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速報・現地リポート

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第48回 世界選手権(個人戦)上海大会

藤沼/福原  -9、5,8,6,9 シュトルビコワ/バチェノフスカ(チェコ)
梅村/金沢 -10、7,4,7,9 バクラ/パオビッチ(クロアチア)
日本のマスコミではこの間の上海での反日デモや5.4運動に関連づけて今大会を報道をしているかもしれないが、実際には町を歩いていても、体育館の周辺や中でもそういう反日ムードはあまりない。水谷・梅村対韓国ペアのダブルスの時に相手の応援が多かったくらいだ。
実際には日本選手が試合をしている時に中国選手も試合をしているのでそちらのほうに関心が行っている様子だ。仮に日本と中国が対戦しても、それは通常地元の中国を応援するわけなので、それほどピリピリしたり、嫌な思いをすることはあまりない。これから台数が少なくなった場合はわからないが、今のところ、スポーツはスポーツという感じなのだ。
 
坂本竜介 5,-11、-8,-8、-5 ブラシュチック(ポーランド)
出足は良かった坂本だが、百戦錬磨のブラシュチックにつかまった。2ゲーム目をジュースで落としたのが痛かった。
岸川は世界42位のフランスのエロワと1回戦で対戦。出足から激しい競り合いになったが、要所でベテラン、エロワのカウンターが決まり、最終ゲームを7本で落とし、敗れた。世界ランキングからすれば不思議な負けではないが、チャンスがあっただけに悔しい敗戦だった。

岸川聖也 12、-9、-8、8、4、-5、-7 エロワ(フランス)

ドイツ応援団

2005/05/02

サブアリーナにひときわ野太い声が響く。鳴り物を加えた応援は大迫力のドイツ応援団。写真はボージックを応援している男性5人組。ボージックのファンのようだ。
日本では決して味わえない様々な応援方法が体験できるのも世界選手権ならではだ。
福原愛  -9、6,7、9、-7、7 ボロノワ(ロシア)
藤井寛子  -6、6,6,4,5 シブリー(イギリス)
金沢咲希 -9、4,5,6,3 ネベス(ポルトガル)

坂本/福原  -7、8,7、-9、4,6 オステス/ウンカー(ベルギー)
岸川/藤沼  6,4,-6、9,6 馮哲/カサボワ(ブルガリア)


五輪金メダリストの柳承敏の混合ダブルスに対し、日本の水谷・梅村組は惜しくも敗れた。日本ペアの巧みなテクニックに対し、韓国ペアは出足で戸惑い、日本ペアが3ゲーム連取。しかし、最後はゲームオールの9本で日本ペアは敗れた。
高木和卓・平野早矢香組は中国ペアに完敗し、混合ダブルスの舞台から消えた。
水谷/梅村  8,10、7,-5,-7、-7、-9 柳承敏/金恵賢(韓国)
高木和/平野  -5,-6,-6,-6 劉国正/白揚(中国)
この試合に限っては、会場の中国の観衆は韓国ペアを応援していた。
水谷/梅村  8,10、7,-5,-7、-7、-9 柳承敏/金恵賢(韓国)
水谷・梅村組は初戦でタイペイの若手ペアと対決。落ちついて4-1で下した。「久しぶりに組んだが思ったよりよりもうまくできた」(梅村)。帰化選手同士の吉田・金沢組はドイツのペアに接戦負けで、姿を消した。インドペアと対戦した坂本・福原組は2ゲームを落としたものの、力の差を見せつけ、勝利した。特にインドの女子選手の力を落ちるために、逆に坂本の集中力が上がらない印象を受けた。
水谷/梅村  9,7,10、-5、9 姜宏杰/李怡辰(チャイニーズタイペイ)
吉田/金沢  11、-9、-9、6,-5、-10フェイヤー-コナート/シュトルーゼ(ドイツ)
坂本/福原  6,5,5、-7、-9、5 ロイ/ビジェイ(インド)


■ 混合ダブルス
〈1回戦〉
10:00 吉田/金沢  フェイヤー-コナート/シュトルーゼ(ドイツ)
10:00水谷/梅村  姜宏杰/李怡辰(チャイニーズタイペイ)
10:45坂本/福原  ロイ/ビジェイ(インド)
10:45高木和/平野  チャン/バン(アメリカ)
10:45岸川/藤沼  マチャド/SOLICHEDO(スペイン)
11:30吉田/金沢 成応華/リード(アメリカ)
11:30水谷/梅村  柳承敏/金恵賢(韓国)
12:15坂本/福原  スミルノフ/モロゾバ(ロシア)
12:15高木和/平野 劉国正/白揚(中国)
12:15岸川/藤沼   
13:45藤井寛子  シブリー(イギリス)
13:45金沢咲希 
13:45福原愛  ボロノワ(ロシア)
14:30岸川聖也 エロワ(フランス)
15:15坂本竜介 ブラシュチック(ポーランド)
16:00藤沼/福原 シュトルビコワ/バチェノフスカ(チェコ)
16:00梅村/金沢 バクラ/Ve.パブロビッチ(クロアチア)
16:45坂本/岸川 梁柱恩/張ユク(中国香港)
このあと、試合が続き最後の試合は夜の9時です