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速報・現地リポート

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世界選手権広州大会(条太の広州ぶるるん日記)

水谷勝利

2008/02/26

6-0で、クズミンがフォア前を飛び込みざまに長い腕を使ってストレートに流れるシュート気味のフリックをすると、なんと水谷これに飛びつきざまにフォアクロスにカーブドライブ。くーったまらん。

最後はサービスエースで11-2で勝ち。

日本1-0ロシア

タイムアウト

2008/02/26

 水谷4-0クズミン でクズミンたまらずタイムアウト。水谷が負ける要素は見当たらない。

軍人

2008/02/26

 この軍人たち、試合開始のときに拍手したっきり、微動だにしない。卓球に興味ないのだろうか。あるいは、軍人たるもの、命令がないといっさい動けないとか。今野さんが「インタビューして来い」という。やだよそんなの。

 水谷、1ゲームを楽にとり、2ゲームめは競ったが9本で取り、2-0。
 男子団体が始まった。会場が異様に盛り上がっていると思ったら、観客席の一角を軍人が陣取っている。女子が中国対アメリカなのだ。王楠と高軍がやっている。これは中国は徹底的に叩きたいだろう。

日本対ロシアは水谷対WR76位のクズミンだ。
 今回、テレビ東京の女子の放送の解説をしている日本生命の岸田聡子さんがプレスのところに来てくれたのでしばらく語った。私は初対面だったが、あの岸田選手だとはすぐに分からず失礼をしてしまった。

 すかさず解説で「逆モーション」を使うよう進言した。しかしなにしろ「横下回転」でさえも難しいから使わないようにさせられているぐらいなので、たぶん難しいだろう。しかしそれも説得次第だ。「逆モーション」は人の心を捉えるポテンシャルをもつ数少ない卓球界の専門用語だ。別に私の連載とブログのタイトルだから言うわけではない。
 レストランの隣に雑貨店があったので入ってみた。いろいろと珍しそうなものが売っていたのでとりあえずお菓子と缶コーヒーを買った。ネッスルの缶コーヒーだ。たぶん怖ろしくまずいに違いないと思って楽しみにして飲んだらなんとこれがまとも。日本で売っているのと同じようなミルクリッチの美味しい缶コーヒーだった。

また散策

2008/02/26

 道路を歩いていると噂に聞いたとおりみんな歩きながら「カアーッ、ペッ」と痰を吐く(そんな写真は載せないのでご安心を)。郷に入れば郷に従えとばかり私もわざとやってみたが、やはり抵抗がある。そればかりか、歩きながら手鼻をかんでいる人もいる。いや、それどころか、クルマの運転席から外に向けて手鼻をかむ熟練者もいた。慣れているようで、見事に飛ばしていた。これはマネしなかった。でも、体育館の中の廊下でも痰を吐いている人がいるのにはさすがに驚いた。

 痰を吐くのが汚いと言っても、じゃあ、他の国の人は痰がからんだらどうしているかといえば、飲んでいるわけだから、中国人に言わせれば「そっちの方が汚いじゃないか」となるのかもしれない。インド人は大便をした後、トイレに置いてある容器に入った水で左手で肛門を洗う。日本人はこれを汚いと思うが、インド人に言わせれば「水を使わないで紙で拭いただけにするなんて不潔な」ということになる。なんだって、それぞれに言い分があるものなのだ。
 今晩のテレビ東京の視聴率が楽しみだ。なにしろ2-2でフルセットでマッチポイントを握られてから勝つんだからこれはたまらない。しかもそれぞれに魅力的な女性。これで視聴率が上がらないはずがない。私もところどころ映っているはずだ。世紀の大試合に参加できて嬉しい。

 しかしああいう凄い試合を見ると、凄い音楽や凄い映画、偉大な人の話を見聞きした後と同じような、なんともいえない焦りを感じる。つまり「俺はこんなことでいいのか」という気持ちだ。みんなもそうなんだろうか。そう思わせてくれることがまた楽しいんだなこれが。無闇にやる気がでるのだ。

ID証

2008/02/26

 それにしてもプレスのID証の私の写真はひどい。自分で送ったとはいえ酷すぎないか。ちょっと縦に縮んでるし。もうすこしマシなものを送ればよかった。
 夜の男子の試合まで時間が空いたので食事がてら会場の周りを散策してきた。

 ガソリンスタンドみたいなんだが、自転車や洗濯物が干してありよく分からない。不思議な味わい深い光景だ。

 昨日と同じ酒店で食事。酒店とはレストランのことだ。ちなみに、飯店とはホテル。九つの疑惑がありそうな名前のレストランだ。今日の店員は英語がゼロなのですべて手招きで注文した。牛肉の炒め物で、入っている野菜がみょうがのような味がして微妙だったが基本的な味付けが美味しいので問題なし。