の招聘で半年間コーチ活動をされています。まさに、日本の卓球界の人的貢献として南米の卓球の発展に貢献しています。10月1日に日本を発ちますが、その活動の様子は卓球王国WEBのブログ「ラテン便り」でご覧なれます。 
http://world-tt.com/blog/nakandakare/
 日本卓球リーグ実業団連盟と日本学生卓球連盟の選手たちが、強化・交流を図る目的で昨年より開催されている「日本リーグ・日学連対抗卓球ドリームマッチ」。2回目となる今回は、9月15〜16日に新潟・新発田市カルチャーセンターで行われた。

 大会初日は日本リーグと日学連の選手たちによる団体戦が行われ、男子は8対8の引き分け、女子は10対6で日本リーグが勝利。また、2日目にはシングルスが行われ、男子は松平賢二(協和発酵キリン)が、女子は丹羽美里(淑徳大)が優勝を飾った。なお、男女シングルスベスト4入賞者は以下の通り。

【シングルスベスト4入賞者】
★男子
優勝:松平賢二(協和発酵キリン)
2位:張一博(東京アート)
3位:軽部隆介(シチズン)
4位:高木和卓(東京アート)

★女子
優勝:丹羽美里(淑徳大)
2位:松澤茉里奈(淑徳大)
3位:平野容子(東京富士大)
4位:狭間のぞみ(十六銀行)

写真提供:日本卓球リーグ実業団連盟
  • 男子シングルス入賞者

  • 女子シングルス入賞者

  • 決勝で張(東京アート)を下し優勝の松平賢二(協和発酵キリン)

  • 松澤との同士討ちを制した丹羽美里(淑徳大)

 9月12〜15日にベラルーシ・ミンスクでITTFワールドツアー・ベラルーシオープンが開催。男子シングルスで吉田海偉(DIOジャパン)が、男子アンダー21で三部航平(青森山田高)がそれぞれ優勝を遂げた。
 
 男子シングルスの決勝は吉田と三部の対決。ゲームオールの接戦の準決勝を勝ち抜けてきた両者だったが、決勝は吉田のワンサイドゲーム。三部を4-0(3,9,3,7)のストレートで下し、2006年のセルビアオープンに次いでツアー2度目となる優勝を果たした。
 敗れた三部は前日のアンダー21の決勝で東勇渡(JOCエリートアカデミー/帝京)を破り優勝を決めており、シングルス2冠を狙っていたが吉田の前に力が及ばなかった。
 また、女子アンダー21では宋恵佳(青森山田高)が2位に入賞した。

【ベラルーシオープン優勝記録】
● 男子シングルス優勝:吉田海偉 ※2位:三部航平
● 女子シングルス優勝:ヴィンター(ドイツ)
● 男子アンダー21優勝:三部航平 ※2位:東勇渡 3位:酒井明日翔
● 女子アンダー21優勝:イ・ユンエ(韓国) ※2位:宋恵佳 3位:石川梨良、加藤知秋
9月13日から16日に全日本クラブ選手権が福島市国体記念体育館で開催された。カテゴリーごとの結果は以下の通り。

男子一般1部
1位、KTY長崎(長崎)
2位、TTC浦和•土合B(埼玉)
3位、松徳クラブ(島根)、T.O.M(東京)

女子一般1部
1位、HIBIKI(大阪)
2位、MILFLUR(東京)
3位、福卓会(福島)、T.L.S(千葉)

男子 一般2部
1位、MD 相模 A(神奈川)
2位、GLORY(福島)
3位、大阪ナイトクラブ(大阪)、福卓会(福島)

女子 一般2部
1位、木更津クラブ(千葉)
2位、花野井クラブ(千葉)
3位、チャイム(神奈川)、peace(大阪)

男子 小•中学生の部
1位、アカシア(福岡)
2位、ねや卓球クラブ(岡山)
3位、浜寺アスリート倶楽部(大阪)、華兵ロードスカイ A(兵庫)

女子 小•中学生の部
1位、ミナミラボ(福井)
2位、Shochi Jr.瀬高(福岡)
3位、喜多方卓球ランド A(福島)、岸田クラブ(神奈川)

男子 50代の部
1位、日産追浜(神奈川)
2位、卓楓会(東京)
3位、秋山卓球(福岡)、チームN.E.O(島根)

女子 50代の部
1位、COLOR(神奈川)
2位、千代田クラブA(東京)
3位、大田クラブ(東京)、みらくる(大阪)


男子 60代の部
1位、清友クラブ(大阪)
2位、友卓会(東京)
3位、テニシャス•ナカーズA(神奈川)、サザンクロス(東京)

女子 60代の部
1位、武蔵野クラブ(東京)
2位、あすか(兵庫)
3位、江戸川クラブ(東京)、卓習会(東京)
 9月14日(土)午前10時から午後5時まで、兵庫・JR神戸駅前地下街「デュオこうべ」浜の手 採光ドームに於いて、「スターツ2013卓球女子ワールドカップ神戸大会」のPRイベントが開催される。
 イベントの内容は女子ワールドカップの紹介パネルや映像等の展示、卓球体験、卓球用品展示販売等となっている。参加は無料で事前申し込みも不要。神戸の地下街へ足を運んでみよう!

● 「スターツ2013卓球女子ワールドカップ神戸大会」PRイベント
日時:9月14日(土) 午前10時〜午後5時
開催場所:JR神戸駅前地下街「デュオこうべ」浜の手 採光ドーム
内容:
- 女子ワールドカップ紹介パネル、映像等展示
- 卓球体験(①岸田聡子ニッセイ女子監督代行と近畿大選手による実技指導②マシン体験)
- 卓球用品展示販売
- 「第3回神戸マラソン」紹介
その他:参加無料 ※事前申し込み不要

「スターツ2013卓球女子ワールドカップ神戸大会」は9月21日(土)〜23日(月)に神戸市立中央体育館にて開催。大会HP↓
http://kyomycom.net/w-worldcup/13kobe/index.html
 財団法人日本体育協会が、長年にわたりスポーツを続け、顕著な記録や実績を挙げた高齢競技者をたたえる「第8回日本スポーツグランプリ賞」に土佐昭子さん(浜卓会・神奈川)が選出。9月29日(日)に東京・グランドプリンス ホテル新高輪にて表彰式が行われる。

 土佐さんは長年に渡り卓球界で活躍を続けており、12年にスウェーデンで行われた「世界ベテラン選手権ストックホルム大会」の80〜84歳シングルスで優勝、同年の「全日本マスターズ」80歳以上でも優勝を遂げている。スポーツグランプリの受賞者は9名。他に史上最高齢(80歳)でエベレストの登頂を成功させた冒険家の三浦雄一郎さんらが受賞。

また、土佐さんが以下のTV番組に出演されます。

● 9月16日(月)13:05〜14:00
NHK「スタジオパークからこんにちは」
“一生 青春!”スペシャル イン 横浜

● 9月17日(火)8:30〜9:55
TBS「花まるマーケット」

※放送内容は予告なく変更となる場合があります。
  • 土佐昭子さん(12年全日本マスターズ)

 9月10日まで中国の遼寧省鞍山市で行われていた全中国運動会。男子シングルスで馬龍が女子シングルスで李暁霞がそれぞれ初優勝を飾り10日間に渡る熱戦に幕を閉じた。
大会の熱戦の模様は、卓球王国12月号(10月21日発売号)に掲載予定です。

【全中国運動会最終結果】
● 男子団体優勝:解放軍
● 女子団体優勝:山東省
● 男子シングルス優勝:馬龍(北京市)
● 女子シングルス優勝:李暁霞(山東省)
● 男子ダブルス優勝:樊振東/周雨(解放軍)
● 女子ダブルス優勝:木子/曹臻(解放軍)
●混合ダブルス優勝:馬龍/丁寧(北京市)

大会の詳細は「全中国運動会・速報」をご覧ください(バナーをクリック)↓

 日本時間で9月8日早朝に、2020年の夏季五輪の東京開催が決定した。テレビの実況に見入っていた方も多いだろう。マドリード、イスタンブールと競い、最後は東京に決定。日本全国が五輪開催で沸き立った。
 1964年以来、56年ぶりの日本での、そして東京での開催だ。計り知れない経済効果も叫ばれているが、何よりスポーツ界にもたらす効果は絶大。ちなみに卓球会場は千駄ヶ谷の東京体育館に決まっている。全日本選手権などが開催されてきた日本にとっての「卓球の聖地」東京体育館で、2020年に夏季五輪卓球競技が行われる。
  • 東京体育館/昨年の全日本選手権から

 9月6〜8日に群馬・群馬県総合スポーツセンターで行われた「第47回全日本社会人選手権」。男子シングルスは軽部隆介(シチズン)が、女子シングルスは阿部恵(サンリツ)がそれぞれ初優勝を果たした。また、女子ダブルスで優勝した藤井寛子/若宮三紗子ペアは、同種目3連覇を達成した。

 なお大会の模様は卓球王国11月号(9月21日発売号)に掲載予定です。

=各種目上位の記録=
●男子シングルス
優勝:軽部隆介(シチズン)
2位:張一博(東京アート)
3位:森田侑樹(シチズン)、時吉佑一(ZEOS)

●女子シングルス
優勝:阿部恵(サンリツ)
2位:野中由紀(十六銀行)
3位:岡本真由子(サンリツ)、市川梓(日立化成)

●男子ダブルス
優勝:水野裕哉/大矢英俊(東京アート)
2位:森田侑樹/軽部隆介(シチズン)
3位:松渕健一/根田雄一(T.O.M)、時吉佑一/安藤康寛(ZEOS/岐阜信用金庫)

●女子ダブルス
優勝:藤井寛子/若宮三紗子(日本生命)
2位:重本幸恵/彭雪(サンリツ)
3位:土田美紀/三宅菜津美(中国電力)、阿部恵/中島未早希(サンリツ)
  • 男子シングルの全日本タイトルは全中以来の軽部

  • 好調の阿部。全国初タイトル

 9月4~7日にポルトガル・マディラ諸島のフンシャルでITTFジュニアサーキット・フンシャルジュニア&カデットオープンが開催。ジュニア男子シングルスで及川瑞基(青森山田高)がジュニア女子シングルスで加藤知秋(県立岐阜商業高)が優勝。また、男女団体でも日本が優勝を果たした。

 ジュニア男子では、シングルス準決勝で及川がポランスキィ(チェコ)に1-3の劣勢から大逆転で勝利。決勝ではチェン(ポルトガル)を4-2で下し優勝を決めた。また高橋徹(青森山田高)は3位に入った。団体では日本は決勝で地元ポルトガルAを3-1で下しV!

 加藤と宋の対決となったジュニア女子シングルス決勝は、4-2で加藤に軍配が上がった。ジュニア女子団体でも日本は他チームを圧倒しリーグ優勝。カデット男子でも吉田大輔(青森山田中)が3位入賞と、日本のジュニアが大活躍の大会となった。

【ITTFフンシャルジュニア&カデットオープン優勝記録】
●ジュニア男子団体優勝:日本(及川瑞基、高橋徹、吉田大輔)
●ジュニア女子団体優勝:日本/ポルトガル(宋恵佳、加藤知秋、ヌネス)
●カデット男子団体優勝:ベラルーシ
●カデット女子団体優勝:ロシア/ポルトガル
●ジュニア男子優勝:及川瑞基 3位:高橋徹
●ジュニア女子優勝:加藤知秋 2位:宋恵佳
●カデット男子優勝:カニン(ベラルーシ) 3位:吉田大輔
●カデット女子優勝:マラニーナ(ロシア)