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 第15回全国中学選抜卓球大会は3月28日に男女団体決勝まで行われ、男子決勝は昨年度優勝の愛工大附(愛知)が青森山田(青森)を3-1で破り2連覇。女子決勝は、明徳義塾(高知)が3−0で明豊(大分)を破り、2年ぶり4回目の優勝を果たした。

 男子優勝の愛工大附は、エースの左腕・木造を中心に、どこからでも点が取れる充実の布陣。決勝4番では打球点の高いバックドライブが武器の髙見が、これまで分の悪かった昨年の全日本カデット(14歳以下)チャンピオン・沼村を下し、優勝を決めた。昨年の全中選抜から連勝街道をひた走る愛工大附。真田浩二監督は「このチームで全中選抜を戦うのはこれが初めて。過去の戦績は関係ないと選手たちには言っていた。決勝前に言ったことはひとつしかないです。やるべきことをやる、ということ」と語る。接戦にも動じない選手たちのプレーは、「常勝」のオーラをまといつつある。

 女子優勝の明徳義塾は、フォア強打が強烈な三村、クレバーなカウンター戦術を見せる井、守備範囲の広いカットの加藤と選手層が厚かった。高校選抜を戦い終え、島根に移動して今日からベンチに入った佐藤利香監督は「この優勝はあくまで夏(全国中学校大会)に向けての通過点」とコメント。その視線の先には、今大会は不出場だった夏の全中10連覇中の四天王寺羽曳丘がいる。全中が今から楽しみだ。
 大会の詳細な報道は4月21日発売の卓球王国6月号に掲載します!

〈男子団体〉●1位トーナメント
優勝:愛工大附属中(愛知・2年連続2回目)
準優勝:青森山田中(青森)
3位:野田学園中(山口)、浜松修学舎中(静岡)
●2位トーナメント
優勝:日南学園中(宮崎)
●3位トーナメント
優勝:可部中(広島)

〈女子団体〉●1位トーナメント
優勝:明徳義塾中(高知・2年ぶり4回目)
準優勝:明豊中(大分)
3位:玖珂中(山口)、横浜隼人中(神奈川)
●2位トーナメント
優勝:日吉中(愛媛)
●3位トーナメント
優勝:青木中(埼玉)
  • 男子団体優勝の愛工大附中

  • 女子団体優勝の明徳義塾中

  • 団体決勝で優勝を決めた愛工大附中の髙見

  • 将来が楽しみな明徳義塾中の井

 3月29日(土)・30日(日)の2日間、山形県の南陽市民体育館で『卓球王国杯』が開催されている。初日の29日はカデット・ジュニアの部が行われ、明日30日はカブ・ホープス・一般・ラージボールの部が行われる。
 13年前に、編集長の故郷・山形の卓球関係者が「卓球王国」という名前を少しでも広めようと企画してくれた大会で、2011年を除いて毎年1回開催されている。初回の参加者は300人を超える程度だったが、地元のボランティアの皆さんのおかげで年々参加者が増え、昨年から2日にわたって開催されることになった。今年の参加者はのべ1300人を超えたという。高校選抜を終えた足で駆けつけた千葉経済大付属高や、隣の県の福島・帝京安積高など強豪も参加している。この記録は、4月21日発売の6月号に掲載します。
 3月28日、島根県の県立浜山体育館・カミアリーナで開幕した第15回全国中学選抜卓球大会。今日28日は男女団体の予選リーグが終了し、ベスト16が出揃った。男子の愛工大附、明徳義塾、明豊、尾久八幡、野田学園、青森山田、女子の武蔵野、日南学園、明徳義塾、山陽女子、鯖江中央、横浜隼人という有力校はいずれも決勝トーナメント(ベスト16)に駒を進めている。

 最終結果は大会終了後、すぐにお伝えしますが、まずは昨日の予選リーグで目を引いた選手を紹介しましょう。男女とも意外なほどペンホルダーが多い。ほとんどの選手は裏面打法を操るが、日本式ペンの片面のみで勝負する選手も。どの選手も懸命なプレーで、緊張感がこちらにもヒシヒシ伝わってくる。
  • 高富中を破った千葉・鎌ヶ谷三中のチョッパー・計良和花選手

  • 地元・益田東中の新宮唯選手はレシーブから裏面打法で攻める

  • 強烈なハイトスサービス、鹿児島・れいめい中の福山善哉選手

  • ゴリゴリドライブで押す、沖縄・沖縄東中の川上大和選手

  • 岩岡中戦のラストを締めた愛知・富貴中の高津佳奈選手

  • 素晴らしいファイトを見せた熊本・八代三中の中野瑞貴選手

3月26〜28日、滋賀県で開催された全国高校選抜大会。
最終日に男女団体の決勝が行われ、男子は野田学園、女子は希望が丘がそれぞれ優勝を果たした。

男子決勝は前半の1、2番が勝敗を分けたと言っていいだろう。
青森山田は相性の良い坪井で野田学園エースの吉村を狙いにいったが、逆に青山で坪井を狙われてしまう。
「裏の裏を読んだ」という、橋津監督の采配で、青山は坪井を、吉村は及川に勝利し、2-0でダブルスへ繋いだ。
青森山田はダブルスを取り返したが、5番で平野が苦しみながら一ノ瀬を下して、優勝を決めた!

女子は「四天王寺に勝つ!」と意気込んできたという希望が丘が優勝。
ライバルの四天王寺は準々決勝で明徳義塾に敗れたが、「四天王寺以外とやることで、選手たちが気を抜かないように引き締めた」と石田眞行監督が緊張感をしっかりコントロール。
前田、徳永のツインエースに加え、中澤と趙が脇を固めるという布陣は強力。
素晴らしい戦いで、希望が丘女子が選抜初優勝を飾った。


【男子学校対抗】
優勝:野田学園
準優勝:青森山田
3位:愛工大名電、明豊

【女子学校対抗】
優勝:希望が丘
準優勝:正智深谷
3位:明徳義塾、大野

【シングルス2部】
男子優勝:村上奨記(高田)
女子優勝:岩本結菜(誠修)

詳しい報道は卓球王国6月号(4月21日発売)に掲載予定です
 2014年3月23日、イングランドのロンドン南東部にあるプラムステッド・ラディカル・クラブで卓球ラリーの世界最長記録が更新された。8時間40分5秒という記録を打ち立てたのはピーター・アイビスとダニエル・アイビスのお父さんと息子。前立腺がんの募金集めのために企画、実行し、記録、募金額ともに成功した。

 日本では2009年8月に日本テレビの「24時間テレビ 愛は地球を救う」で松下浩二氏(現ヤマト卓球株式会社代表)と木村寛氏が8時間34分29秒の記録を達成し、当時の最長記録を更新した実績がある。

世界最長ラリーの動画はこちらから↓
https://www.youtube.com/watch?v=4TEzhnnl_Ew

情報提供:ITTF(国際卓球連盟)
http://www.ittf.com/_front_page/ittf_full_story1.asp?ID=34770&Category=General&Competition_ID=&
 ついに、JA全農世界卓球まで1カ月。都民に耳よりなニュースが飛び込んできた(地方の皆さん、ごめんなさい)。JA全農世界卓球事務局WEBのニュースリリースによると、特別共催の東京都による「都民観戦招待」が実施されるそうだ。
 大会期間中(4月28日〜5月5日)、各日15組/30人の合計120組240名を招待してくれるそう。対象は都内在住・在勤・在学の小学生以上(小学生は保護者とのペアに限る)。応募方法は往復はがき。詳しくは下記をご覧ください。締め切りは4月14日。

http://2014wtttc.com/news/?p=141
 申請中だったニッタク社のプラスチックボール「ニッタク プレミアム40+」がITTF(国際卓球連盟)の公認を受け、本日付でITTFのホームページで発表された。
 ニッタクのプラスチックボールは継ぎ目のあるもので、昨年に申請をして、長くITTFからの公認がおりるのが待たれていた。
 いつくらいから大量生産に入るのかは不明だが、すでに中国の4メーカーは公認され、ニッタクが加わり、世界では5社目になった。

 中国国家チームの2軍チーム(ジュニア)ではすでにプラスチックボールで練習が行われているとのこと。今回のニッタクボールの公認で、国内での供給がいつになるかが注目される。
 本日、3月24日は平野早矢香選手(ミキハウス・日本代表)の29歳の誕生日です。そして松澤茉里奈(淑徳大→日立化成)選手も同じ誕生日で、22歳になりました。
 平野選手、世界卓球頑張ってください。卓球を愛し、卓球の神に愛されている選手として、東京大会で笑顔が見たいですね。
 松澤さんは週末、卓球王国の撮影でご協力いただきました。ありがとうございました。
3月21〜23日、山形県天童市で行われた全国ホープス選抜。
男子はカデット王者の宇田(Meiji c.s.c)を擁する東京、女子は選手層の厚さで他チームを上回った愛知が優勝を果たした。

【男子】
優勝:東京
準優勝:北海道
3位:兵庫、愛知

【女子】
優勝:愛知
準優勝:神奈川
3位:岡山、岐阜
 水谷隼は準々決勝で荘智淵(チャイニーズタイペイ)に4-1で勝利し、準決勝に進出。準決勝の相手は若手No.1と評される樊振東(中国)。水谷本人がブログで書いているように「作戦が噛み合わず…」、初(はつ)対戦は完敗に終わった。だが、3位決定戦では陳建安(チャイニーズタイペイ)に勝利し、見事、銅メダルを獲得した。
 松平健太は準々決勝で陳建安に2-4で惜しくも敗れ、5・6位決定戦へ。相手は第1ステージで勝利していた金珉鉐(韓国)だったが2-4で敗退、7・8位決定戦に回るが荘智淵にも敗れ、8位で終えた。
 ちなみに、優勝したのは中国の馬龍。後輩・樊振東をフルゲームの末に破った。

 平野早矢香はチャレンジトーナメントで馮天薇と対戦したが、3-0で敗れ、準々決勝に進むことはできなかった。
 女子の優勝は、中国の丁寧。準優勝は李暁霞(中国)だった。

 結果は、以下のとおり。
●男子 準々決勝
馬龍(中国) 2、-7、7、7、7  金珉鉐(韓国)
陳建安(チャイニーズタイペイ) 3、-12、7、-10、10、9 松平健太(日本)
水谷隼(日本) 4、7、8、-7、4 荘智淵(チャイニーズタイペイ)
樊振東(中国) 3、11、7、10 アチャンタ(インド)

●男子 準決勝
馬龍 13、7、10、-4、6 陳建安
樊振東 7、10、4、7 水谷

●男子 決勝
馬龍 9、8,-9、6、-7、-9、8 樊振東

●男子3・4位決定戦
水谷 5、-4、6、7、11 陳建安

●女子 準々決勝
丁寧(中国) 11、9、-6、7、11 馮天薇(シンガポール)
ユ・モンユ(シンガポール) 7、9、-7、-8、9、10 石賀浄(韓国)
リ・ミョンスン (北朝鮮) 8、9、6、5 李皓晴(中国)
李暁霞(中国) 4、5、3、7 ナンタナー(タイ)

●女子 準決勝
丁寧 9、8、4、8 ユ・モンユ
李暁霞 -9、4、9、13、3 リ・ミョンスン

●女子 決勝
丁寧 9、-8、9、6、-7、6 李暁霞